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高知スーパーマーケット

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株式会社高知スーパーマーケット(こうちすーぱーまーけっと)は、高知県高知市高須に本社がある高知県で営業展開しているスーパーマーケットである。通称は高知スーパー。元ダイエーグループの企業である。2006年8月16日に自主解散(事実上の自主廃業)し、10月15日までに全店舗を閉店することが明らかになった。

概要

1958年(昭和33年)に設立され、サニーマートと共に高知県の主要スーパーとしての地位を作ってきた。高知県はスーパーのチェーン店が四国の他県と比べ早い段階で作られたため、高知県内で高知スーパーやサニーマートの他サンプラザサンシャインナンコクスーパーハイパープラザ(現在は全店舗をナンコクスーパーに衣替えしている)といった会社としのぎを削ってきた。

しかし昭和末期になって徐々に経営が悪化したため、1988年(昭和63年)に中内功率いる(当時)ダイエーに支援を求め、ダイエークループとして再生を図ることになった。これは中内の先祖が、高知県出身だったことも強く働いたともいわれている。(この翌年に、福岡ダイエーホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)が高知にキャンプを張ることになった。)ダイエーグループになったことにより一時的に経営を持ち直したものの、90年代後半から今まで進出してこなかったマルナカ香川)やフジ愛媛)あるいは大手のジャスコイオン)といった高知県外の四国地区・全国区の県外資本のスーパーが相次いで高知県に進出したことにより、今まで以上に競争が激化したことに加えて、親会社ダイエーの急速な経営悪化も働き、再び苦しい経営状態に陥ることになった。2003年(平成15年)の2月に2月末のフランチャイズ契約の満了と共にダイエーグループからの離脱を表明し、自力で経営改善を図ることになったが、経営は改善するところか競争の激化により悪化の一途をたどったため、2006年(平成18年)8月16日に自主解散し、2006年10月15日までに全店舗を閉店する方針であることを明らかにした。

店舗

高知県で現在7店舗で営業している。かつて9店舗あったが、そのうち2店舗をサニーマートに譲渡した。
2006年に自主解散する方針を明らかにした際、みその店とさえんば(菜園場)店は9月末に閉店、帯屋町商店街西端にあるバルザ店を始め残り5店舗は10月15日に閉店することが明らかになった。

備考

  • ダイエーグループだった時代は、ダイエーがやっている一の市をやっていた。現在はダイエーグループから離脱したものの、商品の商品供給などは引き続きうけている。またオーエムシーカード(OMCカード)は現在も署名なしで使用できる。

外部リンク