西浦直亨
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東京ヤクルトスワローズ #3 | |
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2014年8月17日、横須賀スタジアムにて | |
基本情報 | |
国籍 |
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出身地 | 奈良県奈良市 |
生年月日 | 1991年4月11日(33歳) |
身長 体重 |
178 cm 75 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 内野手 |
プロ入り | 2013年 ドラフト2位 |
初出場 | 2014年3月28日 |
年俸 | 3,000万円(2020年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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西浦 直亨(にしうら なおみち、1991年4月11日 - )は、奈良県奈良市出身のプロ野球選手(内野手)。右投右打。東京ヤクルトスワローズ所属。ウンコマン
経歴
プロ入り前
大淀町桜ケ丘小学校の3年から野球を始め、投手。中学校時代は捕手にコンバート。天理高校進学後に内野手へ転向[2]。1年秋から控え内野手としてベンチ入り。3年春・夏の全国大会に出場。天理高校の1学年後輩に中村奨吾がいた。 法政大学に進学後、1年春からベンチ入り、4年春のリーグ戦でベストナイン。同校野球部の3年先輩に加賀美希昇、山本翔也、2年先輩に三上朋也、1年先輩に三嶋一輝、同級生に木下拓哉、1学年後輩に石田健大がいる。リーグ通算62試合に出場、217打数52安打、打率.240、6本塁打、35打点。
2013年のドラフト会議で東京ヤクルトスワローズから2位指名を受け、入団。背番号は3。
プロ入り後
2014年、開幕戦の対横浜DeNAベイスターズ戦(明治神宮野球場)で8番遊撃手でプロ初出場、初先発。初回の初打席で三嶋一輝から左翼へ3ラン本塁打を放つ。開幕戦での新人選手の初打席初本塁打はセントラル・リーグでは初めて[3]。華々しいデビューを飾ったが、その後は結果を残すことができず、4月下旬に登録を抹消され、シーズン終了まで1軍に上がることはなかった。2軍でも、打率.217と低打率に終わり、打撃に課題を残したシーズンとなった。
一方で、この年の秋季キャンプ終了後、真中満から徳山武陽、古野正人、荒木貴裕らと共に、1番成長が感じられた選手の1人として挙げられている[4]。
2015年4月28日に、「侍ジャパン大学日本代表 対 NPB選抜」のNPB選抜に選出された事が発表された[5]。しかし6月25日に、出場辞退した事が発表された[6]。シーズンでは新加入の大引啓次の存在もあり遊撃のレギュラー争いが厳しくなった中、3割近くの打率を残し打撃の成長を証明したが、後半戦は腰痛により離脱し、わずか26試合の出場に留まった。
2016年は開幕から一軍入りを果たし先発出場の機会が与えられながら結果を残せず、5月中旬以降は二軍暮らしが続いたが、7月からは腰痛の不安を抱える大引に代わってスタメンに座ることが増えた。7月22日の中日ドラゴンズ戦(ナゴヤドーム)ではラウル・バルデスから自身初となる満塁本塁打を左越えに放ち勝利に貢献した。9月28日と9月29日の横浜DeNAベイスターズ戦では自身初の2試合連続本塁打を記録している。後半戦からはレギュラーの座を手中に収め自身最多の72試合に出場、7月まで2割を下回っていた打率を.255まで伸ばすと共に7本塁打、チーム2位の9盗塁を記録するなど走攻守に存在感を示した。オフには、シーズン中に結婚していたことを発表[7]。
2017年は、内野のレギュラー候補として期待され開幕スタメンにも名を連ねたが、チームが低迷する中で自身も打率.208、本塁打なしと苦戦。前年と同じ72試合の出場に留まった。
2018年は、キャンプから廣岡大志とのショートの定位置争いを繰り広げたが、オープン戦で結果を残せず開幕スタメンを逃した。しかし、川端慎吾の離脱や廣岡の不振によりショートやサードで出場機会を得ると、好調を維持してスタメンの機会を増やす。川端と大引の復帰後は不振の廣岡に代わりショートのレギュラーに定着。5月から6月は好調で、1番打者としても起用された[8]。9月9日の阪神戦では2打席連続本塁打を放ち、自身初の二桁本塁打を達成した[9]。好不調の波が激しく打撃フォームの変更など試行錯誤もあったが、自身初の二桁本塁打、規定打席到達とレギュラー定着を果たすシーズンとなった。
選手としての特徴・人物
走攻守においてバランスの良い遊撃手。安定したスローイングなど堅実な守備面での評価が高い[10]。打撃面では、リストが強く、ツボにはまった時は力強い打球を飛ばす[11]。
2014年度のファン感謝デーでは投手野手対抗歌合戦のコーナーで三輪正義、藤井亮太と一緒にSMAPのらいおんハートを熱唱した。三輪、藤井と無難にこなした後を継いだ西浦の独特の音程に客席からはすぐに笑い声があがったが、なかなかの声量で本人は気持ち良さそうに歌い切った。自己採点はと聞かれると爽やかに「100点だと思います」と答えた西浦にファンからは暖かい拍手が送られた[12]。
また、観客やファンサービスを兼ねて東京音頭を披露することもあるが、ジャイアンリサイタルレベルなのでつば九郎が気絶している。
詳細情報
年度別打撃成績
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2014 | ヤクルト | 14 | 36 | 32 | 5 | 5 | 1 | 0 | 1 | 9 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 6 | 0 | .156 | .250 | .281 | .531 |
2015 | 26 | 48 | 44 | 9 | 13 | 3 | 1 | 1 | 21 | 5 | 1 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 12 | 0 | .295 | .340 | .477 | .818 | |
2016 | 72 | 273 | 247 | 21 | 63 | 12 | 0 | 7 | 96 | 28 | 9 | 3 | 2 | 1 | 23 | 0 | 0 | 54 | 3 | .255 | .317 | .389 | .706 | |
2017 | 72 | 171 | 144 | 9 | 30 | 6 | 0 | 0 | 36 | 8 | 3 | 0 | 8 | 2 | 16 | 1 | 1 | 31 | 5 | .208 | .288 | .250 | .538 | |
2018 | 138 | 550 | 479 | 57 | 116 | 28 | 0 | 10 | 174 | 55 | 1 | 2 | 20 | 3 | 40 | 1 | 8 | 88 | 10 | .242 | .309 | .363 | .673 | |
2019 | 44 | 162 | 149 | 17 | 35 | 9 | 0 | 4 | 56 | 19 | 0 | 0 | 2 | 0 | 10 | 0 | 1 | 35 | 6 | .235 | .288 | .376 | .663 | |
NPB:6年 | 366 | 1240 | 1095 | 118 | 262 | 59 | 1 | 23 | 392 | 120 | 14 | 5 | 33 | 6 | 96 | 2 | 10 | 226 | 24 | .239 | .305 | .358 | .663 |
- 2019年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
二塁 | 三塁 | 遊撃 | |||||||||||||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2014 | ヤクルト | - | - | 13 | 13 | 23 | 2 | 2 | .947 | ||||||||||
2015 | - | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | 23 | 19 | 38 | 0 | 5 | 1.000 | ||||||
2016 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 37 | 18 | 43 | 0 | 2 | 1.000 | 46 | 64 | 112 | 4 | 18 | .978 | |
2017 | - | 23 | 2 | 27 | 0 | 3 | 1.000 | 47 | 39 | 100 | 4 | 18 | .972 | ||||||
2018 | - | 14 | 7 | 21 | 0 | 4 | 1.000 | 127 | 183 | 381 | 11 | 71 | .981 | ||||||
2019 | - | - | 43 | 58 | 92 | 3 | 15 | .980 | |||||||||||
通算 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 76 | 27 | 91 | 0 | 5 | 1.000 | 299 | 376 | 746 | 24 | 129 | .979 |
- 2019年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
記録
- 初記録
- 初出場:2014年3月28日、対横浜DeNAベイスターズ1回戦(明治神宮野球場)、8番・遊撃手で先発出場
- 初打席・初安打・初打点・初本塁打:同上、1回裏に三嶋一輝から左越3ラン ※史上55人目の初打席本塁打(初球での達成は史上8人目)
- 初盗塁:2015年5月9日、対中日ドラゴンズ7回戦(こまちスタジアム)、6回裏に二盗(投手:吉見一起、捕手:松井雅人)
- その他の記録
- 開幕試合初打席本塁打 ※セ・リーグ初、1950年の戸倉勝城以来64年ぶり史上2人目
- 開幕試合初打席初球本塁打 ※NPB史上初
背番号
- 3 (2014年 - )
登場曲
代表歴
出典
- ^ ヤクルト - 契約更改 - プロ野球. 日刊スポーツ. 2020年1月22日閲覧。
- ^ 2013年プロ野球ドラフト 西浦直亨 スポニチアネックス 2014年3月16日閲覧[リンク切れ]
- ^ 西浦 プロ野球史上初の3点弾は「体が勝手に反応した」 スポーツニッポン 2014年3月28日閲覧
- ^ [1]
- ^ 侍J大学代表vsNPB選抜 メンバー発表 日本野球機構公式サイト (2015年4月28日) 2015年5月24日閲覧
- ^ ユニバーシアード 日本代表壮行試合 NPB選抜チーム出場選手変更のお知らせ 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト (2015年6月25日) 2015年6月26日閲覧
- ^ “ヤクルト西浦が結婚「知的で品がある」元CA美人妻 - 野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2019年10月20日閲覧。
- ^ “ヤクルト西浦、新1番のひと振りで連敗止めた - プロ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2019年10月20日閲覧。
- ^ “ヤクルト西浦直亨が2打席連発で自身初2桁10号 - プロ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2019年10月20日閲覧。
- ^ “プロ野球ドラフト会議”. 東京ヤクルトスワローズ公式サイト (2013年10月24日). 2013年10月24日閲覧。
- ^ “神宮つばメ~ル(第1、3月曜更新) : 第39回 ドラフト2位・西浦直亨、3拍子揃った背番号3”. スポーツコミュニケーションズ (2013年11月4日). 2014年7月16日閲覧。
- ^ “ヤクルト西浦の美声?にファン沸く”. 日刊スポーツ (2014年11月23日). 2016年11月25日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 西浦直亨 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の通算成績と情報 The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- 西浦 直亨 - 東京ヤクルトスワローズ公式サイト