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阿部寿樹

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阿部 寿樹
ワシントン・ナショナルズ #5
2019年3月17日、ナゴヤ球場にて
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 岩手県一関市
生年月日 (1989-12-03) 1989年12月3日(34歳)
身長
体重
185 cm
80 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 二塁手
プロ入り 2015年 ドラフト5位
初出場 2016年8月11日
年俸 3,000万円(2020年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

阿部 寿樹(あべ としき、1989年12月3日 - )は、岩手県一関市出身のプロ野球選手内野手)。右投右打。MLBワシントン・ナショナルズ所属。

経歴

プロ入り前

小学校から軟式野球を始め、中学校は軟式野球部に所属した。

岩手県立一関第一高等学校では、県大会優勝、東北大会優勝が最高で、甲子園出場はなかった。

明治大学では、1年春からベンチ入りし、3年春に三塁手のレギュラーを獲得。4年秋には15年ぶりのリーグ優勝に貢献した。リーグ通算64試合に出場、198打数52安打、打率.263、0本塁打、14打点を記録。

Hondaに就職し、車体に配線をはめ込む仕事をした[2]。Hondaでも野球を続け、2年目には日本選手権に出場。

2015年10月22日に行われたドラフト会議にて、中日ドラゴンズから5位指名を受け、11月26日に契約金5,000万円、年俸1,000万円で仮契約を結んだ[3]。2015年に引退した和田一浩の背番号5を継承した。

中日時代

2016年中盤に一軍初出場した。この年は打率1割台に終わった。

2017年は21試合に出場した。

2018年は18試合の出場に留まり、秋季キャンプでは外野手の練習にも取り組んだ[4]

2019年は開幕を一軍で迎え、開幕戦では二塁手として先発出場した。4月5日の対東京ヤクルトスワローズ戦では1年目以来となるプロ2本目の本塁打を記録した[5]。シーズン途中から二塁手に定着して初の規定打席に到達し、リーグ10位の打率.291の成績を残した。

人物

  • 愛称は「マスター」。2019年に伊東勤ヘッドコーチから「バーのマスターのような風貌」という理由で付けられ、その後の阿部本人の活躍も相まって定着した[6]
  • 実家は稲作農家[7]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2016 中日 25 53 49 2 9 1 0 1 13 4 1 1 1 1 2 0 0 10 2 .184 .212 .265 .477
2017 21 46 41 3 11 1 0 0 12 2 1 0 1 0 4 0 0 13 0 .268 .333 .293 .626
2018 18 26 23 1 5 3 0 0 8 4 0 0 0 0 3 0 0 3 1 .217 .308 .348 .656
2019 129 484 447 51 130 24 3 7 181 59 1 0 3 2 31 3 1 82 9 .291 .337 .405 .742
NPB:4年 193 609 560 57 155 29 3 8 214 69 3 1 5 3 40 3 1 108 12 .277 .325 .382 .707
  • 2019年度シーズン終了時

年度別守備成績



一塁 二塁 三塁 遊撃
















































2016 中日 - 10 9 19 1 3 .966 2 1 9 1 2 .909 13 13 27 2 4 .952
2017 6 9 1 0 1 1.000 8 17 16 1 6 .971 3 4 4 0 0 1.000 -
2018 2 3 0 0 0 1.000 7 11 13 2 4 .923 - -
2019 12 34 1 0 5 1.000 117 242 306 3 66 .995 1 0 0 0 0 .--- -
通算 20 46 2 0 6 1.000 142 279 354 7 79 .989 6 5 13 1 2 .947 13 13 27 2 4 .952
  • 2019年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

記録

背番号

  • 5 (2016年 - )

登場曲

脚注

関連項目

外部リンク