広島城北中学校・高等学校
広島城北中学校・高等学校 | |
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過去の名称 |
鯉城中学校・高等学校 広島鯉城中学校・高等学校 |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人広島城北学園 |
校訓 | 学不厭、教不倦 |
設立年月日 | 1960年 |
創立記念日 | 10月11日 |
共学・別学 | 男女別学(男子校) |
中高一貫教育 | 併設型 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学期 | 3学期制 |
高校コード | 34521A |
所在地 | 〒732-0015 |
広島県広島市東区戸坂城山町1-3 ![]() 北緯34度25分42.6秒 東経132度29分20.6秒 / 北緯34.428500度 東経132.489056度座標: 北緯34度25分42.6秒 東経132度29分20.6秒 / 北緯34.428500度 東経132.489056度 | |
外部リンク | 公式サイト |
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広島城北中学校・高等学校(ひろしまじょうほくちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、広島県広島市東区に所在する私立中学校・高等学校。
概要
2011年に50周年を迎えた男子校である。建学の精神として、「英才教育の徹底」「道徳教育の徹底」「錬身教育の徹底」の3つを掲げており、学不厭、教不倦(学んで厭かず、教えて倦まず)を校是としている[1]。
中学入試では例年約230人の募集に対し、約700人前後の受験者を集めている。以前の高校入試では数名程度しか募集せず完全中高一貫に近いものだったが、近年では約80名前後の募集がある。また、中学校からの内部進学生は「旧生」、高校からの入学者は「新生」と呼ばれる風習がある。内部進学生と高校からの入学者とでは学習進度に差異があり、高校1年生から高校3年生まで別々のクラスで学ぶ。
学校関連の行事としては、6月下旬の中学校運動会・高校体育祭、9月下旬に行われる文化祭などがある。
沿革
- 1960年 広島鯉城学園設置。
- 1961年 鯉城中学校開校。(のちに「広島鯉城中学校」に改称)
- 1962年 学園名を鯉城学園と変更。寄宿舎(木造モルタル2階建て)完成。
- 1963年 鯉城高等学校開校。学園名を角谷学園と変更(専務理事の角谷から取られた名称)。 高校用寄宿舎(木造モルタル2階建て)完成。
- 1964年 鯉城小学校開校。山紫寮(鉄筋4階建て100室)完成。
- 1965年 鯉城幼稚園開園。
- 1967年 経営危機を経て[要出典]、 法人名を「学校法人広島城北学園」、学校名を「広島城北高等学校」、「広島城北中学校」、「広島城北小学校」、「広島城北幼稚園」に改称し、学園創立記念日を10月11日に改定。学園名を現在の広島城北学園に変更。
- 1985年 新体育館(鉄筋2階地下3階建て)完成。
- 1992年 広島城北小学校休校。
- 2005年 新校舎完成。
- 2007年 新山紫寮(鉄筋コンクリート7階建て)完成。
- 2016年 鯉昇館 (鉄筋コンクリート3階建て) 完成。
学校生活
授業
- 8時40分始業、SHRのあと8時50分授業開始。授業は50分で、月〜金曜日は原則として6時間(高校は火・木・金曜日、中学は金曜日に7時間授業が行われる)、土曜日は4時間の授業が行われる。月に1回(原則として第2土曜日)、土曜休業の日が設定される。また授業開始前には瞑目するという伝統がある[要出典]。
スクールバス
- 在校生、新入生の通学負荷を軽減するため、平成23年度よりスクールバスの運行が決定した。学期定期券を購入した生徒が利用できる。しかし、今年度より広島駅便、こころ便が廃止された。
- 登下校および土曜日の運行表が設定されている。
クラブ活動
運動部・文化部計31部および、3つの同好会が存在しており、運動部には剣道部、ワンダーフォーゲル(登山)部、アメリカンフットボール部、自転車競技部など、文化部には鉄道研究部、囲碁将棋部、吹奏楽部、美術部などがあり、同好会にはInternational Club、料理同好会、文芸同好会がある。
自転車競技部[2]、少林寺拳法部[3]、バドミントン部[4]はインターハイに多く出場している。
また、文化部では2016年に鉄道研究部が鉄道模型コンテストで高校生モジュール部門において文部科学大臣賞を受賞し、[5]2016年にアメリカ・ウィスコンシン州で行われたミルウォーキー・トレインフェストでは「BEST OF SHOW – MODULE」賞を受賞している[要出典]。2019年にも鉄道模型コンテストで同賞を受賞している[6]。
学校施設
管理棟・西棟・東棟・北棟・芸術棟・鯉昇館の6棟の校舎と体育館、および山紫寮で構成されており、各棟の間は連絡橋などで結ばれている。また、管理棟・西棟・東棟・芸術棟は当学園創立40周年記念事業として2001年から2004年にかけて建て替えられたものである。なお、北棟・西棟を除いてバリアフリーである。
- 管理棟
鉄筋コンクリート5階建て。1,2階には事務室や職員室、進路指導室があり、3~5階には理科各科目の特別教室のほか、高校2・3年生が使用する教室がある。
- 西棟
鉄筋コンクリート4階建て。1階に食堂と売店がある。2~4階には中学生が使用する教室がある。
- 東棟
鉄筋コンクリート4階建て。管理棟とは構造的に接続している。 1階には保健室があり、2~4階には高校1・2年生が使用する教室がある。
- 北棟
鉄筋コンクリート4階地下1階建て。地下1階に図書館があり、県内中学校・高等学校では有数の蔵書数を誇る。 また、1~4階は主に特別教室として使用されており、同窓会事務局も4階にある。
- 芸術棟
鉄筋コンクリート3階建て。 1階に音楽室、2階に書道室と家庭科室、3階に美術室と技術室の特別教室がある。
- 鯉昇館
鉄筋コンクリート3階建て。 1階には最大600人収容可能なメイプルホールがあり、2階にはラーニングコモンズ施設のDiscovery(ディスカバリー)、3階には主に武道場として使用される錬身(れんしん)がある。 校舎、ホール並びに武道場の名称は公募により決定した。
- 山紫寮
鉄筋コンクリート7階建て。この寮は学習寮であり、2階には全寮生を収容可能な自習室、1階にはトレーニングルームがある。
国際交流
国際交流への取り組みは、広島県下では草分け的な存在である[要出典]。1981年以来、アメリカ・イギリス・オーストラリアなどの学校と連携し、主に中3・高1の生徒の交換留学などの交流を実施している。
- 1981年 ブルースター高校(米)との間で姉妹校協定を締結、交換留学を開始。
- 2003年 ヤラバレーグラマースクール(豪)との間で姉妹校協定を締結。
- 2010年 啓聖(ケイソン)高等学校(韓)との間で姉妹校協定を締結。
併設校
- 広島城北幼稚園 - こども園になる予定。
- 広島城北小学校 - 1992年より休校。
著名な関係者
出身者
政治
法曹
学問
- 坂井豊貴 (経済学・慶應義塾大学経済学部教授)
- 新見康洋 (物理学・大阪大学大学院理学研究科准教授)
- 荻野景規(公衆衛生学・岡山大学大学院医歯薬学総合研究科教授)
- 保田朋波流(免疫学・広島大学大学院医系科学研究科教授)
- 吉本敬太郎(分析化学・東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻准教授)
- 平賀良知(有機化学 / 分析化学・広島工業大学生命学部教授)
- 益川弘如(認知科学・聖心女子大学現代教養学部教育学科教授)
- 和田秀一(心臓血管外科・福岡大学医学部心臓血管外科教授)
- 井川純一(心理学・大分大学経済学部准教授)
- 内田龍史(社会学・関西大学社会学部教授)
- 田中信一郎(生命工学・福山大学生命工学部生命栄養科学科教授)
財界
スポーツ
放送
文化・芸能
- エドツワキ(イラストレーター)
- 立花文穂(グラフィックデザイナー)
- 利根健太朗(声優)
- 戸田康平(シンガーソングライター・歯科医)
- 佐藤信介(映画監督・脚本家)
- 迫田公介(映画監督)
- 橋本倫史(ライター、『ドライブイン探訪』著者)
- 吉田健悟(俳優)
- 山本尚志(書家)
その他