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妙勝寺 (江戸川区上篠崎町)

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妙勝寺(みょうしょうじ)は、東京都江戸川区上篠崎にある日蓮宗の寺院。山号は石暦山。大本山の法華経寺池上本門寺の貫主を輩出した歴史を持ち門前には江戸川区登録有形文化財の沢地東淵の碑がある。旧本山は大本山法華経寺、池上中道庵(柳嶋)法縁。

歴史

開創は弘安2年(1279)

開山は寂海法印本覚坊日寂上人(弘安9年=1286=11月1日示寂)

日寂上人は、もと天台宗の僧で浅草観音金龍山浅草寺の住職でした。

弘安羊中に(1278)中山法華経寺の日常上人・日祐上人との法論、日蓮聖人と面談して、日蓮宗に改宗、浅草寺を退隠して浅草石濱村に妙勝寺を創建しました。

後第2世日正上人の代、元享2年(1322)当篠崎の地に移りました。

享保年間、日応が本堂を建立したが、安政2年(1855年)の安政地震で焼失。大正4年(1915年江戸川の改修により対岸の現在地に移転した。

参考資料

  • 日蓮宗寺院大鑑編集委員会『宗祖第七百遠忌記念出版 日蓮宗寺院大鑑』大本山池上本門寺 (1981年)
  • 『江戸川区史』

関連項目

座標: 北緯35度40分37.9秒 東経139度52分47.5秒 / 北緯35.677194度 東経139.879861度 / 35.677194; 139.879861