コンテンツにスキップ

すすめ!ジャンプへっぽこ探検隊!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。N.iries (会話 | 投稿記録) による 2020年6月17日 (水) 13:03個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

すすめ!ジャンプへっぽこ探検隊!
ジャンル ルポタージュ
漫画
作者 サクライタケシ
出版社 集英社
掲載誌 少年ジャンプ+
レーベル ジャンプ・コミックス+
発表期間 2017年2月16日 - 連載中
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

すすめ!ジャンプへっぽこ探検隊!』(すすめジャンプへっぽこたんけんたい)は、サクライタケシによる日本漫画。『週刊少年ジャンプ』(集英社)や『少年ジャンプ+』(集英社)の舞台裏について取材したルポルタージュ作品。『少年ジャンプ+』2017年2月16日より月一で連載中。『少年ジャンプに人生賭けてみた』のタイトルで2018年2月15日配信分まで収録の単行本が2018年5月に発売された。

『少年ジャンプ+』創刊作品である『ジャンプの正しい作り方!』の続編的位置づけで、タイトル変更を考慮しなければ『猫田びより』と並ぶ『少年ジャンプ+』最長期連載作品の一つである[1]

主にサクライと担当編集者らがジャンプに関わる作家や現場を巡り、それをサクライが漫画化している。

ジャンプ関連イベントや集英社とその関連企業などが主な取材対象である。そのほか『ONE PIECE』(6話)・『ブラッククローバー』(9話)・『鬼滅の刃』(21話)・『ニセコイ』(22話)・『サムライ8 八丸伝』(30話)といった『週刊少年ジャンプ』(集英社)作品、『地獄楽』(20話)・『左ききのエレン』(33話)・『SPY×FAMILY』(35話)・『猫田びより』(38話)など他の『少年ジャンプ+』作品の関係者にも取材が行われている。

主な登場人物

サクライタケシ
本作の作者。おにぎり屋であるため、顔がおにぎりの姿で描かれる。担当編集者と共に様々な現場を巡り作品を作る。
サクライの妻
顔がメロンパンの姿で描かれる。時としてサクライと共に取材をしたり、本作でイラストを寄稿したりする。

編集者

M山
初代担当編集者(前作より4話まで[2])。
I藤
2代目担当編集者(5 - 32・34話[3]
U田
3代目担当編集者(33・35話より[4]
H子
週刊少年ジャンプ』10代目編集長。『少年ジャンプ+』初代編集長。他の編集者と異なり、強いオーラを放つ姿で描かれる
N野
『週刊少年ジャンプ』11代目編集長。
H野
『少年ジャンプ+』2代編目集長。

3話について

3話『ジャンプ編集部の女子トイレのマークを矢吹健太朗先生がデザインしたらこうなった!!』(2017年4月19日掲載)[5]に登場する週刊少年ジャンプ編集部内の女子トイレマーク(デザイン:矢吹健太朗)が性的との批判があり、4月23日に3話がお詫びページに差し替えられた[6][7]

最終ページで「ジャンプ関係者の女子のみなさん! 編集部にお越しの際は是非 女子トイレにお立ち寄り下さい! 矢吹先生ご協力ありがとうございました!!」[5]と締めくくられていたが、週刊少年ジャンプ編集部は「当該トイレ標識は撮影用に短時間掲出したもので、社内で公式採用した事実はございません」としている[8]

評価

本作(および『ジャンプの正しい作り方!』)の影響で、他の『少年ジャンプ+』のルポタージュ漫画でも作者がおにぎりを被った姿で登場することがある。

集英社は本作を「様々なジャンルのルポマンガを描いているサクライ先生の作品は、写真や文章だけでは伝えることが難しいこだわりのポイントを、楽しみながら理解することが出来るストーリー構成となっており、読者からも毎回とても好評です」と紹介している[9]

書誌情報

脚注

  1. ^ 【38話】祝2000回!今日も『猫田びより』びより!(2020年4月30日閲覧)
  2. ^ 5話
  3. ^ 34話
  4. ^ 35話
  5. ^ a b サクライタケシ (2017年4月19日). “すすめ!ジャンプへっぽこ探検隊!【3話】ジャンプ編集部の女子トイレのマークを矢吹健太朗先生がデザインしたらこうなった!!”. 少年ジャンプ+. 集英社. 2017年4月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月30日閲覧。
  6. ^ 週刊少年ジャンプ編集部 (2017年4月23日). “「すすめ!ジャンプへっぽこ探検隊!」第3話掲載中止のお知らせ”. 少年ジャンプ+. 集英社. 2020年4月30日閲覧。
  7. ^ 少年ジャンプ編集部、『女子トイレマーク』マンガを掲載中止に 「セクハラ」の批判相次ぐ”. ハフィントンポスト日本版. ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン株式会社 (2017年4月23日). 2020年4月30日閲覧。
  8. ^ 週刊少年ジャンプ編集部 (2017年4月23日). “少年ジャンプ+ 公式Twitterアカウント 2017年4月23日 0:06(JST)のツイート”. 2020年4月30日閲覧。
  9. ^ 「少年ジャンプ+」描き下ろしオリジナル漫画タイアップを!(2020年6月17日閲覧)