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宮﨑大輔

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宮﨑 大輔
Daisuke Miyazaki
基本情報
日本の旗 日本
出身地 大分県大分市
生年月日 (1981-06-06) 1981年6月6日(43歳)
身長・体重 174 cm
75 kg
利き腕
出身 大分国際情報高等学校
日本体育大学(在籍中)
ポジション CB / LB / LW
所属クラブ
クラブ
2003-2009 日本の旗 大崎電気
2009-2010 スペインの旗 CBアルコベンダス
2010-2019 日本の旗 大崎電気
代表歴
2000 日本の旗 日本 U-21
2000 日本の旗 日本 U-24
2001-2012,2014-2015,2017-  日本
受賞歴
日本の旗 日本ハンドボールリーグ
  • 最高殊勲選手賞:2004年
  • 殊勲選手賞:2005年・2008年・2011年
  • 最優秀選手賞:2004年・2010年
  • 最優秀新人賞:2004年
  • ベストセブン賞:2004年・2005年・2006年・2007年・2008年・2010年
  • フィールド得点賞:2005年・2008年・2010年・2011年
獲得メダル
 日本
アジア選手権
2004 ドーハ
2010 ベイルート
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宮﨑 大輔(みやざき だいすけ、1981年6月6日 - )は、大分県大分市出身のハンドボール選手。大阪経済大学人間科学部客員教授。名字の「﨑」は、いわゆる「立ち崎」が正しい。メディア活動においてはベンヌ所属。

経歴

大分県大分市出身。大分市立明野北小学校3年のころから元自衛官の姉の影響でハンドボールを始める。大分市立明野中学校を経てハンドボールの名門、大分電波高等学校に進み、高校では末松誠と同期だった。高校2年時には全国高等学校総合体育大会ハンドボール競技大会(インターハイ)で得点王となり、高校3年時には全国高等学校ハンドボール選抜大会とインターハイで得点王となった。

高校卒業後はハンドボールの伝統校である日本体育大学に進学。大学2年時の全日本学生ハンドボール選手権大会(インカレ)ではチームを2年連続16回目の優勝に導き、自身は最優秀選手となった。2001年から約2年間日本体育大学を休学し、日本ハンドボール協会からの派遣という形で、スペイン・リーガASOBALのグラノジェルスに練習生として留学。ポルトガルで開催された世界学生選手権では、ベストセブンと得点ランキング2位に輝いた。その後、日本体育大学に復学するも、大学4年時に大学を中退。

2003年は日本代表としてアテネオリンピックのアジア予選に参加。同年12月末に日本ハンドボールリーグ大崎電気へ加入[1]。背番号は「21」。

2004-05年シーズンは最優秀殊勲賞、ベストセブン、最優秀選手賞、新人王に輝いた[2]。第45回全日本実業団選手権では新人賞を獲得した。

2005年1月には世界選手権の日本代表に選ばれた。

2007年9月には北京オリンピックアジア予選の日本代表に選出された[3]が、この大会では「中東の笛」が問題となった。2008年1月30日に行われた北京オリンピックアジア予選再試合に出場し[4]、同年5月30日から6月1日世界最終予選に出場するも敗退した。同年の第49回全日本実業団選手権では最優秀選手に選ばれた。

2009年4月に大崎電気との3年契約が終了したことにより、大崎電気を退団。スペインリーグ1部のCBアルコベンダスの入団テストに合格し契約。8月にはチームに合流した。目標に掲げた100得点をクリアした。

2010年6月に大崎電気に復帰。背番号は「77」。同年7月の第51回全日本実業団選手権ではベストセブンを受賞した[5]

2014-15年シーズンから背番号を「7」へ変更[6]

2015年リオデジャネイロオリンピック・アジア予選の日本代表に選出[7]

2015-16年シーズンから再び背番号を「77」へ変更した[8]

2016-17年シーズンから背番号を「7」へ変更[9]

2017年7月29日に行われた日韓ハンドボール定期戦において2年ぶりに代表に復帰。左サイドで先発出場し2得点を挙げた。

2017-18年シーズンは、2017年11月26日の琉球コラソン戦で通算915得点(フィールドゴール)を記録し、岩本真典(912得点)を抜いて歴代単独一位となった[10]

2019年3月12日、2018-19年シーズン限りで大崎電気を退団し、日本体育大学に三年生として再入学することを自身のブログで報告した[11][12]

人物・プレースタイル

垂直跳びは84cmを記録[13]

2005年に3歳年上の女性と結婚。2女の父である。2009年7月にハワイで結婚式を挙げた。2009年には第28回ベスト・ファーザー賞(スポーツ部門)を受賞。

2006年の「スポーツマンNo.1決定戦」に初出場して優勝。2連覇をかけて挑んだ2007年は総合4位となった。2008年には史上3人目となる2度目の総合優勝。2009年には2連覇した。番組の放送後にはハンドボールの観客が増加し、プレーオフの前売りチケットが史上初の完売を遂げた[14]

詳細情報

年度別成績

チーム 試合 フィールド
得点
7m 合計 警告 退場 失格
2007-08 大崎電気 15 75/145 .517 0/0 75/145 0 0 0
2008-09 18 123/208 .591 0/0 123/208 4 1 0
2010-11 14 86/143 .601 0/0 86/143 3 2 0
2011-12 14 61/111 .550 0/0 61/111 0 3 0
2012-13 15 63/114 .553 0/0 63/114 0 3 0
2013-14 12 45/85 .529 0/0 45/85 3 1 0
2014-15 14 46/82 .561 0/0 46/82 1 0 0
2015-16 11 22/42 .524 0/0 22/42 0 0 0
2016-17 15 27/43 .628 0/0 27/43 0 0 0
2017-18 22 52/94 .553 0/0 52/94 1 2 0
2018-19 21 41/76 .539 0/0 41/76 1 0 0
  • 各年度の太字はリーグ最高
  • 2006-07年シーズン以前の成績はランニングスコアが公開されていないため省略

通算成績

JHL:15年 フィールド
得点
7m 合計
971/1791 .542 4/7 975/1798
  • 2018-19年シーズン終了時点
  • 太字はリーグ最高

タイトル・表彰

日本ハンドボールリーグ

  • 最高殊勲選手賞:1回 (2004年)
  • 殊勲選手賞:3回 (2005年・2008年・2011年)
  • 最優秀選手賞:2回 (2004年・2010年)
  • 最優秀新人賞 (2004年)
  • ベストセブン賞:6回 (2004年・2005年・2006年・2007年・2008年・2010年)
  • フィールド得点賞:4回 (2005年・2008年・2010年・2011年)

日本選手権

  • 最優秀選手賞:1回 (2005年)

社会人選手権

※前身の実業団選手権含む

  • MVP:1回 (2008年)
  • 最優秀新人賞 (2004年)
  • ベストセブン:7回 (2004年・2005年・2006年・2007年・2008年・2010年・2012年)

記録

背番号

  • 21 (2003年 - 2009年)
  • 77 (2010年 - 2014年、2015年 - 2016年)
  • 7 (2014年 - 2015年、2016年 - 2019年)

代表歴

日本代表

日本代表U-24

  • 世界学生選手権 (2000年)

日本代表U-21

  • ジュニアアジア選手権 (2000年)

関連情報

著書

  • FLY HIGH! −宮崎大輔 もっと高く− (スポーツイベント、2006年)
  • ALL ABOUT 宮崎大輔 (双葉社、2008年)

映像作品

  • DAISUKE 〜ハンドボールメジャー化宣言序章〜 (2008年3月19日、DVD)

映画出演

脚注

  1. ^ JHL NEWS 日本ハンドボールリーグ (2004年1月13日)
  2. ^ 第29回リーグ・表彰選手一覧 - 第29回日本リーグ 2004-2005 Season 日本ハンドボールリーグ
  3. ^ 2008北京オリンピック男子アジア予選愛知・豊田大会 - 選手名簿 日本ハンドボール協会
  4. ^ 2008北京オリンピックアジア予選(再戦) - 選手名簿 日本ハンドボール協会
  5. ^ 高松宮記念杯第51回全日本実業団ハンドボール選手権大会 日本ハンドボール協会
  6. ^ 大崎電気 - 第39回日本リーグ 2014-2015 Season 日本ハンドボールリーグ
  7. ^ リオ・デ・ジャネイロオリンピック男子アジア予選 日本ハンドボール協会
  8. ^ 大崎電気 - 第40回日本リーグ 2015-2016 Season 日本ハンドボールリーグ
  9. ^ 大崎電気 - 第41回日本リーグ 2016-2017 Season 日本ハンドボールリーグ
  10. ^ 宮崎 歴代単独トップ915得点「1人では成し遂げられなかった」 スポーツニッポン (2017年11月26日)
  11. ^ 皆さんにご報告 宮崎大輔オフィシャルブログ「ハンドボールメジャー化宣言」Powered by Ameba (2019年3月12日)
  12. ^ 宮崎大輔、日体大再入学で「ゼロからのスタート」 - スポーツ : 日刊スポーツ”. 日刊スポーツ (2019年3月17日). 2019年11月19日閲覧。
  13. ^ 虎のふなっしーだ!ドラ2横田、垂直跳び80センチ”. Sponichi Annex. 2018年3月3日閲覧。
  14. ^ ハンドボールで最注目!宮崎大輔選手の功績”. 2019年2月10日閲覧。
  15. ^ 得点達成 - 第32回日本リーグ 2007-2008 Season 日本ハンドボールリーグ
  16. ^ 得点達成 - 第33回日本リーグ 2008-2009 Season 日本ハンドボールリーグ
  17. ^ 得点達成 - 第35回日本リーグ 2010-2011 Season 日本ハンドボールリーグ
  18. ^ 得点達成 - 第37回日本リーグ 2012-2013 Season 日本ハンドボールリーグ
  19. ^ 得点達成 - 第39回日本リーグ 2014-2015 Season 日本ハンドボールリーグ
  20. ^ 得点達成 - 第42回日本リーグ 2017-2018 Season 日本ハンドボールリーグ
  21. ^ “加藤清史郎、SNSでバズりハンドボールに全力投球『#ハンド全力』特報&主題歌解禁”. シネマカフェ (株式会社イード). (2020年2月27日). https://www.cinemacafe.net/article/2020/02/27/65999.html 2020年8月4日閲覧。 

外部リンク