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新感染半島 ファイナル・ステージ

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半島
반도
監督 ヨン・サンホ
脚本 リュ・ヨンゼ
ヨン・サンホ
製作 イ・ドンハ
キム・ヨンホ
出演者 カン・ドンウォン
イ・ジョンヒョン
イ・レ
クォン・ヘヒョ
キム・ミンジェ
ク・ギョファン
配給 大韓民国の旗 ネクスト・エンターテインメント・ワールド
日本の旗 ギャガ
公開 大韓民国の旗 2020年7月15日
日本の旗 2021年1月
上映時間 114分
製作国 大韓民国の旗 韓国
言語 韓国語
製作費 $16 million
前作 新感染 ファイナル・エクスプレス
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新感染半島 ファイナル・ステージ
各種表記
ハングル 반도
漢字 半島
発音 パンド
ローマ字 Bando
英語表記: Peninsula
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半島』(はんとう、原題:반도(→半島)題:Peninsula)は、2020年に公開された韓国ゾンビ映画。『新感染 ファイナル・エクスプレス』の4年後を舞台としており、廃墟と化した韓国から脱出を試みる登場人物たちを描いたポストアポカリプスとなっている。監督は、前作に引き続きヨン・サンホが務める[1]

ストーリー

人を凶暴化させるウイルスの感染爆発によって韓国の国家機能が停止してから4年後。香港に逃げ延びていた元兵士のジョンソクは、とある任務を達成するために他の生存者と孤立した朝鮮半島へ上陸する。しかし任務の最中、ジョンソクたちは大量の感染者の襲撃と、感染こそしていないが本能の赴くまま暴れるようになった631部隊の妨害によって散り散りとなる。ジョンソクは辛くも生き残っていたミンジョン家族に助けられ、彼らと共に半島からの脱出を図る。

キャスト

  • ジョンソク - カン・ドンウォン
  • ミンジョン - イ・ジョンヒョン
  • ズンイ - イ・レ
  • ギムノイン - クォン・ヘヒョ
  • ファン・ズンサ - キム・ミンジェ
  • ソ・デウィ - ク・ギョファン
  • テクシ - ファン・ヨンフィ

製作・公開

2018年8月に『新感染 ファイナル・エクスプレス』の続編の準備にとりかかっていることがわかった。2019年からの撮影に向けてヨン・サンホが前作に引き続き、脚本を執筆中であることをもわかっている[2]。2019年10月11日には本作の撮影を終了したことをイ・ジョンヒョンInstagramで報告した。さらに、2020年夏を楽しみに待つようメッセージを添えている[1]

2020年2月、本作のローンチビジュアルが公開された。さらに世界の映画ファン向けに最新情報をいち早く発信するSNSも開設。[3]。本作の広報側は海外映画ファンの期待を高めるために、北米・香港・台湾・南米・ブラジル・フランス・マレーシアなど向けに海外ポスターを作って広報している。さらに「ビジュアルマスターのヨン・サンホ監督と経験豊かなアクションマスターのカン・ドンウォン俳優のシナジーが際立っている映画だ。カン・ドンウォン イ・ジョンヒョン、2人の俳優の息のあったアクションにも期待してほしい」と伝えた[4]

2月20日、日本での配給権をギャガが獲得した[5]

3月23日、本作の画像が公開された。ヨン・サンホ監督によると、『ランド・オブ・ザ・デッド』、『ザ・ロード』、『マッドマックス』、『怒りのデス・ロード』そして漫画『AKIRA』と『ドラゴンヘッド』から影響を受けていると語っている[6]。4月2日、ティザー映像公開された[7]

7月15日、韓国にて封切り。新型コロナウイルス感染症の影響で座席数を減らしての興行ながらオープニング動員数35万2千926人を記録した[8]

脚注

  1. ^ a b “「新感染」続編、カン・ドンウォン主演「半島」撮影終了をイ・ジョンヒョンが報告”. 映画ナタリー. (2019年10月13日). https://natalie.mu/eiga/news/351441 2019年12月10日閲覧。 
  2. ^ “「新感染」続編製作へ 2019年撮影開始”. 映画.com. (2018年8月22日). https://eiga.com/news/20180822/6/ 2020年3月23日閲覧。 
  3. ^ “俳優カン・ドンウォン、ゾンビたちと激闘!映画『新感染』の続編がベールを脱いだ”. スポーツソウル. (2020年2月28日). https://sportsseoulweb.jp/star_topic/id=10034 2020年3月23日閲覧。 
  4. ^ “俳優カン・ドンウォン、映画『新感染』の監督の次期作『半島』でカムバック…ゾンビを跳ね除ける戦士役”. 中央日報. (2020年3月13日). https://s.japanese.joins.com/jarticle/263648 2020年3月29日閲覧。 
  5. ^ “‘Train to Busan’ Follow-Up ‘Peninsula’ is Not a Sequel, But is Set in the Same World”. /Film. (2020年2月20日). https://www.slashfilm.com/train-to-busan-follow-up-peninsula/ 2020年3月29日閲覧。 
  6. ^ “First Look: ‘Peninsula’, Yeon Sang-ho’s follow-up to ‘Train To Busan’”. SCREEN DAILY. (2020年3月23日). https://www.screendaily.com/features/first-look-peninsula-yeon-sang-hos-follow-up-to-train-to-busan/5148374.article 2020年3月29日閲覧。 
  7. ^ “「新感染」続編のティザー映像公開、カン・ドンウォンがゾンビと死闘を繰り広げる”. 映画ナタリー. (2020年3月13日). https://natalie.mu/eiga/news/373832 2020年4月2日閲覧。 
  8. ^ '반도' 개봉 첫날 35만명…싱가포르·대만서도 박스오피스 1위(종합)”. YNA. 2020年7月22日閲覧。

外部リンク