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KJ-200 (航空機)

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KJ-200

KJ-200

KJ-200

KJ-200空警200、ピンイン:Kōngjǐng Liǎngbǎi)は、陝西飛機工業公司が開発した早期警戒管制機(AEW&C)である。KJは空警のピンイン綴りの最初の文字に由来し、空中预警(Kōng Zhōng Yù Jǐng)の略で、空中早期警戒を意味する。NATOコードネームモス (Moth)[2]

設計と開発

この機体の重要構成部品は、外観的にはサーブ エリアイ システムに似たAESAレーダーシステムで、腹側のセンサードームのほか、後部胴体上部の支柱に取り付けられている。この機体のプラットフォームは陝西 Y-8F-600をベースにしており、プラット・アンド・ホイットニー・カナダ PW150Bターボプロップハネウェルアビオニクスが組み込まれていると報告されている。

KJ-200の総設計士は、Y-8の総設計士だった欧阳绍修(Ouyang Shaoxiu)[3]である。欧阳修绍によると、KJ-200はグラスコックピットの採用など[4]、オリジナルのY-8から大幅に改良されているという(約80%)[5]

運用履歴

プロジェクトは、2006年にKJ-200の試験時に広徳市の山に墜落という大失敗を経験した。

2009年10月1日の中華人民共和国国慶節の軍事パレードで、KJ-200が先頭機として活躍した[6]

2017年2月、アメリカ海軍のロッキード P-3 オリオンとKJ-200が南シナ海上空で不用意に接近した。両機は互いに1,000フィート(305メートル)以内の距離であった[7][8]

運用者

中華人民共和国の旗 中華人民共和国

脚注

関連項目

外部リンク