コンテンツにスキップ

白石定規

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

これはこのページの過去の版です。AmaiAya (会話 | 投稿記録) による 2020年11月25日 (水) 15:51 （個人設定で未設定ならUTC）時点の版 (→‎小説)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

白石 定規
（しらいし じょうぎ）
ペンネーム
  • 白石 定規（しらいし じょうぎ）
誕生 (1993-05-17) 1993年5月17日（31歳）
日本の旗 日本・熊本県
職業 小説家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
活動期間 2014年 -
ジャンル ライトノベル
代表作
ウィキポータル 文学
テンプレートを表示

白石 定規（しらいし じょうぎ、1993年[1] - ）は、日本の小説家。熊本県出身[2]。ペンネームは、自分の本名に形が似ている字を組み合わせた「定規」と、名前（定規）と合わせたときに口にしやすい響きの名字である「白石」を組み合わせたものに由来する[3]。

来歴

中学2年頃から小説を書き始める。高校在学中に執筆を一旦中断するも、卒業後に再開。大学入学までの期間中にライトノベル系レーベルへの投稿作品をいくつか仕上げたが、全てお蔵入りとなった[4]。大学進学後、本格的に執筆活動を始めるものの、20歳頃に書きあげた長編がGA文庫大賞の二次選考で落選したことをきっかけに、電子書籍向けに活動を移す[3]。

2014年にAmazon Kindleにて「定規」名義で『魔女の旅々』を自費出版するも、売れ行きは順調ではなかったため、作者自身で2ちゃんねるのニュース速報VIP板で本作を宣伝するスレッドを立てた所、 ニュースまとめサイトに取り上げられ一躍話題の作品となる[5]。その後、GA文庫の編集者によって大幅加筆修正された形で、GAノベル（SBクリエイティブ）より2016年4月から刊行され、現在刊行中。

人物・作風

『魔女の旅々』を連作形式にした理由については、読者が気軽に読んでもらうようにすることと、明るい話と暗い話の両方を書きたかったと、インタビューの中で説明している[3]。

影響を受けた作品に「儚い羊たちの祝宴」、「＜古典部＞シリーズ」、「333のテッペン」、「キノの旅」、「平安残酷物語」を挙げている[6]。

雑誌のナショナルジオグラフィックを愛読し、そこに書かれている動物の生態などからアイデアを得ることがある[3]。

主な作品リスト

小説

  • 『魔女の旅々』SBクリエイティブ〈GAノベル〉
    1. 2016年4月15日発売[7]、ISBN 978-4-7973-8435-2
    2. 2016年7月15日発売[8]、ISBN 978-4-7973-8816-9
    3. 2016年12月15日発売[9]、ISBN 978-4-7973-8924-1
    4. 2017年7月15日発売[10]、ISBN 978-4-7973-9286-9
    5. 2017年11月15日発売[11]、ISBN 978-4-7973-9399-6
    6. 2018年3月15日発売[12]、ISBN 978-4-7973-9565-5
    7. 2018年7月14日発売[13]、ISBN 978-4-7973-9613-3
    8. 2018年11月15日発売[14][15]、ISBN 978-4-7973-9715-4 / ISBN 978-4-7973-9612-6（ドラマCD付き限定版）
    9. 2019年4月15日発売[16]、ISBN 978-4-8156-0099-0
    10. 2019年8月9日発売[17][18]、ISBN 978-4-8156-0170-6 / ISBN 978-4-8156-0171-3（ドラマCD付き限定版）
    11. 2019年11月14日発売[19]、ISBN 978-4-8156-0374-8
    12. 2020年4月14日発売[20][21]、ISBN 978-4-8156-0377-9 / ISBN 978-4-8156-0376-2（ドラマCD付き限定版）
    13. 2020年7月14日発売[22][23]、ISBN 978-4-8156-0486-8 / ISBN 978-4-8156-0485-1（設定資料付き限定版）
    14. 2020年10月14日発売[24][25]、ISBN 978-4-8156-0488-2 / ISBN 978-4-8156-0487-5（ドラマCD付き限定特装版）
  • 『リリエールと祈りの国』SBクリエイティブ〈GA文庫〉
    1. 2017年3月15日発売[26]、ISBN 978-4-7973-9068-1

脚注

  1. ^ “https://twitter.com/jojojojougi/status/1261675257712095233”. Twitter. 2020年10月22日閲覧。
  2. ^ “https://twitter.com/jojojojougi/status/947855105155481600”. Twitter. 2020年10月22日閲覧。
  3. ^ a b c d “「魔女の旅々」リレーインタビュー 原作・白石定規「キャストさんのおかげでさらに魅力的に！アニメの放送も本当に楽しみです！」”. WebNewtype. 2020年10月22日閲覧。
  4. ^ “https://twitter.com/jojojojougi/status/855839014372360192”. Twitter. 2020年10月22日閲覧。
  5. ^ “kindleでラノベ出したんだけど質問ある？ [転載禁止©2ch.net]”. viper.5ch.net. 2020年10月22日閲覧。
  6. ^ “https://twitter.com/jojojojougi/status/910238423243407360”. Twitter. 2020年10月22日閲覧。
  7. ^ “魔女の旅々”. SBクリエイティブ. 2020年4月14日閲覧。
  8. ^ “魔女の旅々2”. SBクリエイティブ. 2020年4月14日閲覧。
  9. ^ “魔女の旅々3”. SBクリエイティブ. 2020年4月14日閲覧。
  10. ^ “魔女の旅々4”. SBクリエイティブ. 2020年4月14日閲覧。
  11. ^ “魔女の旅々5”. SBクリエイティブ. 2020年4月14日閲覧。
  12. ^ “魔女の旅々6”. SBクリエイティブ. 2020年4月14日閲覧。
  13. ^ “魔女の旅々7”. SBクリエイティブ. 2020年4月14日閲覧。
  14. ^ “魔女の旅々8”. SBクリエイティブ. 2020年4月14日閲覧。
  15. ^ “魔女の旅々8 ドラマCD付き限定特装版”. SBクリエイティブ. 2020年4月14日閲覧。
  16. ^ “魔女の旅々9”. SBクリエイティブ. 2020年4月14日閲覧。
  17. ^ “魔女の旅々10”. SBクリエイティブ. 2020年4月14日閲覧。
  18. ^ “魔女の旅々10 ドラマCD付き限定特装版”. SBクリエイティブ. 2020年4月14日閲覧。
  19. ^ “魔女の旅々11”. SBクリエイティブ. 2020年4月14日閲覧。
  20. ^ “魔女の旅々12”. SBクリエイティブ. 2020年4月14日閲覧。
  21. ^ “魔女の旅々12 ドラマCD付き限定特装版”. SBクリエイティブ. 2020年4月14日閲覧。
  22. ^ “魔女の旅々13”. SBクリエイティブ. 2020年7月14日閲覧。
  23. ^ “魔女の旅々13 設定資料集付き特装版”. SBクリエイティブ. 2020年7月14日閲覧。
  24. ^ “魔女の旅々14”. SBクリエイティブ. 2020年10月14日閲覧。
  25. ^ “魔女の旅々14 ドラマCD付き限定特装版”. SBクリエイティブ. 2020年10月14日閲覧。
  26. ^ “リリエールと祈りの国｜SBクリエイティブ”. SBクリエイティブ (2017年2月20日). 2020年10月22日閲覧。

外部リンク

「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=白石定規&oldid=80603924」から取得