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亀井希生

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かめい まれお
亀井 希生
プロフィール
出身地 日本の旗 日本 愛知県名古屋市
生年月日 (1967-12-15) 1967年12月15日(56歳)
最終学歴 名古屋大学
勤務局 毎日放送
活動期間 1991年 - 現在
ジャンル ニュース番組
配偶者 古川圭子
出演番組・活動
出演中
  • 本文参照
出演経歴
  • 本文参照
  • 亀井 希生(かめい まれお、1967年12月15日 - )は、毎日放送(MBS)所属のアナウンサー。MBSを含むJNNJRN加盟局の優秀なアナウンサーを表彰するアノンシスト賞で、後輩アナウンサーの近藤亨と共に、2019年度のグランダ・プレミオ(大賞)を受賞した[1]

    来歴・人物

    愛知県名古屋市の出身で、愛知県立千種高等学校から名古屋大学へ進学。高校の先輩には俳優舘ひろし、タレント・フリーアナウンサーの上野ゆいが、高校の後輩には部下の川地洋平2020年にMBSへ入社)、竹内香苗(元TBS)、宮部和裕CBCテレビ)、柳田純司テレビ山口テレビ神奈川)、大学の後輩には若狭敬一夏目みな美(いずれもCBC)といった現役のアナウンサーがいる。

    小学生時代から『小沢昭一的こころ』(TBS制作)や『テレフォン人生相談』『ビートたけしのオールナイトニッポン』(いずれもニッポン放送制作)など、地元のCBCラジオで放送されていた在京ラジオ局制作の全国ネット番組を愛聴。その一方で、中学3年時にネフローゼ症候群の発症によって長期の療養を余儀なくされたことから、病院への入院中にラジオ番組へ親しむ機会が増えた。ネフローゼの発症当初は主治医から中学校の留年を勧められていたが、入院加療を繰り返した末に完治したため、同級生と揃って卒業。千種高校への進学後は、放送部で活動していた。さらに、名古屋大学への在学中に、地元・名古屋のラジオ局でアシスタントディレクターアルバイトを経験。その縁で伊藤春雄(東海地方を中心に活動しているラジオパーソナリティ)と知り合ったことから、伊藤が当時ロードレースの実況を任されていた鈴鹿サーキットで、伊藤に同行しながらアルバイトで実況を担当したこともある。以上の経緯と経験からラジオパーソナリティを志望していたため、現在までの毎日放送と同じく、当時1社でラジオ放送事業とテレビ放送事業を兼営していたCBC、TBS、朝日放送(社名はいずれも当時)のアナウンサー試験を受けていた。

    大学卒業後の1991年に、アナウンサーとして毎日放送へ入社。同局の本社屋が現在の大阪市北区茶屋町へ移転してから新卒扱いで最初に採用された局員の1人で、同期入社の局員には、アナウンサーの田丸一男NHK大津放送局より中途採用で移籍→2020年9月30日付で定年退職)、テレビプロデューサー田渕伸一(現在は事業局長)や渥美昌泰(現在はラジオ局制作センター長)などがいる。新人研修では、後の上司でもある角淳一から、直々に指導を受けた[2]

    妻は1993年に毎日放送へ入社した同僚アナウンサーの古川圭子で、1997年に結婚。同局制作のテレビ・ラジオ番組や、MBSラジオで放送されるスポットCMに夫婦で共演することや、結婚式の際に正装で撮影されたツーショット写真をテレビ番組で公開することも多い。家庭では2児 (1男1女) の父で、古川の年齢と局内における現在の役職は亀井より上である。1年後輩の上泉雄一がアナウンス職と並行しながら2017年の人事異動でアナウンサー室内の企画担当部長に就任してからは、他部との兼職ながら、企画部員として上泉に仕えている。

    毎日放送への入社後は、入社前から志望していたラジオパーソナリティをはじめ、ラジオ番組を中心にニュースキャスターやスポーツ・情報・トーク番組のパートナーを務める機会が多い。特に、MBSラジオの『こんちわコンちゃんお昼ですょ!』では、15時台に放送される「とれたて!駅売り夕刊紙」コーナーで長年「夕刊紙ナビゲーター」(日替わりキャスター)を担当。同コーナーが終了してからも、別のコーナーの進行やパーソナリティ代理などを任されている。さらに、同局で長年放送されているハイヒールの冠番組(『ハイヒールの金曜は生で!』→『ピカピカハイヒール』→『ますます!ハイヒール』)には、アナウンサー歴27年に当たる2020年4月の時点で、ハイヒールのパートナーを21年にわたって務めている。

    ガンダムシリーズの根強いファンで、グラビアアイドル・日本の城・サブカルチャーに関する造詣も深く、生粋の中日ドラゴンズファンである[3]。趣味はオートバイでのツーリングで、出演番組などを通じてツーリングでの体験を明かすこともある。

    2016年4月からは、MBSラジオで土曜日の早朝に放送される生ワイド番組『かめばかむほど亀井希生です!』でパーソナリティを担当中。テレビ・ラジオを通じて自身初の冠番組ながら、2018年の平成30年日本民間放送連盟賞では、ラジオ生ワイド番組部門の近畿地区審査で最優秀賞[4]、中央(全国)審査で優秀賞を受賞した(受賞対象回は同年4月21日放送分)[5]。また、同番組でも使用する毎日放送本社M館ラジオβスタジオ(生放送対応のスタジオ)の改修工事(同年1月 - 2月)に伴うラジオ放送用マイクの新調に際しては、毎日放送の現役アナウンサーを代表して、アナウンス部長(当時)の関岡香と共にマイクの選定テストへ携わった[6]

    2020年には、1月19日にMBSテレビで放送された『コトノハ図鑑』(毎日放送のアナウンサー室が制作に携わったレギュラー番組)内の企画「マイ推しプレゼンバトル2020」で、近藤亨を相手にビブリオバトルを展開した。この内容が高く評価された末に、2019年度のアノンシスト賞では、「テレビ・フリートーク部門」の最優秀賞を受賞。さらに、2016年度以降(他のJNN・JRN加盟局を含めても)該当者がいなかった「グランダ・プレミオ」(表彰対象の全7部門での最優秀賞受賞者の中の大賞)に選ばれた(いずれも近藤と共に表彰)。ちなみに、毎日放送のアナウンサーによる「グランダ・プレミオ」の受賞は、上泉が2007年度に個人で表彰されて以来12年振りである[1]

    現在の出演番組

    テレビ

    • MBS NEWS(不定期、水曜深夜~木曜早朝を中心に担当)
      • 2015年度までは、土曜深夜~日曜早朝を中心に担当。2016年度以降の土曜日には、『かめばかむほど亀井希生です!』の本番終了後に、『JNNニュース』(11時台)の関西ローカルパートを担当することが多い。
    • ちちんぷいぷい
      • 2014年4月から、VTRコーナーのナレーターを不定期で担当。妻の古川は、アシスタント、ナレーター、コーナーレギュラーとして、1999年10月の番組開始当初から(2度の産前産後休暇をはさんで)断続的に出演している。
      • 2019年11月7日(古川がアシスタントを務める木曜日)に放送された「美術館にいこう! 特別編」では、「富野由悠季の世界」(兵庫県立美術館で同年10月12日から12月22日まで開催)の作品紹介を兼ねた館内ロケで、古川との夫婦共演を果たした。亀井が放送に登場するのは番組開始当初(1999年)以来20年振りだが、富野の代表作である「機動戦士ガンダム」シリーズの大ファンであることから、夫婦揃ってのリポートや富野へのインタビュー取材が実現した。
    • 痛快!明石家電視台
      • 2014年から、年に1~2回のペースで「MBSアナウンサー大集合スペシャル」を放送する場合に、アナウンサーとして古川と揃ってゲスト出演。出演のたびに、放送で言葉を噛む(滑らかに言えない)癖が話題に上っている。
      • 「MBSアナウンサー26人大集合スペシャル」(同年4月7日放送分)では、「(『ビートたけしのオールナイトニッポン』を愛聴していた)学生時代からの憧れ」という松尾伴内と、スタジオで初めて対面した。古川とは、「MBSアナウンサー大集合スペシャル」以外にも、2018年5月28日放送分の「実際どうなん!?いつも一緒の夫婦」に揃ってゲスト出演[7]
      • ハイヒールをメインゲストに迎えた「ハイヒール姉さんは最高やスペシャル」(同年5月26日放送分)にも、「ハイヒールと縁の深いアナウンサー」として、後輩の大吉洋平とともに出演した。
    • コトノハ図鑑→「へぇ~のコトノハ」(不定期)
      • 所属する毎日放送アナウンサー室の企画で、2018年7月から2020年3月まで『コトノハ図鑑』(事前収録のレギュラー番組)として放送された後に、2020年4月改編から『ちちんぷいぷい』月・水曜日→水曜日のレギュラーコーナー「へぇ~のコトノハ」へ移行。2020年12月16日放送分の「へぇ~のコトノハ」では、アノンシスト賞の「グランダ・プレミオ」を共同で受賞した近藤亨とのコンビで「日本タイトルだけ大賞」の調査を担当したほか、その模様をスタジオで報告した。
      • 『コトノハ図鑑』時代から、担当回では、定時ニュースを除いてテレビ番組へ出演する機会が少ないことに言及。調査ロケやトークパートで、共演者の笑いをしきりに誘っている。

    ラジオ

    • こんちわコンちゃんお昼ですょ!(金曜、「エンタメコンちゃん」進行役)
      • 2015年3月まで放送されていた「とれたて駅売り夕刊紙」でも、月・火曜 → 月・木曜 → 火・金曜ナビゲーターを担当。「エンタメコンちゃん」では、2013年4月から進行役を務めている。担当コーナー以外の時間帯にも、特別企画の進行役や、パーソナリティ・パートナー・アシスタントの代理として出演することもある。
    • ますます!ハイヒール(土曜、後述の前身番組からパートナーとして出演)
    • 松井愛のすこ〜し愛して♥(金曜、「無趣味方正の知らない世界」→ 「~の知らない人たち」進行役)
      • 放送枠を『こんちわコンちゃんお昼ですょ!』の直前へ移動した2015年4月から、同番組との兼務扱いでコーナー出演を開始。後輩アナウンサーでメインパーソナリティの松井愛が夏季休暇で休演する場合には、『亀井希生のすこ~し愛して♥』というタイトルで、金曜日の全編にわたってメインパーソナリティ代理を務める。
    • かめばかむほど亀井希生です!(2016年4月2日 - 、メインパーソナリティ)
    • 鳥&亀 この映画がすごかった!
      • 2018年12月から半年に1度のペースで放送される映画回顧・紹介番組で、「鳥」(鳥居睦子)とのコンビでパーソナリティを担当。
    • 次は〜新福島!=第4章・冬将軍=(2020年度のナイターオフ番組)
      • 水曜日の21時台前半に、「亀井希生の明日から使える武将列伝!」という冠コーナーを担当。
    • MBSニュース(不定期、2015年度までは土曜深夜~日曜早朝を中心に担当していた)

    過去の出演番組

    テレビ

    ラジオ

    • はやおきサンデーMBS(藤本永治関岡香と共にパーソナリティを担当)
    • MBSヤングタウンシリーズ
      • ヤンタンはなまるリクエスト(月曜アシスタント、1994年1月~1996年3月)
      • ヤンタンミュージックネトランジェ(月曜パーソナリティ)
        • 以上のシリーズ番組ではいずれも、妻の古川が水曜放送分にレギュラー出演。
      • ヤンタンMUSIC MAX水曜日(1997年10月~1998年9月、林あさ美と共にパーソナリティを担当)
    • ハイヒールの金曜は生で!ピカピカハイヒール(『ますます!ハイヒール』の前身番組)
    • MBSナイトアングル
    • MBSニュースレーダー(金曜日ニュースキャスター、2008年4月4日~2009年10月2日)
    • RadioNews たね蒔きジャーナル(火・水曜日ニュースキャスター、2009年10月6日~2012年9月27日)
    • 亀山つとむのかめ友 Sports Man Day
    • ノムラでノムラだ♪ EXトラ! → ノムラでノムラだ♪(水曜日→木曜日→水曜日ニュースキャスター、2009年8月~2014年3月)
      • ニュースキャスターを固定しなくなった2014年度も、不定期で番組内の『MBSニュース』を担当。木曜日のパートナーやアシスタントが休演する場合には、自身の提案による特別企画を本編で放送する関係で、パートナー代理として本編に出演することもあった。
    • 情報どっか〜んライブ!ホームランラジオ(2011年度のナイターオフ番組、木曜パーソナリティ)妻の古川も一時ナレーターを担当
    • with…夜はラジオと決めてます(2012年度のナイターオフ番組、木・金曜日パートナー)
    • 京都いちばん!シリーズ(日曜、2012年4月8日~2013年3月31日、パーソナリティ)
    • ぴーたんぱん(2013年度のナイターオフ番組、近藤夏子と共にパーソナリティを担当)
    • ニュースターラジオ(2015年度のナイターオフ番組、木曜・金曜パーソナリティ)
      • 放送上のタイトルは『亀井希生のニュースターラジオ』で、『かめばかむほど亀井希生です!』は木曜放送分からの派生番組。
    • おとなの駄菓子屋(2016年4月15日放送分にゲスト出演)
      • 長らく上司だった角がフリーアナウンサーとしてパーソナリティを務める関係で、前述の新人研修以来25年振りに、角と2人きりで話ができたという[2]
    • スマラジw金曜日「ナジャとアナの虹色レインボー」
      • 毎日放送のアナウンサーがナジャ・グランディーバ(メインパーソナリティ)のパートナーを週替わりで務めた2016年度のナイターオフ番組で、第1回(2016年10月7日)と最終回(2017年3月24日)のパートナーを単独で担当。
    • ナジャ・グランディーバのレツゴーフライデー(2017年10月13日)
      • 『虹色レインボー』からの派生番組で、「ナジャじゃジャーナル」(18時台)のキャスターを担当。前週(6日)放送の第1回には、妻の古川も出演した。
    • おわらナイト(2018年2月3日)
      • 『夜もラジオと決めてます』(『夜ラジ』)の金曜日で共演していたいときんET-KINGのリーダー)が2018年1月31日に逝去したことを受けて「ET-KING特集」を放送した関係で、『かめばかむほど亀井希生です』の本番前ながら、生放送パートの途中(3時台の後半)から急遽ゲストで出演。1月31日の深夜から宿直勤務に入っていた関係で、『ちちんぷいぷい』のスタッフとして局内にいた佐川昌裕(『夜ラジ』でプロデューサーを担当)を通じて、いときんの訃報をいち早く知ったことなどを明かした。
    • 福島のぶひろの、どうぞお構いなく。(不定期)
      • 後輩アナウンサーの福島暢啓がパーソナリティを務める深夜番組で、亀井の趣味に関する特別企画を放送する場合に、ゲストとして出演。2017年12月1日放送分で出演した特別企画『2017年、お耳で感じるグラビア総まとめ!』は、100回目の放送(2018年2月23日)を前に実施された「私の神回ベスト3」(過去99回分の放送からベスト3を選ばせるリスナー投票企画)で1位に選ばれた。
    • 次は〜新福島!第2章=芽生え=(2018年12月27日)
      • メインパーソナリティを務める福島の「パイセン」(先輩)として、「ラジオ博愛主義!パイセンがやってきた!」(20時台のゲストコーナー)に出演。出演当日は2018年の最終放送日で、ラジオパーソナリティを志すまでの経緯を、出演番組で初めて明かした。
    • かけましておめでとう!歌と笑いのドえらいやんラプソディ(2019年1月2日の10:30 - 17:35に生放送の新春特別番組)
    • 福島のぶひろの歌詞研究会(2020年9月13日の21:30 - 22:00に放送)

    関連人物

    脚注

    外部リンク