兵庫ゴールドトロフィー
兵庫ゴールドトロフィー | |
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![]() 第11回兵庫ゴールドトロフィー | |
主催者 | 兵庫県競馬組合 |
競馬場 | 園田競馬場 |
創設 | 2001年12月27日 |
2020年の情報 | |
距離 | ダート1400m |
格付け | JpnIII |
賞金 |
1着賞金2500万円 |
出走条件 |
サラブレッド系3歳以上(指定交流) 出走資格も参照 |
負担重量 | ハンデキャップ |
出典 | [1] |
兵庫ゴールドトロフィー(ひょうごゴールドトロフィー)は、兵庫県競馬組合が毎年12月下旬に園田競馬場ダート1400mで施行するダートグレード競走(JpnIII)である。正式名称は「農林水産大臣賞典 兵庫ゴールドトロフィー」。
副賞は、農林水産大臣賞、日本中央競馬会理事長賞、日本馬主協会連合会長奨励賞、(一社)日本地方競馬馬主振興協会会長賞、地方競馬全国協会理事長賞、関西スポーツ5社賞、(一社)兵庫県馬主協会会長賞、兵庫県競馬組合管理者賞(2020年)[2]。
概要
2001年に兵庫県競馬3番目の統一重賞競走として創設された。年末のスプリントのダートグレード競走として定着している[3]。
2016年は農林水産大臣賞がつかず、「兵庫ゴールドトロフィー」の名称で行われた。
2月に行われるフェブラリーステークスにつながるステップレースの側面を持つ。嘗ては、JBCスプリント後に行われる1400mの重賞の一つに過ぎないレースであったが、全日本サラブレッドカップが統一グレード申請を取り下げ、またとちぎマロニエカップが施行されていた宇都宮競馬場の廃止に伴い無くなった事などにより、一気にその重要性が増した。[要出典]
創設以来、優勝はJRA所属馬のみで占められているが、地方所属馬も3着以内に食い込むことが比較的多い競走である。ただし、地元兵庫県所属馬に限ると2007年までは3着以内に絡む事が出来ないでいた。しかし、2008年にアルドラゴンが元中央馬とはいえ兵庫県所属馬としては初めて2着に入った。2011年・2012年には生え抜きの兵庫ダービー馬オオエライジンが連続で3着に入っている[4][5]。2019年にはイルティモーネ(西脇)が2着、サクラレグナム(高知)が3着と人気薄の地方馬が2頭も馬券に絡んでいる[6]。
兵庫県競馬で行われる唯一の古馬のダートグレード競走である。しかし、2020年に多くの競走で賞金の増額が行われたことで、園田金盃が1着賞金3000万円でこの競走を上回るようになった。路線の違いこそあれど、結果的にダートグレード競走と地元重賞の間で賞金の逆転現象が生じている。
条件・賞金(2020年)
- 出走条件
- サラブレッド系3歳以上
- 出走枠は、JRA所属馬4頭、兵庫県競馬所属馬4頭、地方他地区所属馬4頭。
過去の賞金額
回数 | 総額賞金 (万円) |
1着賞金 (万円) |
2着賞金 (万円) |
3着賞金 (万円) |
4着賞金 (万円) |
5着賞金 (万円) |
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第1回(2001年) | 5,100 | 3,000 | 1,050 | 540 | 300 | 210 |
第2回(2002年) | ||||||
第3回(2003年) | ||||||
第4回(2004年) | ||||||
第5回(2005年) | ||||||
第6回(2006年) | ||||||
第7回(2007年) | ||||||
第8回(2008年) | ||||||
第9回(2009年) | 4,760 | 2,800 | 896 | 504 | 336 | 224 |
第10回(2010年) | 3,910 | 2,300 | 736 | 414 | 276 | 184 |
第11回(2011年) | 3,150 | 2,100 | 525 | 252 | 168 | 105 |
第12回(2012年) | ||||||
第13回(2013年) | ||||||
第14回(2014年) | ||||||
第15回(2015年) | ||||||
第16回(2016年) | 504 | 126 | ||||
第17回(2017年) | ||||||
第18回(2018年) | 3,360 | 588 | 294 | 210 | 168 | |
第19回(2019年) | 4,000 | 2,500 | 700 | 350 | 250 | 200 |
歴史
- 2001年 - 園田競馬場のダート1400mのサラブレッド系3歳以上の中央・地方全国指定交流の重賞(統一GIII)競走兵庫ゴールドトロフィーとして創設。
- 2003年 - 3位入線のJRAのノボジャックが進路妨害により10着に降着。
- 2007年
- 2008年 - JRAの岩田康誠が騎手として史上初の3連覇。
- 2010年
歴代優勝馬
全て園田競馬場ダート1400mで施行。
回数 | 施行日 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
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第1回 | 2001年12月27日 | ゲイリーイグリット | 牝6 | JRA | 1:27.0 | 松永幹夫 | 増本豊 | (株)東京サラブレッドビューロー |
第2回 | 2002年12月28日 | ノボトゥルー | 牡6 | JRA | 1:26.8 | 武豊 | 森秀行 | (有)池ばた |
第3回 | 2003年12月24日 | スターリングローズ | 牡6 | JRA | 1:26.9 | 福永祐一 | 北橋修二 | (株)協栄 |
第4回 | 2004年12月28日 | シーキングザダイヤ | 牡3 | JRA | 1:27.3 | 武豊 | 森秀行 | 青山洋一 |
第5回 | 2005年12月28日 | ニホンピロサート | 牡7 | JRA | 1:27.6 | 安藤勝己 | 目野哲也 | 小林百太郎 |
第6回 | 2006年12月28日 | リミットレスビッド | 牡7 | JRA | 1:27.2 | 岩田康誠 | 加用正 | (有)社台レースホース |
第7回 | 2007年12月26日 | リミットレスビッド | 牡8 | JRA | 1:26.3 | 岩田康誠 | 加用正 | (有)社台レースホース |
第8回 | 2008年12月25日 | スマートファルコン | 牡3 | JRA | 1:26.5 | 岩田康誠 | 小崎憲 | 大川徹 |
第9回 | 2009年12月24日 | トーセンブライト | 牡8 | JRA | 1:27.6 | 安藤勝己 | 加藤征弘 | 島川隆哉 |
第10回 | 2010年12月28日 | トーセンブライト | 牡9 | JRA | 1:26.9 | 安藤勝己 | 加藤征弘 | 島川隆哉 |
第11回 | 2011年12月28日 | スーニ | 牡5 | JRA | 1:27.3 | 川田将雅 | 吉田直弘 | 吉田和美 |
第12回 | 2012年12月26日 | ティアップワイルド | 牡6 | JRA | 1:26.4 | 石橋脩 | 西浦勝一 | 田中昇 |
第13回 | 2013年12月28日 | ドリームバレンチノ | 牡6 | JRA | 1:25.5 | 岩田康誠 | 加用正 | セゾンレースホース(株) |
第14回 | 2014年12月24日 | メイショウコロンボ | 牡5 | JRA | 1:25.7 | 武幸四郎 | 角田晃一 | 松本好雄 |
第15回 | 2015年12月24日 | レーザーバレット | 牡7 | JRA | 1:26.0 | 戸崎圭太 | 萩原清 | 前田葉子 |
第16回 | 2016年12月28日 | ニシケンモノノフ | 牡5 | JRA | 1:25.8 | 横山典弘 | 庄野靖志 | 西森鶴 |
第17回 | 2017年12月27日 | グレイスフルリープ | 牡7 | JRA | 1:28.4 | 武豊 | 橋口慎介 | 前田晋二 |
第18回 | 2018年12月27日 | ウインムート | 牡5 | JRA | 1:26.7 | 和田竜二 | 加用正 | (株)ウイン |
第19回 | 2019年12月27日 | デュープロセス | 牡3 | JRA | 1:27.4 | 北村友一 | 安田隆行 | ゴドルフィン |
第20回 | 2020年12月23日 | サクセスエナジー | 牡6 | JRA | 1:28.0 | 松山弘平 | 北出成人 | 高嶋哲 |
各回競走結果の出典
- 兵庫ゴールドトロフィー(JpnI)歴代優勝馬 - 地方競馬全国協会
- JBISサーチ
出典・脚注
- ^ “【更新】第20回兵庫ゴールドトロフィーJpnIII競走出走予定馬”. 園田・姫路競馬場 (2020年12月18日). 2020年12月21日閲覧。
- ^ a b “園田競馬出走馬一覧表 令和2年度第21回園田競馬第4日12月23日(水)” (PDF). 名古屋けいばオフィシャルサイト. 2020年12月21日閲覧。
- ^ “【レースハイライト】第8回兵庫ゴールドトロフィーJpnIII”. web Furlong. 地方競馬全国協会. 2015年12月8日閲覧。
- ^ “【レースハイライト】第11回 兵庫ゴールドトロフィーJpnⅢ”. web Furlong 2011. 地方競馬全国協会. 2015年12月8日閲覧。
- ^ “【レースハイライト】第12回 兵庫ゴールドトロフィーJpnⅢ”. web Furlong 2012. 地方競馬全国協会. 2015年12月8日閲覧。
- ^ 浅野靖典 【レースハイライト】第19回 兵庫ゴールドトロフィーJpnⅢ web Furlong 2019、2019年12月27日、2020年5月24日閲覧
- ^ “ダートグレード競走”. 地方競馬情報サイト. 地方競馬全国協会. 2008年1月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年12月8日閲覧。