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川岸駅

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川岸駅
駅舎(2007年8月)
かわぎし
Kawagishi
岡谷 (3.5 km)
(6.0 km) 辰野
地図
所在地 長野県岡谷市川岸東[1]
北緯36度1分58.79秒 東経138度1分19.55秒 / 北緯36.0329972度 東経138.0220972度 / 36.0329972; 138.0220972座標: 北緯36度1分58.79秒 東経138度1分19.55秒 / 北緯36.0329972度 東経138.0220972度 / 36.0329972; 138.0220972
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 中央本線(辰野支線)
飯田線直通含む)
キロ程 3.5 km(岡谷起点)
電報略号 ワキ[1]
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
91人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1923年大正12年)10月28日[1]
備考 無人駅[1]
標高:757.4 m[1]
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川岸駅(かわぎしえき)は、長野県岡谷市川岸東にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線である[1]

みどり湖経由の短絡線ができてからは、列車の大半が東海旅客鉄道(JR東海)が管轄する飯田線からの乗り入れ列車である。

2018年6月現在、当駅に停車する44本のうちJR東日本の車両で運行される列車は8本のみである。

歴史

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅[1]。駅舎とホームは跨線橋で連絡している。跨線橋やホームの上屋などの柱の部分には、古いレールが利用されている。開業当初からの木造駅舎があり、待合室部分をそのまま使用している。

岡谷駅管理の無人駅で、出札口や荷物窓口だった部分は板打ちされている。乗車駅証明書発行機が設置されている。

2020年(令和2年)9月9日から12月下旬にかけて、ホーム屋根の建て替え(2両分)が行われた。また、2021年(令和3年)4月下旬までの期間でホーム待合室の改修が実施された。

のりば

ホーム 路線 方向 行先
1番線 中央本線 下り 辰野方面
2番線 上り 岡谷方面

ホーム上屋根、待合室改修工事完了後に番線表示が設置された。

利用状況

いずれも1日平均の乗車人数である。

  • 2007年度 - 106人[1]
  • 2009年度 - 89人[1]
  • 2010年度 - 97人[5]
  • 2011年度 - 91人[6]

駅周辺

岡谷市の市街の外れにある。川岸の集落の中心は川をはさんだ対岸である。駅は川と斜面に挟まれた場所に建っていることもあり、駅前の商店はごく少なく民家の数もそれ程ない。

駅舎の南200m付近に中央道川岸バス停があり、中央高速バス及びみすずハイウェイバスの利用が可能である[1]。上り線(松本新宿方面)バス停は中央道に交わるトンネル手前を右に折れ30mほど進んだ場所に、下り線(飯田名古屋方面)バス停は中央道に交わるトンネルをくぐって左に10mほど進んだところにある。駅からバス停への道のりには急勾配の上り坂があるため、所要時間は個人及び条件によって大幅にばらつく。 参考:時速3kmを保って歩行した場合で駅舎改札より下り線バス停まで7分程度。

バス路線

  • 岡谷市民バス「シルキーバス
    • 川岸線(岡谷市内・岡谷駅方面)・(ヤナ上方面)
    • 川岸橋原線(岡谷市内・岡谷駅南口方面)・(夏明、沢方面)

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
中央本線(辰野支線)
快速「みすず」・普通
岡谷駅 - 川岸駅 - *平出信号場 - 辰野駅
*打消線は廃止信号場

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、60頁。ISBN 9784784071647 
  2. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 5号、25頁
  3. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 5号、27頁
  4. ^ "Suicaの一部サービスをご利用いただける駅が増えます" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道. 29 November 2013. 2019年2月14日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年3月24日閲覧
  5. ^ 長野県統計書(平成22年)
  6. ^ 長野県統計書(平成23年) Archived 2017年1月9日, at the Wayback Machine.

参考文献

  • 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「中央本線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第5号、朝日新聞出版、2009年8月9日。 

関連項目

外部リンク