ダウンタウン熱血物語
ジャンル | アクションRPG |
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対応機種 |
ファミリーコンピュータ (FC) 対応機種一覧
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開発元 | テクノスジャパン |
発売元 | テクノスジャパン |
ディレクター |
関本弘之 吉田晄浩 W.S.LITTLE |
プログラマー |
谷本敦 熊谷慎太郎 ふくはらげんえい SHIN |
音楽 | 澤和雄 |
美術 | 白戸政男 |
シリーズ | くにおくんシリーズ |
人数 | 1 - 2人(同時プレイ) |
メディア | 2メガビットロムカセット[1] |
発売日 |
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対象年齢 |
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コンテンツ アイコン |
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デバイス | ターボファイル対応 |
その他 |
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『ダウンタウン熱血物語』(ダウンタウンねっけつものがたり)は、テクノスジャパンから発売されたファミリーコンピュータ用アクションロールプレイングゲームソフトである。
本項では、同作の設定を深化・拡張させたバージョンアップ版に相当するリメイク作『ダウンタウン熱血物語ex』についても併せて記述する。
ダウンタウン熱血物語
『ダウンタウン熱血物語』(ダウンタウンねっけつものがたり)は、1989年4月25日にテクノスジャパンから発売されたファミリーコンピュータ用アクションロールプレイングゲーム。
概要
本作はテクノスジャパンの「くにおくんシリーズ」と称される作品群の第3作目にあたり、シリーズ内で「ダウンタウンシリーズ」としてカテゴライズされる作品群[2]の処女作に位置する。
「くにおくんシリーズ」の第1作『熱血硬派くにおくん』のコンセプトである「ケンカアクション」の流れを色濃く汲みながらも、本作では敵キャラクターを倒すことでお金を獲得して、お店でアイテムを入手し、ステータスを上げていく、というロールプレイングゲームの要素が加えられている。
本作のストーリーは『熱血硬派くにおくん』から数ヵ月後の時系列にあたり、前作までは「くにお」と対立してきたライバル・「りき」が手を組み、「冷峰学園」に立ち向かう[3]、という内容となっている。
「不良高校生達の抗争」という、一見殺伐とした世界観ではあるものの、キャラクタードットのデフォルメ化、ギャグ風味にあふれた台詞回し、破天荒な遊び方もできる自由度の高さ、といった要素がコミカルな雰囲気と親しみやすさを生み、幅広い年齢層に受け入れられるヒット作となった。また、「くにお」と「りき」を取り巻く世界観や、「ダブルドラゴン兄弟」「ごうだ」「ごだい」といった個性的なサブキャラクター達の登場により、後の作品群に群像劇的な一面が加えられた契機ともなっている。
ゲームデザインは関本弘之、吉田晄浩、音楽は澤和雄、キャラクターデザインは白戸政男が担当した。
本作は様々なプラットフォームへの移植版が発表されている。
- 1990年、シャープよりX68000用ソフトとして発売された。(開発SPS、販売シャープ)。X68000のADPCMを生かし、BGMのアレンジ、ボイス付きビジュアルシーンの追加などが行われている。
- 1993年、ナグザットからPCエンジンSUPER CD-ROM2用ソフトとして発売された。CD-ROMの特性を生かし、声優によるボイスの追加やCD-DAによるBGMのアレンジが行われている。
- 2008年、携帯電話用アプリゲームとしてS!アプリに『ダウンタウン熱血物語復刻版』として配信された。
- 2010年、Windows用ソフトとしてプロジェクトEGGにてFC版が配信された。
- バーチャルコンソール対応ソフトとして、2007年にWiiへ、2012年にニンテンドー3DSへ、2015年にWii Uへ、FC版が配信された。
- 海外版として、北米では『River City Ransom』、欧州では『Street Gangs』の名称で販売されている。
また、本作のリメイク作品として2作品が発表されている。
- 『ダウンタウン熱血物語ex』(以下『ex』)・・・テクノスジャパン倒産後、版権元となっていたアトラスより、2004年に発売された。
- 『ダウンタウン熱血物語SP』・・・2015年より版権元となったアークシステムワークスより、「くにおくんシリーズ」30周年記念作品として、2016年に発売された。本作をベースにしながらも、ゲームシステムからストーリー、キャラクター設定に至るまで大幅に改変されており、リメイク作ながらも完全新作ともいえるほどにリニューアルされた作品となっている。
ゲームシステム
本項ではFC版におけるシステムを記述する。
- ゲーム開始時に使用キャラクター及び協力プレイの有無を選択する。アクションロールプレイング形式であり、敵キャラクターを倒してお金を稼ぎ、アイテムを購入・使用してステータスの各パラメータを上げ、各エリアを攻略してゆくのが基本的な流れとなる。
- 各エリアはベルトスクロール形式で進行し、襲い掛かってくる敵キャラクターを倒してゆく必要がある。攻撃手段はパンチ、キックのほか、落ちている木刀、石ころ、タイヤなどを拾って武器にして殴ったり、投げつけたり、倒れているキャラクター(敵味方問わず)すらも武器と同じように攻撃手段にすることができる。体力と気力が尽き、プレイヤーキャラクターが全滅となった場合は、所持金が半額になるペナルティを受けた上で、全滅したエリアの直前の商店街エリアから再開となる。
- 敵キャラクターは、9体の汎用キャラクタードットをベースとして、各高校で独自の制服カラーと名前が設定されている。1エリアにつきひとつの高校の敵キャラクターが9名出現し、画面内には同時に3名以上出現しない。ボスキャラクターが登場するエリアでは、それらを全滅させることがボスキャラクターの出現条件となっている。
- 攻略の拠点となる商店街エリアには敵キャラクターが出現せず、アイテムを取り扱うお店が並んでいる。お店とその取り扱っているアイテム、その効果は多種多様・多岐に亘っている。
- 本屋で購入できる特定のアイテムを使うことで、必殺技を習得できる[3]。
- セーブ機能は搭載されていない。エリア攻略状況や所持品はプレイごとにリセットされてしまうが、ステータスのみパスワードを利用することで疑似的に復元できる。
ストーリー
熱血高校の番長・「くにお」が、悪の組織から仲間を救い出してから数ヶ月。進学校「冷峰学園」は、「ダブルドラゴン兄弟」の転入を契機として、怒涛の勢いで近隣高校を支配下に治め、その勢力を伸ばしていた。くにおの永遠のライバルである花園高校の番長・「りき」は、その能天気な性格から冷峰学園なぞ恐るに足らないと楽観していたが、そんなある日、りきの彼女が冷峰学園にさらわれ、一通の挑戦状が届く。怒りに燃えたりきは花園高校を飛び出すが、そこでくにおと衝撃的な再会を果たす。 りきは彼女を助けるため、くにおはかつての仲間に会うため、二人はそれぞれの目的を胸に、冷峰学園へと向かうのだった。
登場人物
本項ではFC版及び『ex』で追加された設定を併せて記述する。
プレイヤーキャラクター
- くにお
- シリーズの主人公にして、「熱血硬派」の通り名を持つ「伝説の不良」。熱血高校3年生で、番長。
- 騒動の黒幕が、かつての仲間だった山田であることを突き止め、またその動機は自身が原因であることを理解し、ケジメをつけるべく立ち上がる。
- 『ex』では、マッハキックが専用必殺技として設定され、スタート直後から使うことができる。
- りき
- 鮫島 力(さめじま りき)。花園高校3年生で、番長。かつて「マッハパンチのりき」として恐れられ、くにおと敵対した間柄。
- 真美のことを大切に思っているものの、大雑把で能天気な一面が災いし、彼女への狼藉を許してしまう。単身で山田と対峙すると、りきに対する僻みをぶつけてくる。
- 『ex』では、マッハパンチが専用必殺技として設定され、スタート直後から使うことができる。
ヒロインキャラクター
- はせべ
- 長谷部 和美(はせべ かずみ)。冷峰学園3年生で、生徒会副会長。くにおとは中学時代の同級生。
- 可愛らしくもさばさばした性格で頼り甲斐があり、生徒からの人気は高い。実は全国的に名の知られた伝説的なスケ番で、芦野久仁子の姉とはライバル関係だった。
- 中学時代からずっとくにおに好意を寄せており、いつも陰から協力している。山田のことは嫌っており、山田に操られた学園に背を向け、くにおに加担する。
- 『ex』では、立場上くにおと共に行動できないことを悔やみつつも、砂織の救出に久仁子を向かわせるなど、独自に動いている。
- まみ
- 島田 真美(しまだ まみ)。花園高校2年生で、りきの彼女。くにお、長谷部と同じ中学校の出身で、後輩にあたる。
- 無邪気で可愛い性格をしており、りきのパワーの源であるとともに、唯一頭が上がらない存在でもある。
- 山田の僻みに端を発し、ダブルドラゴン兄弟の手によりさらわれ[4]、冷峰学園の教室に幽閉されている。
- ダブルドラゴン兄弟を倒すことで助けることができるが、助けなくてもゲームクリアは可能となっている。
- 『ex』では、りきへの信頼が強く描かれている。
ボスキャラクター
- さわぐち
- 沢口 靖夫(さわぐち やすお)。白鷹工業高校2年生で、同校の自称No.2。
- 花園町で登場する。威勢こそ一丁前だが、実力が伴っていない。傍からは西村のパシリにしか見えないが、西村を信頼して付き従っており、彼を蹴落としてまでボスになろうとは考えていない。
- FC版では倒さなくてもゲームクリアが可能となっている。『ex』では、まるか運送倉庫出口で再戦を挑んでくる。
- 【『ex』追加必殺技】自分手裏剣(専用技)
- かみじょう&やまもと
- 上条 恒男(かみじょう つねお)と山本 憲之(やまもと のりゆき)。影村学園3年生で、2人組のボス。
- 新宝川の河川敷に登場する。両者ともに姑息な性格で、お互いに友達がおらずいつも2人でつるんでいる。くにおとりきを倒して冷峰学園に認められようとしているが、実力は低い。
- FC版では互いの名が逆に表示されている上、倒さなくてもゲームクリアが可能となっている。河川敷で彼らを倒すと、夢見町で再戦を挑んでくる。
- 【『ex』追加必殺技】ブーメラン投げ(両者共通、専用技)
- にしむら
- 西村 成孝(にしむら なりたか)。白鷹工業高校3年生で、ボス。七三分けの髪型とメガネが特徴の巨漢。
- まるか運送倉庫内に登場する。肥満体、メガネ、七三分けの不良らしからぬ風貌と、どこか突き抜けたようなふてぶてしさの持ち主。独特のボギャブラリーの持ち主で、奇妙な口癖を口走る。同校のトップに君臨し、坂宿商業高校を配下に置いているものの、内外問わずあまり慕われておらず、校内には反乱分子である「反西村連合」も存在している。冷峰四天王・木下に支配されている。体型を生かしたパワーこそ凄まじいが、動きが非常に遅く、肉体・精神ともに打たれ弱い。
- 【『ex』追加必殺技】溜めパンチ(専用技)、張り手スペシャル
- きのした
- 木下 忠[5](きのした ただし)。冷峰学園3年生で、冷峰四天王の一人。
- 花園第3公園に登場する。実力は普通だが、顔つきが恐ろしく、女の子にその顔をバカにされて以来、凶暴で残忍な性格になってしまったことで不良達から一目置かれるようになった。白鷹工業高校を配下に置いており、西村の天敵ともいえる存在。
- 『ex』では、特定条件を満たすと、くにお達の心の熱さに触れて改心し、仲間にすることができる。
- 【『ex』追加必殺技】デビルチェーン(専用技)
- もちづき
- 望月 駿(もちづき しゅん)。冷峰学園3年生で、冷峰四天王の一人。
- 丸か運送廃ビル出口に登場する。「“かっとびのもつ”」の異名を持つほどの俊足を誇り、足の速さを活かしたスピードを武器とする。自意識過剰な一面もあるが、冷峰四天王の中では明朗快活で潔い性格。沼岡工業高校を配下に置いているが、支配ではなく親友として接している。
- 『ex』では、特定条件を満たすと、くにお達を誤解していたことを悟り、仲間にすることができる。
- 【『ex』追加必殺技】ニトロアタック(専用技)
- たいら
- 平 清文(たいら きよふみ)。冷峰学園3年生で、冷峰四天王の一人。
- 緑町空き地に登場する。弱いわけではないが、どちらかというと頭脳派で、ハッタリを使って精神的に優位に立つ戦法を得意とする。花園高校の名を騙り、配下に千里台高校を襲撃させる罠を仕掛けた張本人でもある。
- 『ex』では、特定条件を満たすと、くにお達の生き様を前に改心し、仲間にすることができる。
- 【『ex』追加必殺技】ばく転バスター(専用技)
- こばやし
- 小林 政男(こばやし まさお)。冷峰学園3年生で、冷峰四天王のヘッド。
- 小林産業工場跡に登場する。「小林産業」社長子息として上流階級家庭で育つが、中学時代に倒産の憂き目に遭い現在は貧困で身であるものの、その苦境が現在の実力を育んだ側面もある。口調こそ少々キザであるものの、頭脳明晰かつ冷静沈着な性格で、周囲からは他の四天王すらも畏敬を込め「さん」付けで呼ばれている。学園を牛耳ることもできる実力の持ち主だが、何故か一歩引いている。口に出すことはあまりないが鬼塚を信頼している。
- 『ex』では、謎の「黒い力」に対抗すべく、秘密裏に行動している、という裏設定が付与されている。特定条件を満たすと、くにお達を認め、仲間にすることができる。
- 【『ex』追加必殺技】グライドチョップ(専用技)、ハイパーガード
- ごうだ
- 豪田 剛(ごうだ つよし)。宝陵高校3年生で、番長格。
- 冷峰学園正門で登場する。非常に正義感の強く剛直ながらも優しい好漢であり、彼を慕う多くの生徒達より勝手に番長格とされているものの、本人にその自覚は無い。妹・砂織を溺愛する優しい兄の一面もあり、幼い頃から病弱なためにいじめられていた妹を庇っているうちに心身ともに強く逞しくなった。その妹想いな一面に付け込んだ山田の策略に嵌り、冷峰学園の手先としてくにおとりきの前に立ちはだかるが、後に和解し、友情を築く。打たれ強さと強力な頭突きが脅威。
- 『ex』では、イベントの進め方によって動向が変わり、砂織の無事が確認されたことで仲間に加わる展開や、ケジメとしてダブルドラゴン兄弟に単身で挑みかかってゆく展開もある。
- 【必殺技】頭突き[6] 【『ex』追加必殺技】ヘッドボム(専用技)
- おにづか
- 鬼塚 崇(おにづか たかし)。冷峰学園3年生で、前生徒会長。冷峰四天王を支配下に置く。
- 冷峰学園体育館で登場する。怪物じみた顔で規則にうるさいが、真面目さや正義感・道徳心・規律心の強さの裏返しであり、人望も厚い。冷峰四天王を統率する立場にあるが、実力にはそれほど差はない。融通が利かない一面を山田に付けこまれ、山田の策略に嵌り自ら会長を辞任し、催眠術をかけられ操られてしまう。手堅い攻撃をするバランスの取れた能力を持つ。
- 『ex』では、山田の催眠術により操られ、ダブルドラゴン兄弟の部下として従っている。
- 【『ex』追加必殺技】大車輪投げ(専用技)、人間ドリル
- ごだい
- 五代 奨(ごだい すすむ)。谷花高校3年生で、番長。
- 冷峰学園2Fで登場する。木刀をこよなく愛し、「棒術使い」の異名を持つ。明るくお気楽な男。ひとたびキレると手がつけられないほど暴れまわるため、周囲からは非常に恐れられている。群れるのを嫌う一匹狼気質だが、宝陵高校・豪田のことを気に入っている。ダブルドラゴン兄弟に闇討ちにあい支配され、冷峰学園の手先としてくにお、りきの前に立ちはだかる。木刀で繰り出す棒術スペシャルは凄まじいダメージを誇る。
- FC版では倒さなくてもゲームクリアが可能となっている。『ex』では、イベントの進め方によって動向が変わり、豪田の動向次第ではあっさり冷峰学園を裏切り、戦いを放棄したり、豪田と共にくにお達に加勢する展開もある。
- 【必殺技】棒術スペシャル 【『ex』追加必殺技】五代スペシャル(専用技)
- ダブルドラゴン兄弟
- 服部竜一・竜二(はっとり りゅういち・りゅうじ)。冷峰学園3年生で、兄弟で服部学園から転校してきた格闘の達人。
- 冷峰学園4Fで登場する。謎の拳法を操る格闘の達人であると同時に、竜一は「水龍神」、竜二は「焔龍神」の守護を受けた忍術を会得しているが、一般人に対しては忍術の使用を自らに禁じている。姑息な手と自分達の落ち度から山田に敗北するが、忍者としての価値観から「主に仕える」ことを重要視するために従属を受入れ、冷峰学園に転校すると四天王を蹴散らしてトップに立ち、近隣の高校を怒涛の勢いで支配下に置いていく転校するや否や、四天王を蹴散らしてトップに君臨し、怒涛の勢いで近隣高校を支配下におさめ、不良校としての名を轟かせる。
- テクノスジャパンのゲーム作品『双截龍』がモチーフであり、キャラクタードット及び専用BGMも同作のものがアレンジされて用いられている。
- 【必殺技】旋風脚(両者共通)[7] 【『ex』追加必殺技】無影脚(両者共)、爆魔脚[8](竜一専用技)、天殺拳[9](竜二専用技)
- やまだ
- 山田 大樹(やまだ たいき)。冷峰学園3年生で、現生徒会長。本作のラストボス。
- くにおに比肩する喧嘩の実力を備えた文武両道の優等生で周囲からも親しまれている存在だが、その本性はとても腹黒くセコい上に、陰湿で狡猾であり、勝つためなら卑怯な手段も平気で使う卑劣漢。くにお、長谷部とは同じ中学校の出身で、当時はくにおとは親友であったが、長谷部への片思いに端を発し、長谷部の想い人であるくにおに歪んだ憎悪を抱くようになる。全国高校統一の野望を実現させ、名実ともにくにおを越えることを誓い、騒動の黒幕となる。とある人物から「あくのパワー」と称する能力を授かり、それを駆使して学園を支配している。
- FC版ではステータスこそ最高レベルだが、様々な要因が絡み、ラストボスとしてのインパクトが霞んでしまっていた[10]。移植版及び『ex』では強化されており、ラストボスに相応しい実力を誇っている。
- 【『ex』追加必殺技】山田の術[11]、スクリュウ、強烈キック
X68000版オリジナルボスキャラクター
X68000版では冷峰学園と影村学園を除いた8つの高校がステージに設置されており、それらの高校のステージボスとして以下の追加ボスが登場する。なお『ex』ではこれらのボスたちは登場せず、一部は設定を変えて他の高校の追加雑魚キャラクターとして登場している。
- らんどう
- 千里台高校の総番。
- はせがわ
- 千里台高校の副番。
- なんぶ
- 坂塾商業高校の総番。
- ながた
- 坂塾商業高校の副番。
- いしづか
- 沼丘工業高校の総番。
- いけべ
- 沼丘工業高校の副番。
- おりべ
- 星草農業高校の総番。本作の登場キャラクターでは珍しく目をつぶっている。
- えとう
- 星草農業高校の副番。
- さかき
- 白鷹工業高校の総番。
- なかた
- 白鷹工業高校のNo3。
- ゆうき
- 又川工業高校の総番。
- なかは
- 又川工業高校の副番。
- にかいどう
- 宝陵高校の副番。
- すどう
- 宝陵高校のNo3。
- みずぬま
- 谷花高校の副番。
- くぼた
- 谷花高校のNo3。サングラスをかけている。
登場する高校
- 熱血高校(ねっけつ-)
- 主人公・「くにお」が通う高校。部活動が盛んで、そのほとんどにはくにおが関わっている。くにおの存在により、生徒達は安堵の気持ちを抱いている。制服カラーは番長であるくにおが白ラン、その他の生徒は紫[12]。
- 花園高校(はなその-)
- りきが通う高校。濃い目の不良が多く、内部の派閥も多い。真美を助け出すべく、りきは単身で冷峰学園に向かう。『ex』では前田が加勢のためにりきを追いかけ、五月女と鷲尾は防衛に徹する等、りきの仲間達もそれぞれに行動を起こしている。制服カラーは青。
- 千里台高校(せんりだい-)
- 元々はいたって荒れたところもない高校。冷峰学園の台頭と時期を同じくして、花園生を名乗る何者かの襲撃を受け、自衛のため、2年生達が園川をリーダーとした「千里台ボンバーズ」を結成している。花園の番長であるりきを狙っている。短気だが、ケンカは弱い。制服カラーは水色。
- 坂宿商業高校(さかじゅく-)
- 特定のリーダーがおらず、白鷹工業高校・西村の支配下にある。くにお達とは敵対している。弱気になって逃げ出すことが多いが、挑発するとムキになる。出現する地域が広く、様々な場所で喧嘩を売ってくる。制服カラーは桃色。
- 沼丘工業高校(ぬまおか-)
- ボス・藤原雄介の方針により、冷峰四天王・望月に従っている。望月からすれば藤原は友人だが、藤原は「望月に従う事こそ絶対である」と考えている。制服カラーは黄緑。
- 星草農業高校(ほしくさ-)
- 作中唯一の農業高校。武器は持たないが素手での攻撃が怖い。ボス・榎田知治は、谷花高校・五代に助けられたことがあるが、その件で榎田の求心力は低下し、生徒たちは五代を慕っている。制服カラーは黄色。
- 影村学園(かげむら-)
- 上条、山本が通う高校。上条、山本以外のキャラクターは登場しない。制服カラーは紫(『ex』では薄紫)。
- 白鷹工業高校(はくたか-)
- 西村、沢口が通う男子高校。坂宿商業高校を支配下に置くものの、まとめて冷峰四天王・木下の支配下に置かれている。くにお、りきを執拗に狙い、攻撃にはタイヤを好んで用いる。番長・西村を筆頭に、妙な口癖を持つ生徒が多い。制服カラーは濃い目のグレー。
- 又川工業高校(またがわ-)
- ボス・篠塚準次郎は冷峰学園に従っているが、自分たちは関わりが無いように装っている。暗いイメージを持たれがちな高校だが、生徒達はそれを認めたくないフシを口にする。メリケンサックを好んで用い、遠距離から飛び蹴りを仕掛けるなど嫌らしい戦術を得意とする。制服カラーは茶色。
- 宝陵高校(ほうりょう-)
- 豪田が通う高校。冷峰学園に支配され、襲い掛かってくる他校と違い、豪田を慕う一部の生徒が(妹を人質に取られ、仕方なく豪田が冷峰に味方している事実をくにお達のせいだと思い込んで)勝負を挑んでくる。武器は殆ど使わず、パンチとガードを中心とした肉弾戦に長けている。制服カラーは緑。
- 谷花高校(たにはな-)
- 五代が通う高校。生徒達は五代がキレて暴れ回るのを何より恐れており、くにお達に襲い掛かるのも、下手に五代を刺激するような事態を未然に防ぐためである。武器戦闘の達人である五代を筆頭に、木刀をはじめとした武器を用いて戦う生徒が多い。制服カラーは濃い青。
- 冷峰学園(れいほう-)
- 本作の黒幕。「超」が付くほどの進学校であり、不良の界隈ではあまり名を知られていない高校であったが、ダブルドラゴン兄弟の転入を契機として不良生徒達の動きが活発化し、急激に勢力を拡大、その名を轟かせる。生徒達のスペックもおしなべてトップクラス。制服カラーは赤。
ダウンタウン熱血物語ex
ジャンル | ドタバタ格闘RPGアクション(アクションゲーム) |
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対応機種 | ゲームボーイアドバンス[GBA] |
開発元 | ミリオン |
発売元 | アトラス |
シリーズ | くにおくんシリーズ |
人数 | 1~2人 |
メディア | 32メガビットロムカートリッジ |
発売日 |
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ダウンタウン熱血物語ex(ダウンタウンねっけつものがたり、River City Ransom EX)は、アトラスより2004年に発売されたゲームボーイアドバンス用ゲーム作品。
概要
『ダウンタウン熱血物語』のリメイク作品である。かつてテクノスジャパンが発売した看板作品の「くにおくんシリーズ」の版権を、テクノスジャパンの創業者にして元社長の瀧邦夫が役員を務める株式会社ミリオンが取得して制作された。
FC版をベースとして、ゲームシステムを拡張させているほか、登場キャラクターの大幅な追加など、同作の設定を深化・拡張させたバージョンアップ版といえる内容となっている。また、それまでは語られなかったキャラクターの裏設定や新設定なども公開されている。
ゲームシステム(オリジナルからの変更点)
- ステータスデータを最大12スロットまでセーブすることが可能。
・戦闘パラメータ、必殺技、所持品、所持金、戦績、キャラクターフェイス
- ステータス各パラメータの上限値が大きくなった。
- ゲームバランスを自由に設定することが可能。
・敵キャラクターの出現人数、同時出現人数、キャラクターの挙動、お店の取扱いラインナップ入替頻度など
- 習得可能な必殺技が増加した。また、主要キャラクターには、くにおくんシリーズ他作品でお馴染みの必殺技が実装されている。
- アイテムの種類が追加された。また、各アイテムのパラメータ上昇効果がオリジナル版から変更・刷新されている。
- 1Pプレイ専用となった。最大4名まで仲間を連れてゆくことが可能。
・「くにお」と「りき」で使用キャラクターに選択しなかった方を仲間として連れていくことは可能だが、CPU操作となる。
- 登場キャラクター及び高校が追加された。あわせて、それまでは語られなかった世界観やキャラクターの裏設定なども新たに公開されている。
- 俗称「評判」あるいは「好感度」システムが実装された。
・ゲーム中の特定の行動に応じて、「評判」「好感度」などと呼ばれる特殊パラメータが上下する。[注釈 1][注釈 2][注釈 3]このパラメータの高低に応じ、敵キャラクターの発言やストーリー進行に下記のような影響が表れる。
- ・評判が高い場合…人格を賞賛される、特定の条件を満たすことでサブキャラクターやボスキャラクターを仲間にできる
- ・評判が低い場合…卑怯者、クズ野郎などと罵倒される、通常であれば戦う必要のなかったキャラクターとの戦闘が発生する
追加登場キャラクター
- すがた
- 姿 三十朗(すがた さんじゅうろう)。熱血高校2年生で、くにおの後輩。初登場は『ダウンタウン熱血行進曲』。
- くにおを心の師と仰ぎ慕っている。警察官の父と兄をもち、自身も正義感の塊だが、無鉄砲な性格ゆえに状況を悪化させてしまうこともある。
- 冷峰学園へと向かったくにおを追いかけて、花園町周辺へやってきている。特定条件を満たすことで、仲間として連れていくことができる。
- 【必殺技】爆弾パンチ(専用技)
- まえだ
- 前田 亨(まえだ とおる)。花園高校3年生で、同校内におけるライバルであり仲間。初登場は『ダウンタウン熱血行進曲』。
- 短気で喧嘩っ早い性格だが、所属するグループへの仲間意識は人一倍強い。かつてはりきと敵対したが、互いを認め合い仲間となっている。
- 冷峰学園へと向かったりきを追いかけてきており、特定条件を満たすことで、仲間として連れていくことができる。
- 【必殺技】前田の飛び蹴り(専用技)
- そのかわ
- 園川 薫(そのかわ かおる)。千里台高校2年生。
- 冷峰学園の仕掛けた罠により花園高校を打倒しようと「千里台ボンバーズ」を結成し、冷峰学園へ向かっていたくにおに襲い掛かるも返り討ちにされたことで目を覚ます。特定条件を満たすことで、園川及び「千里台ボンバーズ」のメンバーを仲間として連れていくことができる。
- FC版及びそれに準ずる移植版では一般敵キャラクターとして登場していたが、「くにおの熱烈な追っかけ」というキャラクター像を獲得し、逆輸入される形で登場。
- 【必殺技】びっぐばんぐ(専用技)
- はやさか
- 早坂 良麻(はやさか りょうま)。冷峰学園在学で望月の親友。喧嘩は好まないが、やる時はやる男。初登場は『ダウンタウン熱血行進曲』。
- 運動より勉学を好む秀才で、不良ではない普通の生徒だが、単身で不良グループを撃退したことがあり、学園内では一目置かれる存在。特定条件を満たすことで、仲間として連れていくことができる。
- 【必殺技】マッハ叩き・加速落とし(専用技)
- くまだ
- 熊田 重蔵(くまだ じゅうぞう)。虎島実業第四高校3年生で、柔道部員。初登場は『ダウンタウン熱血行進曲』。
- 柔道大会の帰り道に偶然乱闘を繰り広げるくにお達を見かけ、性分の赴くままに挑みかかってくる。特定条件を満たすことで、仲間として連れていくことができる。
- 【必殺技】人間魚雷・背負いスペシャル(専用技)
- ひまだ
- 火間田 翔(ひまだ しょう)。虎島実業第四高校3年生で、応援団員。『ex』オリジナルキャラクター。
- 見かけどおりバリバリのツッパリ野郎である。赤色のリーゼントとサングラス、声の大きさが特徴で、応援団で遺憾なく発揮されている。典型的なド根性人間であり、好戦的かつ落ち着きのない性分。少人数側の味方になるという彼独自の主義を持つ為、時には悪者の味方をしてしまうこともある。熊田の応援に夢見町を訪れていたところ、乱闘を繰り広げながら冷峰学園へと向かうくにお達を見かけ、性分の赴くままに挑みかかる。特定条件を満たすことで、仲間として連れていくことができる。
- 【必殺技】ファンキーキック(専用技)
- とうどう
- 藤堂 護(とうどう まもる)。冷峰学園3年生で、藤堂グループの御曹司。カネの力で支配をすること数知れず。初登場は『ダウンタウン熱血行進曲』。
- 大の不良嫌いで、特にくにおに対しては敵意を剥き出しにする。後に山田の後任の冷峰の生徒会長に就任する。能力は一番低い。
- さおり
- 豪田 砂織(ごうだ さおり)。清金女子高校1年生で、豪田の妹。FC版から設定は登場していたが、『ex』で初登場。
- 体が弱く大人しい性格であることから、常に兄に守られて育ってきた。可憐な美少女で周囲にファンも多い。
- 豪田の立場を左右するキャラクターとなっている。長谷部や久仁子の活躍によって、彼女に危害が及ぶ事態は阻止されるものの、本人は状況をよく理解していない。
- くにこ
- 芦野 久仁子(あしの くにこ)。熱血高校に通うくにおの追っかけ。初登場は『ダウンタウン熱血べーすぼーる物語』。
- かつて長谷部のライバルだった女子生徒の妹であり、長谷部のことも「はせべ姉さん」と呼び慕っている。バイクを乗りこなす活動的な女の子で、小柄で可愛い容姿に反し、ひとたび喧嘩となると修羅と化す。長谷部と連携し、砂織を守るために裏で奔走する。
追加登場高校
- 虎島実業第四高校(とらじま-)
- 特に番長格はいない。熊田が柔道大会にこの地域に来て、偶然今回の事件に出くわす。火間田は同校の応援団員として熊田に同行していたところ、事件に遭遇。制服カラーは熱血高校より濃い紫。
- 霧雨実業高校(きりさめ-)
- 風丘四郎がボス。ライバル校は影村学園。武器は長いチェーン。制服カラーは濃い水色。『ダウンタウン熱血べーすぼーる物語』に登場.
- 紫苑山学園(しおんざん-)
- ボスは木城、No.2は梶十郎。梶の身勝手な指令でくにおたちを狙ってくる。かなり遠い地区[13]に位置する学校の為、遭遇することが少ない(一度も出現しない場合もある)。
- とあるイベントに関わるため、それを見たい場合は一度でも戦う必要がある。制服カラーは濃い赤紫色に近い。
- 星の丘西高校(ほしのおかにし-)
- ボス格は野元茂樹。熱血高校、花園高校、冷峰学園とは別の地区に位置する高校で、熱血や花園のある地区をも傘下にしようとしている。雑魚キャラクターも比較的上位の強さを持つ。制服カラーはやや濃い水色。
- 透亀商業高校(とうがめ-)
- ボスは鶴岡伸二。新設校で、最高学年は2年[14]。手に持った石をすぐに投げつけ、すぐさま拾ってまた投げつける戦い方を得意とするがステータスはさほど高くない。霧雨実業の風丘の支配下にある。制服カラーは薄い橙色。
- 光橋大学付属第三高校(ひかりばし-)
- 冷峰学園と同じく進学校[15]だが、ボスと呼べるような人物はいない。他校の存在を認めないなど堅物な性格の生徒が多く、本作で敵として登場する生徒達は「勉強漬けによるストレス解消のため」という理由で喧嘩を挑んでくる[16]。
- しかし喧嘩の経験はほとんど皆無に等しく、戦闘能力は低い。制服カラーは桜色。
- 黄金穂学院(こがねほ-)
- 藤堂グループが運営する学校。星の丘西高校に襲撃されたため同校を恨んでいる。金持ち校らしく生徒を倒した時の金額が非常に高いが、出現したと同時に逃げ出してしまうことが多いため全員を倒すのは至難の技。制服カラーはカネをかけているのか、金に近い黄色。
他機種版
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 |
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1 | ダウンタウン熱血物語 | ![]() |
X68000 | SPS | シャープ | フロッピーディスク | CZ-254AS(C) | |
2 | ダウンタウン熱血物語 | ![]() |
PCエンジンSUPER CD-ROM² | KID | ナグザット | CD-ROM | NXCD 3019 | |
3 | ![]() ![]() |
![]() ![]() |
ゲームボーイアドバンス | ミリオン | アトラス | 32メガビットロムカセット | AGB-BDTJ-JPN | |
4 | ![]() ![]() ![]() |
![]() PAL 2008年2月21日 ![]() |
Wii | テクノスジャパン | ![]() ![]() ![]() |
ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | ファミリーコンピュータ版の移植 |
5 | ダウンタウン熱血物語復刻版 | ![]() |
Yahoo!ケータイ (S!アプリ) |
ウェブドゥジャパン | ウェブドゥジャパン | ダウンロード (熱血硬派くにお君) |
- | ファミリーコンピュータ版の移植 |
6 | ダウンタウン熱血物語 | ![]() |
Windows | テクノスジャパン | ミリオン | ダウンロード (プロジェクトEGG) |
- | ファミリーコンピュータ版の移植 |
7 | ![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() ![]() |
ニンテンドー3DS | テクノスジャパン | ![]() ![]() ![]() |
ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | ファミリーコンピュータ版の移植 |
8 | ![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() ![]() |
Wii U | テクノスジャパン | アークシステムワークス | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | ファミリーコンピュータ版の移植 |
9 | ダウンタウン熱血物語SP | ![]() |
ニンテンドー3DS | エープラス | アークシステムワークス | 3DSカード | CTR-P-BDJJ | |
10 | くにおくん熱血コンプリート ファミコン編 |
![]() |
ニンテンドー3DS | アークシステムワークス | 3DSカード | CTR-P-BKCJ | ファミコン版の移植。他シリーズのファミコン10作品との合同収録作 | |
11 | ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online |
![]() ![]() |
Nintendo Switch | 任天堂 | 任天堂 | ダウンロード | - | ファミリーコンピュータ版の移植 |
12 | くにおくん ザ・ワールド 〜クラシックスコレクション〜 |
![]() |
Nintendo Switch PlayStation 4 Xbox One Steam |
アークシステムワークス | Switch専用ゲームカード ディスクROM ダウンロード |
- | ファミコン版の移植。 他シリーズのファミコン17作品との合同収録作。 ファミコン版『River City Ransom』(海外版『ダウンタウン熱血物語』)も収録。 |
スタッフ
- プログラム:TOMMY.TANI(富山徳之)、S.KUMA(熊谷慎太郎)、F.GEN(福原元栄)、SHIN
- キャラクター・デザイン:白戸政男
- B.G.デザイン:矢崎美佐、とうごうかずよ
- サウンド・コンポーズ:澤和雄
- サウンド・プログラム:平沢道也
- マニュアル・パッケージ・デザイン:向井久美子
- スペシャル・サンクス:斉藤伸一、M.OHATA、山根一史
- ディレクト:関本弘之、吉田晄浩、W.S.LITTLE
評価
評価 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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- ファミリーコンピュータ版
- ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、23.45点(満30点)となっている[36][1]。同誌1991年5月10日号特別付録の「ファミコンロムカセット オールカタログ」では、「とにかくアキのこないゲーム展開が魅力。難易度設定が変更可能になっており、誰にでも楽しめるゲームだ」と、演出面や難易度設定に関して肯定的に評価されている[1]。
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合 得点 4.26 3.70 3.97 4.08 3.69 3.75 23.45
- PCエンジン版
- ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計20点(満40点)[24]、『月刊PCエンジン』では70・75・80・70・80の平均75点(満100点)、『電撃PCエンジン』では50・50・50・55の平均51.25点(満100点)、『PC Engine FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、19.6点(満30点)となっている[32]。
項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合 得点 3.5 3.1 3.3 3.1 3.5 3.1 19.6
- ニンテンドー3DS版『ダウンタウン熱血物語SP』
- ゲーム誌『ファミ通』の「クロスレビュー」では合計31点(満40点)でシルバー殿堂入りを獲得している[25]。
脚注
- ^ a b c d 「5月10日号特別付録 ファミコン ロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、154頁。
- ^ 『ダウンタウン熱血行進曲』、『ダウンタウンスペシャル くにおくんの時代劇だよ全員集合!』等
- ^ a b ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューターmagazine(アンビット、2016年)50ページ
- ^ 物理的・強引な誘拐ではなく、りきの為になる、という兄弟の話術に嵌められる形で、自らの意思で彼らに従った、という経緯が語られている。Miracle Kids発刊『熱血物語 げんさくぼん』より
- ^ 『ex』の説明書では「正」と誤表記されている。
- ^ 後の代名詞「頭突きスペシャル」
- ^ 後の代名詞「龍尾嵐風脚」、『ex』ではゲーム中の文字数制限から「嵐風脚」表記
- ^ 竜一の代名詞「爆魔龍神脚」であるが、ゲーム中の文字数制限から「爆魔脚」表記
- ^ 竜二の代名詞「天殺龍神拳」であるが、ゲーム中の文字数制限から「天殺拳」表記
- ^ 必殺技を持っていない、パラメータ設定の不具合から体力がすぐ尽きる、ダブルドラゴン兄弟のほうが苦戦しやすい、等が挙げられる。
- ^ FC版には実装されていないものの、没スプライトデータが残っている。
- ^ 「くにおくんシリーズ」全体では、「熱血硬派シリーズ」の作品をはじめ、全生徒が白ランとなっている作品もある。
- ^ ゲーム上の台詞では北地区とされている。
- ^ 本作に敵として登場する生徒達は全員2年生。
- ^ 但し冷峰学園と比べると偏差値は遠く及ばない。
- ^ 出現した際に「ストレス解消に付き合え」という主旨の台詞が出ることがある。
- ^ 太田亮三 (2008年8月12日). “Yahoo!ケータイ向けに「ダウンタウン熱血物語」” (日本語). ケータイ Watch. インプレス. 2019年10月19日閲覧。
- ^ “くにおくんの原点が3DSバーチャルコンソールで帰ってきた『ダウンタウン熱血物語』” (日本語). iNSIDE. イード (2012年11月21日). 2019年10月19日閲覧。
- ^ “『スーパーマリオRPG』と『ダウンタウン熱血物語』がWii Uバーチャルコンソールで8月5日配信開始” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA (2015年7月29日). 2019年10月19日閲覧。
- ^ キャナ☆メン (2015年7月29日). “『ダウンタウン熱血物語』と『スーパーマリオRPG』がWii U用バーチャルコンソールに8月5日登場” (日本語). 電撃オンライン. KADOKAWA. 2019年10月19日閲覧。
- ^ 津久井箇人 a.k.a. そそそ (2015年7月29日). “Wii Uバーチャルコンソール8月5日配信タイトル ― 『スーパーマリオRPG』『ダウンタウン熱血物語』” (日本語). iNSIDE. イード. 2019年10月19日閲覧。
- ^ a b “River City Ransom for Wii (2007)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2018年4月14日閲覧。
- ^ a b “ダウンタウン熱血物語 まとめ [ファミコン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年12月31日閲覧。
- ^ a b “ダウンタウン熱血物語 まとめ [PCエンジン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年12月31日閲覧。
- ^ a b “ダウンタウン熱血物語SP まとめ [3DS]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2018年4月14日閲覧。
- ^ a b “River City Ransom for NES (1989)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2018年4月14日閲覧。
- ^ GamesMaster, Episode 14 (Series 2, Episode 4), 22/10/1992
- ^ “River City Ransom Review”. IGN (2008年4月21日). 2016年3月11日閲覧。
- ^ Player One, issue 23 (September–October 1992), pages 86-87
- ^ “Street Gangs- Review - Games Collection”. Gamescollection.it. 2016年3月11日閲覧。
- ^ Kramer, Josh (2004年7月29日). “River City Ransom”. Thunderbolt. 2011年10月16日閲覧。
- ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、609頁、ASIN B00J16900U。
- ^ “Best NES Games of All Time”. GamesRadar (2012年4月16日). 2013年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月5日閲覧。
- ^ “Best NES Games of all time | GamesRadar”. Web.archive.org. 2014年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月11日閲覧。
- ^ a b 『ファミコン通信』第10・11合併号、アスキー、1989年5月12日。
- ^ ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューターmagazine(アンビット、2016年)7ページ
注釈
出典
関連項目
- アトラス (ゲーム会社)
- ダウンタウン熱血行進曲(事実上、ダウンタウン熱血物語の続編)
外部リンク
- ダウンタウン熱血物語ex (アトラス)[リンク切れ]
- 『ダウンタウン熱血物語ex』公式サイト
- ダウンタウン熱血物語 - Wiiバーチャルコンソール
- ダウンタウン熱血物語 - 3DSバーチャルコンソール
- ダウンタウン熱血物語 - Wii Uバーチャルコンソール
- ダウンタウン熱血物語 for FC(プロジェクトEGG)
- River City Ransom - MobyGames