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白羽ゆり

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しらはね ゆり
白羽 ゆり
生年月日 (1978-12-28) 1978年12月28日(45歳)
出身地 日本の旗 日本 福島県福島市
身長 161.5cm
血液型 A型
職業 女優
ジャンル 舞台ドラマ映画
活動期間 1998年 -
活動内容 1998年:宝塚歌劇団入団
1999年:月組配属
2001年:雪組へ異動
2005年:星組へ異動、星組トップ娘役就任
2006年:雪組へ異動、雪組トップ娘役就任
2009年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開
事務所 ホリプロ
公式サイト 白羽ゆり 公式プロフィール
主な作品
宝塚歌劇
ベルサイユのばら
エリザベート
カラマーゾフの兄弟
舞台
シェルブールの雨傘
ピーター・パン
魔女の宅急便
アニー
ドラマ
冬のサクラ
八重の桜
ど根性ガエル
黒い十人の女
映画
でーれーガールズ
備考
宝塚歌劇団卒業生
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白羽 ゆり(しらはね ゆり、1978年[1]12月28日[2] - )は、日本女優。元宝塚歌劇団雪組星組トップ娘役[3][4][2][5][6]

福島県福島市[1]桜の聖母学院高等学校出身[7]。身長161.5cm[1]。血液型A型[1]。愛称は「となみ」[2][8]

所属事務所はホリプロ[1]

来歴

1996年、宝塚音楽学校入学。

1998年、宝塚歌劇団に84期生として入団[5]宙組公演「エクスカリバーシトラスの風」で初舞台[3][4][2][8][5]

1999年、組まわりを経て月組に配属[4][2][8][9]

舞台映えする華やかな容姿で早くから注目を集め[4][9]、2000年の「更に狂はじ」(日本青年館バウホール公演)で、バウホール・東上公演初ヒロイン[5][2][8]

2001年7月13日付で雪組へと組替え[4][2][8][9][5]

2002年、絵麻緒ゆう紺野まひるトップコンビ大劇場お披露目であり退団公演ともなる「追憶のバルセロナ」で、新人公演初ヒロイン[5][10]。その後も3度に渡って新人公演ヒロインを務める。

2004年の「花供養」(日生劇場公演)では、専科理事の轟悠の相手役を務め、ヒロイン[5]

2005年2月14日付で星組へ組替えし、8月15日付で星組トップ娘役に就任[9][4][2][5]湖月わたるの2人目の相手役として、翌年の「ベルサイユのばら」でトップコンビ大劇場お披露目[8][4][9][5]マリー・アントワネットを演じる[4][5]

2006年11月13日付で再び雪組へ組替えとなり、12月25日付で雪組トップ娘役に就任[4][2]水夏希の相手役として、翌年の「エリザベート」で新トップコンビ大劇場お披露目[4][2]エリザベートを演じる[4][2]

2009年5月31日、「風の錦絵/ZORRO 仮面のメサイア」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[4][6]

退団後はホリプロ所属となり、芸能活動を再開[1]。舞台・ドラマ・映画と幅広く活動している[1]

宝塚歌劇団時代の主な舞台

初舞台

組まわり

  • 1998年7 - 8月、宙組『エクスカリバー』『シトラスの風』(1000days劇場
  • 1998年10 - 12月、宙組『エリザベート』(宝塚大劇場のみ)

月組時代

雪組時代

  • 2001年10 - 11月、『愛 燃える』 - 菫花、新人公演:婉華(本役:紺野まひる)『Rose Garden』(宝塚大劇場)
  • 2001年11月、『Over The Moon-月影瞳 クロニクル-』(バウホール) - リリアン
  • 2002年1 - 2月、『愛 燃える』 - 菫花、新人公演:婉華(本役:紺野まひる)『Rose Garden』(東京宝塚劇場)
  • 2002年4月、専科・雪組『風と共に去りぬ』(日生劇場) - スカーレットII[5]
  • 2002年5 - 9月、『追憶のバルセロナ』 - セシリア・オリバレス、新人公演:イサベル(本役:紺野まひる)『ON THE 5th新人公演初ヒロイン[5][10]
  • 2002年10 - 11月、『ホップ スコッチ』(バウホール・日本青年館) - バーバラ・マックイーン[5]
  • 2003年1 - 2月、『春麗の淡き光に』 - 上臈、新人公演:蘇芳(本役:美穂圭子)『Joyful!!』(宝塚大劇場)
  • 2003年3月、『恋天狗』(バウホール) - お八重 バウWSヒロイン
  • 2003年3 - 5月、『春麗の淡き光に』 - 上臈、新人公演:蘇芳(本役:美穂圭子)『Joyful!!』(東京宝塚劇場)
  • 2003年6 - 7月、『春麗の淡き光に』 - 上臈『Joyful!!』(全国ツアー)
  • 2003年8 - 12月、『Romance de Paris』 - パトリシア、新人公演:ナディア(本役:舞風りら)『レ・コラージュ新人公演ヒロイン[5][10]
  • 2004年1 - 2月、『Romance de Paris』 - パトリシア『レ・コラージュ』(中日劇場
  • 2004年4 - 7月、『スサノオ』 - オキノヒメ、新人公演:アマテラスオオミカミ(本役:初風緑)『タカラヅカ・グローリー!』 エトワール[5]
  • 2004年9月、特別『花供養』(日生劇場) - お与津御寮人 ヒロイン[5]
  • 2004年11 - 2005年2月、『青い鳥を捜して』 - ブレンダ、新人公演:ジーナ(本役:舞風りら)『タカラヅカ・ドリーム・キングダム』 新人公演ヒロイン[9][5][11]

星組時代

星組トップ娘役時代

雪組トップ娘役時代

出演イベント

  • 2000年9月、TCAスペシャル2000『KING OF REVUE』
  • 2000年10月、第41回『宝塚舞踊会』
  • 2001年6月、TCAスペシャル2001『タカラヅカ夢世紀』
  • 2001年7月、大空祐飛ディナーショー『Selfish…』
  • 2002年6月、TCAスペシャル2002『DREAM』
  • 2002年7月、成瀬こうきディナーショー『SMILE』
  • 2003年6月、TCAスペシャル2003『ディア・グランド・シアター』
  • 2003年10月、第44回『宝塚舞踊会』
  • 2004年4月、『宝塚歌劇90周年記念式典』
  • 2004年7月、TCAスペシャル2004『タカラヅカ90』
  • 2005年4月、TCAスペシャル2005『Beautiful Melody Beautiful Romance』
  • 2005年12月、『花の道 夢の道 永遠の道』
  • 2006年9月、TCAスペシャル2006『ワンダフル・ドリーマーズ』
  • 2006年9 - 10月、湖月わたるディナーショー『Passion』
  • 2007年9月、TCAスペシャル2007『アロー!レビュー!』
  • 2008年12月、タカラヅカスペシャル2008『La Festa!』
  • 2009年4月、白羽ゆりミュージック・サロン『SWAN』 主演[3]

宝塚歌劇団退団後の主な活動

舞台

  • 2009年12月、『シェルブールの雨傘』 - ジュヌヴィエーヴ 役 ※ヒロイン(日生劇場シアターBRAVA!
  • 2011年1月、『舞台・銀河英雄伝説 - 第一章 銀河帝国編 - 』 - グリューネワルト伯爵夫人アンネローゼ 役 (青山劇場
  • 2011年10月、『I LOVE YOU, YOU'RE PERFECT, NOW CHANGE』(東京グローブ座) 
  • 2012年1月、『Musical BONNIE&CLYDE』 - ブランチ 役(青山劇場、新歌舞伎座
  • 2012年11月、『エリザベート スペシャル ガラ・コンサート』 - エリザベート 役(東急シアターオーブ梅田芸術劇場メインホール)
  • 2013年4月、『銀河英雄伝説 -  第三章 内乱 - 』 - グリューネワルト伯爵夫人アンネローゼ 役(青山劇場)
  • 2013年8月、『銀河英雄伝説 -  初陣 もうひとつの敵 - 』 - グリューネワルト伯爵夫人アンネローゼ 役(日本青年館
  • 2013年9月、『「SEMPO」〜日本のシンドラー 杉原千畝物語〜』 - エバ 役(新国立劇場中劇場)
  • 2014年7月、『ピーター・パン』  - ダーリング夫人/タイガー・リリー 役(東京国際フォーラム ホールCほか)
  • 2015年4月、『CLUB SEVEN 10th』(シアタークリエ
  • 2015年6月、『銀河英雄伝説 -  星々の軌跡』 - グリューネワルト伯爵夫人アンネローゼ 役 映像出演 (六本木ブルーシアター
  • 2015年7月、『ピーター・パン』- ダーリング夫人/タイガー・リリー 役(東京国際フォーラム ホールCほか)
  • 2016年12月、2017年1月、『エリザベート TAKARAZUKA20周年 スペシャル・ガラ・コンサート』 - エリザベート 役
  • 2017年6月、8月、9月 ミュージカル『魔女の宅急便』 - おソノ 役(新国立劇場中劇場、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ)
  • 2018年4月、5月、8月、9月、『アニー』 - グレース 役(新国立劇場中劇場、福岡市民会館、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、新潟テルサ、日本特殊陶芸市民会館 フォレストホール)
  • 2018年6月、7月、ミュージカル『魔女の宅急便』 - おソノ 役(新国立劇場中劇場、メルパルクホール大阪)
  • 2019年10月、11月、12月、『里見八犬伝』 - 玉梓/伏姫 役(なかのZERO 大ホール、梅田芸術劇場メインホール、福岡サンパレス、名古屋文理大学文化フォーラム、明治座
  • 2021年3月、4月 ミュージカル『魔女の宅急便』 - おソノ 役(新国立劇場中劇場、愛知県芸術劇場、メルパルクホール大阪)
  • 2021年4月、5月 『エリザベート TAKARAZUKA 25周年 スペシャル・ガラ・コンサート』 エリザベート役 (梅田芸術劇場メインホール、東急シアターオーブ) 出演は、東京4月5日、大阪4月26日

ドラマ

映画

CM

  • 雪印乳業 雪印北海道100カマンベールチーズ 「おいしい理由」編(2010年)
  • 資生堂 ベネフィーク「福島」篇(2014年)
  • 吉野家(2016年)

受賞歴

  • 2004年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2003年度新人賞
  • 2006年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2005年度努力賞
  • 2006年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 娘役賞
  • 2007年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2006年度優秀賞
  • 2008年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 娘役賞

脚注

出典

  1. ^ a b c d e f g 白羽ゆり 公式プロフィール ホリプロオフィシャルサイト。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n 雪、星組の娘役トップ内定を発表 産経新聞ENAK。
  3. ^ a b c 白羽ゆりミュージック・サロン「SWAN」('09年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 白羽ゆりサヨナラ特別番組「美しき Au revoir」 タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v フェアリー・インタビュー ウィズたからづか。
  6. ^ a b c 雪組・白羽ゆりが会見、退団理由は謎のまま スポニチAnnex。
  7. ^ 『宝塚おとめ 2009年度版』 阪急コミュニケーションズ、2009年、79頁。ISBN 978-4-484-09505-9
  8. ^ a b c d e f g h i 星組 白羽ゆり:宝塚ファンタジア 夢の小部屋 産経新聞ENAK。
  9. ^ a b c d e f g h ベルばら 再演へ 星組娘役トップに白羽ゆり 産経新聞ENAK。
  10. ^ a b c 100年史(舞台), p. 313.
  11. ^ 100年史(舞台), p. 314.

参考文献

  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3 

外部リンク