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Plamo Linux

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Plamo Linux
OSの系統 Linux
開発状況 開発中
ソースモデル オープンソース
最新安定版 7.3 / 2021年5月5日 (3年前) (2021-05-05)
プラットフォーム IA-32, x64
カーネル種別 モノリシックカーネル
ウェブサイト Plamo Linux
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Plamo Linux(プラモ・リナックス[1])はLinuxディストリビューションの一つ。Slackwareを基本に開発された[2]

特徴

RPMPortageのようなパッケージシステムを持たないため、構成がきわめてシンプルになっている。そのため、カスタマイズが非常に簡単にできる。また、Version 3.xまではNEC PC-9821/9801シリーズもサポートされていた。日本で開発されたディストリビューションであるため、日本語環境は特に充実している。

2011年12月31日にはx64に対応したPlamo64-1.0が暫定リリースされ[3]、1年を経た2012年12月30日にPlamo5.0としてx86版・x64版を同時リリースしている[4]

名前の由来

もともとはSlackwareを剽窃するという意味の"Plagia"から"Plagiaware"という名前を用いていたが、英語圏では否定的な意味が強い言葉であるため、メーリングリストで募集された中にあった"Plamo"に決定した[2]。Linuxの持つホビー性を大切にするという開発のモットーがこの名前に現れている。

歴史

開発組織

plamo-maintainer-MLの関係者(約10名)を中心にして行われている[2]。githubにプロジェクト用のリポジトリが存在する。

脚注

  1. ^ 羽成稔/市村靖 編著『改訂基礎から学ぶLinux
  2. ^ a b c d こじまみつひろ+編集部、2000年、「今こそPlamo Linux!」、『Software Design』(2000年11月号)、技術評論社 pp. 15-21
  3. ^ Plamo64-1.0 リリース”. Plamo Linux (2011年12月31日). 2012年1月21日閲覧。
  4. ^ a b Plamo-5.0 リリース”. Plamo Linux (2012年12月30日). 2013年1月10日閲覧。
  5. ^ Plamo-5.1 リリース”. Plamo Linux (2013年5月27日). 2013年5月29日閲覧。
  6. ^ Plamo-5.3.1 リリース”. Plamo Linux (2015年2月1日). 2015年2月1日閲覧。
  7. ^ Plamo 6.0 リリース”. Plamo Linux (2015年10月22日). 2015年12月23日閲覧。
  8. ^ Plamo 6.1 リリース”. Plamo Linux (2016年2月27日). 2016年5月11日閲覧。
  9. ^ Plamo 6.2 リリース”. Plamo Linux (2017年3月24日). 2017年4月3日閲覧。
  10. ^ Project, Plamo Linux. “Plamo 7.0 リリース - Plamo Linux” (英語). www.plamolinux.org. 2018年6月14日閲覧。
  11. ^ Project, Plamo Linux. “Plamo 7.1 リリース - Plamo Linux” (英語). www.plamolinux.org. 2019年5月15日閲覧。

外部リンク