TrueNAS
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開発元 | iXsystems |
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最新版 |
12.0-U3
/ 2021年4月13日 |
最新評価版 |
12.1-Nightly
/ 2021年3月30日 |
リポジトリ | https://github.com/truenas/ |
対応OS | FreeBSD |
プラットフォーム | x86-64, v9.2.1.9 was the last release that supported 32-bit[1]. |
ライセンス | BSDライセンス |
公式サイト | www.truenas.com |
TrueNAS(トゥルーナス)は、PCでNAS(ネットワークアタッチトストレージ)を構築することに特化したUnix系システム(FreeBSDディストリビューション)である。BSDライセンス下で配布されている。バージョン12.0よりFreeNASもTrueNASに統合された。
Linuxをベースとしたシステムへの移行が検討されたが、iXsystemsが支援を表明し、8.x系への移行とGUIのモジュール化、PC-BSDのPBIを参考にしたモジュール技術の投入として、開発は継続されることとなった。 LinuxベースにFreeNASの成果を移植したCoreNASと呼ばれていたシステムはOpenMediaVaultとして、フォークし、従来のFreeNASプロジェクトの主要開発者であるVolker Theileはこちらへ移行する。 また FreeNAS 0.7系をベースで派生したXigmaNASも開発が行われている。
バージョン12.0より有償版であった従来のTrueNASはTrueNAS Enterpriseへ名称変更され、無償版のFreeNASはTrueNAS COREへ名称変更・統合された(COREはCommunity supported Open source Rapid development Early availabilityの略称)[2]。
Debian LinuxをベースとしたTrueNAS SCALEは2021年12月時点でリリース候補が公開されている。2022年2月を目標に正式版のリリースを目指して開発が行われている[3]。
特徴
- iSCSI対応(iSCSIターゲット/iSCSIイニシエータ)
- ソフトウェアRAID (0/1/5 とその組み合わせ) 対応、JBOD (Just a Bunch Of Disks) 対応
- rsync、Unison対応
- ファイルシステム:ZFS、UFS、ext2/ext3、NTFS、FAT32サポート
- ハードディスク(HDD)タイプ:パラレルATA、シリアルATA、SCSI、iSCSI、USB、IEEE 1394サポート
- ディスクの暗号化:geli (GEOM eli) により動作
- DDNSクライアント機能
- S.M.A.R.T.対応
- syslogサーバへの転送機能
- SNMPモニタリング機能
- ユーザ認証機能/グループユーザ管理(ローカルユーザ認証,MSドメイン認証)
- 電子メールログと通知レポート機能
- ATAoE対応
- iTunesサーバ機能
- DAAPサーバ機能
- UPS (Uninterruptible power supply) サポート
システム要件
- 400MBのストレージと256MBのRAM (8.0.1以降のバージョンでは2GBのストレージが必要)
- i386およびAMD64アーキテクチャ 9.3 より 64ビット版のみ
- ベースとなっているFreeBSDのサポートするハードウェアRAIDカード、ネットワークカード(有線/無線)が動作
- HDD,USBメモリ,コンパクトフラッシュ,CD-ROM+フロッピーディスクなどから起動し、利用することが可能
利用可能なプロトコル
脚注
- ^ https://www.freenas.org/hardware-requirements/
- ^ “FreeNAS and TrueNAS are Unifying” (英語). Blog. iXsystems, Inc. (2020年3月5日). 2020年6月28日閲覧。
- ^ “TrueNAS SCALE Angelfish Releases” (英語). iXsystems, Inc.. 2021年12月3日閲覧。