コンテンツにスキップ

Z氏の悪い趣味

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Mr.Keserasera (会話 | 投稿記録) による 2022年4月15日 (金) 08:58個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (ページの新規作成。)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

Z氏の悪い趣味』(ゼットしのわるいくせ)は、財津和夫の通算1枚目のセルフカバーアルバム。1987年12月21日発売。

『Z氏の悪い趣味』
財津和夫セルフカバーアルバム
リリース
ジャンル J-POP
レーベル トライアド
財津和夫 年表
Z氏の悪い趣味
1987年
CALL
1992年
テンプレートを表示

解説

財津にとってはキャリアを通じて初のセルフカバーアルバムで、シンセサイザーを用いたデジタルな要素の強い音で過去の自身の楽曲を表現し直している。

9曲中3曲に女声ボーカルが入っており、事前のプロモーションではある女性歌手の参加を匂わせる文章を載せた媒体もあったが、実際にはrumi kobayashiというクレジットがされている。

ジャケットデザインは、表面が女性を傍らに小さな穴から覗きをしている財津の写真で、裏面はぬいぐるみに話しかける財津の写真だった。発売当初のLP盤にはジャケットの両面に小さな穴が開けられており、表面の財津が覗いている穴が裏面につながっている様になっていた。

収録曲

SIDE A

  1. 白いパラソル
    • 作詞:松本隆 英語詞:マイケル・デュアー 作曲:財津和夫 編曲:京田誠一 Guest Vocal:rumi kobayashi
    • 歌詞は全て英語に置き換えられている。
  2. ラブ・ストーリーを君に
    • 作詞/作曲:財津和夫 編曲:京田誠一
    • アルバム中唯一の新曲。
    • 同名映画の主題歌として制作された曲で、後にシングルカットされた。
  3. サボテンの花
    • 作詞/作曲:財津和夫 編曲:京田誠一
  4. ふたつの鍵
    • 作詞/作曲:財津和夫 編曲:京田誠一
  5. 今だから
    • 作詞/作曲:松任谷由美小田和正、財津和夫 編曲:京田誠一 Guest Vocal:rumi kobayashi
    • 原曲は盤権の都合からCD化されていない。


SIDE B

  1. LOVE SONG
    • 作詞:松本隆 作曲:財津和夫 編曲:京田誠一
  2. 心の糸
    • 作詞/作曲:財津和夫 編曲:京田誠一
  3. 青春の影
    • 作詞/作曲:財津和夫 編曲:京田誠一
  4. 水色の朝 ~エピローグ
    • 作詞:松本隆/作曲:財津和夫 編曲:京田誠一 Guest Vocal:rumi kobayashi
    • 曲の長さとしては4分50秒とクレジットされているが、それ以上の長い時間水の音のインストゥルメントがエピローグ的に収録されている。