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柳河軌道

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柳河軌道(やながわきどう)は、かつて福岡県山門郡瀬高町の矢部川駅(後の瀬高駅)から、柳河町(今の柳川市)を結ぶ鉄道路線軽便鉄道)を運営していた鉄道事業者

概要

九州鉄道(初代、今の鹿児島本線佐世保線などを建設)の開業により、物流が鉄道沿線を中心としたものに変わったため、柳河町から鹿児島本線への接続を図る目的で建設された。線路の軌間には九州の軽便鉄道で広く用いられていた、914mmを用いた。

営業成績は良好であったが、並行して国有鉄道佐賀線(1987年廃止)が敷設されることになったため、同線開業の5ヵ月後に補償を受けて廃線となった。

路線データ

  • 路線距離:柳河-矢部川間7.6km
  • 軌間:914mm
  • 電化区間:なし
  • 複線区間:なし
  • 動力:蒸気内燃機関

運行概要

1930年7月1日改正時

  • 旅客列車本数:下りは323から2306、上りは230から2225まで日30往復
  • 所要時間:全線30分

沿革

駅一覧

矢部川 - 下庄 - 上庄 - 御仁橋 - 三橋 - 蒲船津 - 柳河

接続路線

外部リンク