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大笹牧場

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大笹牧場
施設情報
事業主体 栃木県酪農業協同組合
管理運営 日光霧降高原大笹牧場株式会社
面積 362ha
所在地 321-2792
栃木県日光市瀬尾字大笹原
公式サイト 日光霧降高原大笹牧場
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大笹牧場(おおざさぼくじょう)とは、栃木県日光市瀬尾字大笹原に位置する牧場である。

概要

日光国立公園内の標高1300mの高所を南北に縦断する霧降高原道路の有料道路時代の終点[1]に位置し、主に乳牛の放牧育成を行う高原牧場である[2][3]

1957年(昭和32年)6月、栃木県酪農業協同組合の預託育成牛の夏期放牧場として112平方メートルの民有地を買収して開設、その後国有地の払い下げや民有地の買収により放牧地を拡大し、現在は362平方メートルとなっている[3]

1976年(昭和51年)9月には、敷地内に大笹牧場レストハウスを開設。1997年(平成9年)には全面改装し、翌1998年(平成10年)に殺菌・畜産加工施設を増設し、大笹牧場オリジナル製品のビン牛乳やバターなどの製造販売を開始した[3]

レストハウスの運営は、2005年(平成17年)に株式会社大笹牧場として独立[3]2017年に日光霧降高原大笹牧場株式会社に社名変更した[4]

大型アスレチックコースや、オートキャンプ場[5]。冬季は牧草地でのスノーモービル体験[6]やソリなど雪遊び用具をそろえ[1]、山でのレジャーにも力を入れている[7]

主な施設

放牧場

レストハウス

サイロをイメージした建物としている[9]。1階は売店とジンギスカンハウス。2階ではブラウンスイス牛の焼き肉ハウスと体験工房を設置している。

体験工房

陶器への絵付け、アイスクリーム作りやバター作りを体験できる[10]

かつては、乳搾り体験もできた[7]

こやぎの丘

ヤギヒツジミニチュアホースを飼育し、専用の餌を販売し、餌やり体験ができる[8]

交通アクセス

出典[11]

公共交通機関
かつては東武バス日光のバス路線があったが、2021年秋の改正で霧降高原までに区間短縮された。

脚注

  1. ^ a b c 小杉 1997.
  2. ^ 日光霧降高原大笹牧場日光市観光協会
  3. ^ a b c d 大笹牧場と霧降高原大笹牧場
  4. ^ 日光霧降高原大笹牧場株式会社の情報国税庁法人番号公表サイト
  5. ^ オートキャンプ場大笹牧場
  6. ^ スノーモービル体験大笹牧場
  7. ^ a b またたび 2006.
  8. ^ a b 遊ぶ大笹牧場
  9. ^ マップ大笹牧場
  10. ^ 体験工房大笹牧場
  11. ^ アクセス大笹牧場

出典

  • 小杉国夫『栃木の日帰り公園ガイド』下野新聞社、1997年5月20日、112-113頁。ISBN 4-88286-075-9 
  • 『またたび 日光・鬼怒川』生活情報センター、2006年8月31日、42-44頁。ISBN 4-86126-283-6 

外部リンク