緑黄色野菜
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緑黄色野菜(りょくおうしょくやさい)は、カボチャ、ニンジンなど、β-カロテンを豊富に含む野菜の総称。緑黄色野菜以外の野菜を特に区別する場合は[淡色野菜]]と呼ぶが、色によって区別しているのではない。
定義
厚生労働省の基準では「原則として可食部100g当たりカロテン含量が600μg以上の野菜」の事をいう。ただしカロテンが600μg未満でも1回に食べる量や使用回数の多い色の濃い野菜も含む(トマト、さやいんげん、ピーマン等)。[1]
摂取量
2000年に厚生労働省が行った国民栄養調査によると、日本国民の1日あたり平均摂取量は95.9g[2]。なお厚生労働省が同年に策定した21世紀における国民健康づくり運動では、成人1日あたりの平均摂取量を120g以上に引き上げることを目標としている[3]。ビタミンK、ルテイン、葉酸、ベータカロチンなどの脳に健康的な栄養素が豊富に含まれている。研究によると、認知機能の低下を遅らせるのに役立つ[4]。
主な緑黄色野菜
関連項目
脚注
出典
- ^ “健康用語辞典 > 栄養・食生活 > 緑黄色野菜”. 厚生労働省. 2010年5月3日閲覧。
- ^ “平成12年国民栄養調査結果の概要 > 第3部 栄養素等摂取状況について”. 厚生労働省健康局総務課生活習慣病対策室栄養調査係. 2010年5月3日閲覧。
- ^ “健康日本21 > 各論 > 目標値”. 健康日本21. 2010年5月3日閲覧。
- ^ “Foods linked to better brainpower” (英語). Harvard Health (2017年5月30日). 2021年12月9日閲覧。