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王立展示館

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王立展示館

王立展示館(おうりつてんじかん、王立博覧会ビルRoyal Exhibition Building)はオーストラリアメルボルンにある建築物。カールトン庭園の中に位置する。オーストラリア最初の大陸ヨーロッパ風建築と言われ、現在ではメルボルン博物館の収蔵品の一つになっており、同博物館のもっとも大きな文物である。

王立展示館は、ビクトリア州立図書館やメルボルン市庁舎を建設した建築家のジョセフ・リード(en:Joseph Reed)による建築で1880年に完成し、同年のメルボルン万国博覧会の展示会場となった。当時は12,000平方メートルにも及ぶ本館とともに、展示のために一時的な建物が敷地内にあったという。1888年にはヨーロッパ人のオーストラリア入植100周年を記念してのパーティーも開催された。

1901年、一時的に連邦議会議事堂となったが、その後、連邦議会ビクトリア州議事堂に移動し26年間使用した。入れ替わりに州議会が王立展示館に入居した。現在では再び展示館として利用されているが、メルボルン随一の会議・展示場の座は1996年に開場したサウスバンク地区(Southbank)のメルボルン会議展示センター(en:Melbourne Convention and Exhibition Centre) に譲っている。

2004年7月2日、カールトン庭園とともにユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録された。

関連項目

外部リンク