コンテンツにスキップ

ブランドン・フィゲロア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Fightbox (会話 | 投稿記録) による 2022年8月11日 (木) 14:10個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎来歴)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ブランドン・フィゲロア
基本情報
本名 ブランドン・リー・フィゲロア
通称 The Heartbreaker(ハートブレーカー)
階級 スーパーバンタム級
身長 173cm
リーチ 183cm
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
誕生日 (1996-12-29) 1996年12月29日(27歳)
出身地 テキサス州ウェスラコ
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 24
勝ち 22
KO勝ち 17
敗け 1
引き分け 1
テンプレートを表示

ブランドン・リー・フィゲロアBrandon Lee Figueroa1996年12月29日 - )は、アメリカ合衆国プロボクサーテキサス州ウェスラコ英語版出身。元WBAWBC世界スーパーバンタム級統一王者。兄は元WBC世界ライト級王者のオマール・フィゲロア

来歴

アマチュア時代

2014年1月、全米ユース選手権にフライ級(52kg)で出場し、準々決勝でクリス・コルバートに勝利するが、準決勝でシャクール・スティーブンソンに敗れた[1]

プロ時代

2015年5月9日、フィゲロアはTGBプロモーションズとプロモート契約を結び、フェザー級4回戦でプロデビューした[2]

2戦目以降にスーパーバンタム級に落として活動をすることになり、2015年12月15日にはサンアントニオAT&Tセンターにて行われたフランシスコ・ムーロと対戦し、4回3-0(40-36×2、39-37)の判定勝ちを収めメインを務めた兄オマールの前座を経験し[2]2017年2月21日、ヒューストンのシルバー・ストリート・スタジオにてラウル・チリーノと対戦し、4回TKO勝ちを収める[3]

2018年9月30日、オンタリオ州オンタリオトヨタ・アリーナにて、元2階級制覇王者オスカル・エスカンドンと対戦し、10回KO勝ちを収める[4]

2019年1月13日、ロサンゼルスのマイクロソフトシアターにて元WBA世界スーパーバンタム級暫定王者でWBA世界スーパーバンタム級4位のモイセス・フローレスとWBA世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦を行い、3回1分35秒KO勝ちを収め王者ダニエル・ローマンへの指名挑戦権を獲得した[5]

2019年4月20日、ディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークにてダニー・ガルシアVSエイドリアン・グラナドスの前座でWBA世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦を[6]、元WBA世界バンタム級暫定王者でWBA世界スーパーバンタム級7位のヨンフレス・パレホと行い、8回終了時にパレホが棄権した為王座を獲得した[7]。この試合でフィゲロアは15万ドル(約1600万円)、パレホは2万ドル(約210万円)のファイトマネーを稼いだ[8]

2019年8月24日、故郷ウェスラコ近郊エディンバーグビート・オグデン・アリーナにてWBA世界スーバーバンタム級9位のハビエル・ニコラス・チャコンと対戦し、4回TKO勝ちで初防衛に成功した[9]

2019年11月23日、MGMグランド・ガーデン・アリーナフリオ・セハと対戦を予定していたが、前日計量でセハがスーパーバンタム級の規定体重である122ポンドを4.5ポンド(2.0キロ)体重超過し計量失格となった為[10]、フィゲロアが勝つか引き分けで王座防衛となるがセハが勝っても王座獲得とはならないという条件で試合が行われ、試合結果は引き分けに終わったものの2度目の防衛に成功した[11]。この試合でフィゲロアは20万ドル(約2160万円)、セハは5万ドル(約540万円)のファイトマネーを稼いだ[12]

2020年9月26日、コネチカット州のモヒガン・サン・カジノでWBA世界スーバーバンタム級14位でイスラエル・バスケスの甥であるダミアン・バスケスと対戦し、10回1分18秒TKO勝ちを収め3度目の防衛に成功した[13]

2021年5月15日、ディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークでWBC世界スーパーバンタム級王者ルイス・ネリと王座統一戦を行い、7回2分18秒KO勝ちで2団体王座統一に成功した[14]。この試合でフィゲロアは65万ドル(約7100万円)、ネリは25万ドル(約2730万円)のファイトマネーを稼いだ[15]

2021年9月7日、ステファン・フルトンと11日後の9月18日に対戦予定だったが、フィゲロアが新型コロナウイルスに感染したため延期になった[16]

2021年11月27日、ラスベガスのパークMGMでWBO世界スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトンと対戦。12回判定負けで王座統一に失敗し王座陥落した。なおWBAはフィゲロアがリングに上った時点でWBA世界スーパーバンタム級王座を剥奪した。

獲得タイトル

脚注

  1. ^ USA Youth National Championships Grand Sierra Resort, Reno January 7-11, 2014”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2022年8月9日閲覧。
  2. ^ a b Figueroa needs to figure out what weight he should fight”. ESPN.com (2015年12月16日). 2015年12月17日閲覧。
  3. ^ Dat Nguyen Shocks Miguel Flores, Blasts Him Out in Six Rounds”. BoxingScene.com (2017年2月22日). 2019年6月17日閲覧。
  4. ^ Brandon Figueroa Knocks Oscar Escandon Out in Tenth”. BoxingScene.com (2018年10月1日). 2019年6月17日閲覧。
  5. ^ Brandon Figueroa Breaks Down, Stops Moises Flores in Three”. BoxingScene.com (2019年1月13日). 2019年6月17日閲覧。
  6. ^ Brandon Figueroa vs. Yonfrez Parejo Now For WBA-Interim Belt”. BoxingScene.com (2019年4月5日). 2019年6月17日閲覧。
  7. ^ Brandon Figueroa Stops Parejo For WBA Interim-Title”. BoxingScene.com (2019年4月20日). 2019年6月17日閲覧。
  8. ^ Purses: Danny Garcia $1M, Adrian Granados $400K”. Boxing News 24 (2019年4月20日). 2019年7月27日閲覧。
  9. ^ Brandon Figueroa vs. Javier Chacon, 8/24 PBC on FS1 Headliner”. BoxingScene.com (2019年6月6日). 2019年6月17日閲覧。
  10. ^ Wilder vs Ortiz 2 weigh-in results: Luis Nery and Julio Ceja miss weight, fights still on”. Bad Left Hook (2019年11月22日). 2019年12月23日閲覧。
  11. ^ Photos: Brandon Figueroa, Julio Ceja - Thrilling War Ends in Draw”. Boxing Scene.com (2019年11月24日). 2019年12月23日閲覧。
  12. ^ Purses: Wilder $3M, Ortiz $1.5M, Santa Cruz $750K, Flores $100K”. Boxing News 24 (2019年11月22日). 2020年1月6日閲覧。
  13. ^ 双子のチャーロ兄弟が同時世界戦に勝利 ネリ、カシメロも勝つ”. AFPBB News (2020年9月27日). 2020年10月6日閲覧。
  14. ^ “問題児”ネリ初黒星 希代のトラブルメーカー、ボディーでもん絶7回KO負け”. デイリー・スポーツ (2021年5月16日). 2021年5月21日閲覧。
  15. ^ Per CSAC official purses for Sat’s PBC/Show card”. Dan Rafael (2021年5月15日). 2021年6月8日閲覧。
  16. ^ Brandon Figueroa Tests Positive For Covid, Forced To Postpone Title Unification With Stephen Fulton”. Boxing Scene.com (2021年9月7日). 2021年9月14日閲覧。

関連項目

外部リンク

暫定王座決定戦 対戦者
ヨンフレス・パレホ
WBA世界スーパーバンタム級暫定王者
2019年4月20日 - 2019年10月31日
次暫定王者
正規認定により消滅
前王者
ダニエル・ローマン
WBA世界スーパーバンタム級王者

2019年10月31日 - 2021年11月27日(剥奪)

空位
次タイトル獲得者
N/A
前王者
ルイス・ネリ
WBC世界スーパーバンタム級王者

2021年5月15日 - 2021年11月27日

次王者
ステファン・フルトン