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磐梯東都バス

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磐梯東都バス株式会社
BANDAI TOTO MOTORS CO.LTD.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
160-0022
東京都新宿区新宿2-3-15 大橋御苑ビル6F
設立 2003年4月1日
業種 陸運業
法人番号 9013301019666 ウィキデータを編集
主要株主 東都自動車
外部リンク http://www.totobus.co.jp/bandai/
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磐梯東都バスの路線バス車両

磐梯東都バス株式会社(ばんだいとうとバス)は、福島県で路線バス・貸切バスを運行するバス会社(本社は東京都)。裏磐梯・猪苗代エリアで唯一のバス事業者となったが、利用者数の低迷などから2023年(令和5年)9月末でバス事業から撤退する[1]

概要

東都観光バスを母体に設立された東都自動車グループの一員。磐梯高原・猪苗代を中心に運行するが、本社は東都観光バスと同じ東京都新宿区に所在する。

最初に開業した喜多方駅と裏磐梯高原を結ぶ路線は、会津乗合自動車(会津バス)の撤退表明を受けての新規参入であったが、翌年に運行を開始した猪苗代駅と裏磐梯高原を結ぶ路線は会津バスと競合する形となった。しかし2年後に会津バスは猪苗代営業所管内路線の大幅縮小を行い、猪苗代~北窪で競合するのみとなった。その後、会津バスは猪苗代営業所管内から全面撤退していた。しかし、磐梯東都バス株式会社が運行する「喜多方駅-アクティブリゾーツ裏磐梯」の乗合バスは2022年4月30日で運行を終了し、翌5月1日からは会津バスが運行する「喜多方-裏磐梯」「喜多方-大塩」間の乗合バスとなった[2]

通常、東都観光バスと同じ塗色の路線バスを使用するが、観光向け路線バスとして、ボンネットバス「森のくまさん号」も運行する。

沿革

事業拠点

なお、観光バスの一部は東都観光バスの各営業所に常駐し、それぞれの地域のナンバープレートを取得している。

路線

裏磐梯高原駅の駅舎とボンネットバス「森のくまさん号」

周遊レトロバス・森のくまさん

  • 桧原湖周遊線
    • 裏磐梯高原駅 - 五色沼入口 - 裏磐梯ロイヤルホテル - 五色沼入口 - 曽原湖前 - 休暇村裏磐梯 - 桧原歴史館 - 桧原大橋 - 道の駅裏磐梯 - 雄国沼登山道入口 - 裏磐梯高原駅
  • 裏磐梯高原線
    • 裏磐梯高原駅 - 五色沼入口 - 裏磐梯ロイヤルホテル - 五色沼入口 - 曽原湖前 - 休暇村裏磐梯 - 新小野川湖入口 - 裏磐梯高原駅

「裏磐梯高原駅」とは、かつて会津バスが国鉄との連絡運輸を実施していた頃に営業していたバス駅(会津バス当時の名称は「磐梯高原駅」で「裏」は無い)の名残であり、現在は券売機のある待合所で係員の配置はない。

廃止路線

喜多方線

  • (猪苗代駅 - 秋元湖入口 - )裏磐梯ロイヤルホテル - 五色沼入口 - 裏磐梯高原駅 - 雄国沼登山道入口 - 道の駅裏磐梯 - 大塩裏磐梯温泉 - 北塩原村役場 - 喜多方駅
    • 2022年4月30日 - 運行終了。以降は会津バスにより運行されている[5]

関連項目

脚注

  1. ^ 磐梯東都バス、9月末で撤退へ 路線維持へ他事業者と交渉”. 福島民友新聞. 2023年6月11日閲覧。
  2. ^ 【2022年5月1日から】喜多方・裏磐梯線の運行開始について”. 会津バス. 2023年6月11日閲覧。
  3. ^ 会津バス猪苗代営業所閉鎖について(2011年08月11日 会津乗合自動車ウェブサイト「お知らせ」)
  4. ^ 本社移転のお知らせ-東都観光バス株式会社”. 東都観光バス株式会社 (2022年3月1日). 2022年7月5日閲覧。
  5. ^ aizubus (1650880499). “【2022年5月1日から】喜多方・裏磐梯線の運行開始について”. お知らせ - 会津バス. 2022年7月5日閲覧。

外部リンク