藤田徳之
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Fujita Noriyuki 藤田 徳之 | |
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ファイル:FUJITA,Noriyuki.png | |
生誕 |
ふじた のりゆき 1963年 福井県 |
国籍 |
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出身校 | 防衛大学校理工学部 |
職業 | 実業家 |
活動期間 | 1990年 |
肩書き | フジコンホールディングス代表 |
家族 | (父)藤田尚徳(フジコンホールディングス会長) |
藤田徳之(ふじた のりゆき、1963年 - )は、福井県出身の実業家。フジコンホールディングス代表[1][2]。株式会社FUJIKON HOLDINGS代表取締役社長ほか、子会社のFujikon corporation株式会社他代表を務める。
小説「破天荒フェニックス」のモデルとなった会社「オンデーズ」が存続の危機に瀕した時に実際に出資した人物である。[3][4]
略歴・人物
福井県立武生高等学校卒業、防衛大学校理工学部卒業。学生時代からラグビーに打ち込み、防衛大学校時代にはラグビー部主将を務めた。
2023年、ラグビーW杯フランス大会記念英仏日士官学校対抗ラグビー大会では、OB代表として防衛大チームを率い優勝。同年、国会議員ラグビーワールドカップ2023・フランス大会選手出場。
経歴
- 1979年 - 福井県立武生高校入学
- 1982年 - 防衛大学校入校
- 1986年 - 防衛大学校ラグビー部主将、関東学院ラグビー連盟MVP選出
- 1987年 - 防衛大学校理工学部卒業ならびに訓練褒賞授与、陸上自衛隊幹部初期課程入校
- 1988年 - 陸上自衛隊東北方面航空隊パイロット班所属
- 1990年 - 家業を継ぐ為自衛隊退官、藤田光学株式会社入社
- 2000年 - 社団法人鯖江青年会議所理事長選出
- 2001年 - 社団法人日本青年会議所 評議委員、福井ブロック協議会会長、北陸信越地区協議会副会長ならびに福井県原子力協議会審議委員選出
- 2002年 - 社団法人日本青年会議所 理事兼活力ある経済システム創造委員会委員長選出
- 2003年 - 藤田光学株式会社代表取締役社長就任
- 2010年 - フジコンコーポレーション株式会社設立、同社代表取締役就任
- 2012年 - 株式会社オンデーズ社外取締役就任、2億円の出資と同時に同社再生に着手
- 2019年 - 株式会社オンデーズ株の一部分を三井物産とLVMHグループに売却
- 2022年
業績
COVID-19対策
2019年以降の日本におけるコロナ禍では、自社の製品が医療と衛生に関係していることもあり、代表としてコロナ対策用品の寄附や新製品を発売する等早くから対応した[7]。
- 2020年
- 1月15日、日本国内で最初の感染者が確認、マスクの品薄が深刻化する事態となり、4月7日に政府が緊急事態宣言を発令。これを受けて、福井テレビ他のメディアにマスク取り扱い会社として取り上げられ、当日よりネットショップの注文が殺到、東京からも出荷作業応援の上、 連日出荷に追われる日々が続く
- 4月19日には、福井県が29万世帯へのマスク券(福井マスク券)を供給したことから[8][9]、4月17日に全世帯へ2枚ずつ配布決定したアベノマスクよりも好評で、フジコン・コーポレーションでは、5月1日より6000万枚〜最大1億枚を供給すると発表、物流センターを拠点に活用する等対応[10][11][12]
- 4月27日、福井県鯖江市の小中学校向けへ子供用マスク・除菌噴霧器贈呈寄付[13]
- 5月9日、全国の医療機関・自治体559件へ医療用サージカルマスク100万枚寄付するため『みんなで一緒に医療従事者に感謝しよう!プロジェクト』発足[14][7]
- 5月12日、東京都向け医療マスク提供[7]
- 5月13日、福井県庁教育委員会へマスク・除菌噴霧器を贈呈寄付[7]
- 5月15日、福井総合病院 医療用マスク寄付[7]
- 5月18日、福井済生会病院へ医療用マスク寄付。チア団・FUJIKON男子として『コロナに負けるなダンス』で元気づけ[15]
- 5月19日、兵庫県芦屋市長から感謝状届く[7]
- 5月21日、ECショップ(FUJIKON PLUS)立ち上げ
- 5月22日、福井赤十字病院へ医療用マスク寄付、全国560件以上の医療機関へのマスク寄付完了[7]
- 5月26日、全国で緊急事態宣言が解かれることとなり、営業再開応援セットを販売[16]
- 6月19日から30日まで、未開封のアベノマスクを不織布マスクその他と交換するキャンペーン実施[17]
- 9月10日、MADE IN SABAE(鯖江市製)のチタン製フェイスシールド販売開始[18]
- 11月11日、パルスオキシメーター、抗原検査キット販売開始[19]
- 12月9日、行政・医療機関・高齢者介護施設向けに抗原検査キット1千個寄附[20]
- 2021年
- 2022年
逸話
破天荒フェニックス
オンデーズ社長の田中修治原作ノンフィクション小説「破天荒フェニックス オンデーズ再生物語」に登場する。2008年当時30歳の田中が代表取締役に就任したオンデーズは、前経営陣の残した14億円もの債務超過を抱えていた。 資金ショートのXデーを控えてオンデーズが存続の危機に瀕した時に、国際メガネ展示会で数年ぶりに再会した藤田と話が進んでかみ合い、藤田が計数億円を出資して再生に導くエピソードは、作品中で名場面として感動を呼んだ。その後も田中が社内改革や様々な新サービスを立ち上げ事業を立て直すための手助けとなる良きアドバイザーであり、現在もエピソードは作品中の一幕としてテレビや舞台でも上映され人気を博している。[3][4]
- テレビ
- 舞台
- 2022年6月1日-5日 - 劇団TEAM-ODAC 第39回本公演『舞台・破天荒フェニックス~いつだって始まっている~』 藤田光学・藤田徳之 社長 役:半海一晃、脚本・演出 : 笠原哲平、主演 :伊崎央登、劇場 :シアターサンモール[28]
- 2022年12月7日-11日 - 劇団TEAM-ODAC 第40回本公演『舞台・破天荒フェニックス』 藤田光学・藤田徳之 社長 役:半海一晃、脚本・演出 : 笠原哲平、主演 : 伊崎央登、劇場 :俳優座劇場[29][30]
関連項目
脚注
出典
- ^ “福井新聞に代表藤田徳之のインタビューが掲載されました”. フジコンホールディングス (2023年1月10日). 2023年6月3日閲覧。
- ^ “代表挨拶 - フジコンホールディングス”. フジコンホールディングス. 2023年6月3日閲覧。
- ^ a b c “藤田徳之氏【破天荒フェニックス】奇跡の出会いが再生のきっかけ”. インファクト編集部 (2022年12月27日). 2023年6月3日閲覧。
- ^ a b c ウシジマ (2019年11月2日). “ビジネス版ワンピース!?破天荒フェニックス OWNDAYS再生物語の感想”. FUJIKON HOLDINGS. 2023年7月16日閲覧。
- ^ 北原愛 (2022年1月27日). “映画「おしょりん」来秋公開 県眼鏡産業の祖 発信”. 中日新聞Web. 2023年7月16日閲覧。
- ^ “日本のメガネ屋「インド企業と経営統合」のなぜ オンデーズがレンズカートと組む狙いとは - 東洋経済ONLINE”. 東洋経済ONLINE (2022年8月12日). 2023年6月3日閲覧。
- ^ a b c d e f g Fujikon corporation株式会社 (2020年5月22日). “全国の医療機関・自治体(559箇所)へ医療用マスクを合計100万枚以上寄付致しました。”. PR TIMES. 2023年7月16日閲覧。
- ^ 佐藤孝之 (2020年4月19日). “福井県が全世帯にマスク購入券 50枚入り2箱と交換”. 朝日新聞Degital. 2023年7月16日閲覧。
- ^ “「アベノマスク」より「福井のマスク」に称賛の声 全世帯に100枚買える全国初の取り組み”. ハフポスト日本版 (2020年4月20日). 2023年7月16日閲覧。
- ^ ウシジマ (2020年4月23日). “福井新聞に掲載されました!マスク第1便到着”. FUJIKON HOLDINGS. 2023年7月16日閲覧。
- ^ ウシジマ (2020年4月23日). “日刊県民福井に掲載されました!「県民用マスク」到着”. FUJIKON HOLDINGS. 2023年7月16日閲覧。
- ^ Fujikon corporation株式会社 (2020年4月30日). “フジコン マスク5月1日より6000万枚〜最大1億枚を供給”. PR TIMES. 2023年7月16日閲覧。
- ^ ウシジマ (2021年9月7日). “鯖江市の児童に安心・安全を届けたい!!”. FUJIKON HOLDINGS. 2023年7月16日閲覧。
- ^ Fujikon corporation株式会社 (2020年5月9日). “医療用マスク100万枚を全国の医療機関と自治体に寄付致します。「みんなで一緒に医療従事者に感謝しよう!プロジェクト」発足のお知らせ”. PR TIMES. 2023年7月16日閲覧。
- ^ ウシジマ (2020年5月25日). “チアドリームプロジェクト!FUJIKON男子で踊ってみた!”. FUJIKON HOLDINGS. 2023年7月16日閲覧。
- ^ Fujikon corporation株式会社 (2020年5月26日). “営業再開をする施設・店舗向けに「『コロナに負けるな!』営業再開応援セット」を販売開始しました”. PR TIMES. 2023年7月16日閲覧。
- ^ Fujikon corporation株式会社 (2020年6月19日). “【不要なアベノマスクを寄付しよう】子ども用マスク10枚と500円分のクーポン券に交換”. PR TIMES. 2023年7月16日閲覧。
- ^ Fujikon corporation株式会社 (2020年9月10日). “【MADE IN SABAE】チタン製 超軽量フェイスシールド発売開始! 医療現場も認めるクリアな視界”. PR TIMES. 2023年7月16日閲覧。
- ^ Fujikon corporation株式会社 (2020年11月11日). “【新型コロナ第3波 早期予防対策】高精度な識別能力「新型コロナウイルス 抗原検出キット・抗体検査キット」(各1,500円~) 並びに医療用「血中酸素濃度測定器」の販売を開始。”. PR TIMES. 2023年7月16日閲覧。
- ^ Fujikon corporation株式会社 (2020年12月9日). “【応募先着100施設へ寄付】行政・医療機関・高齢者介護施設向けに、新型コロナウィルス抗原検査キット(研究用)を1,000個寄付致します【ドイツLuxus Lebenswelt社開発 】”. PR TIMES. 2023年7月16日閲覧。
- ^ “【福井】新成人へ抗原検査キットを フジコン、鯖江市に500セット寄贈”. 中日新聞web (2021年1月1日). 2023年7月16日閲覧。
- ^ “【日刊工業新聞】新成人へ抗原検査キットを フジコン、鯖江市に500セット寄贈”. FUJIKON HOLDINGS (2021年1月5日). 2023年7月16日閲覧。
- ^ Fujikon corporation株式会社 (2021年12月3日). “オミクロン株対応!フジコンプラスでは全ての検査キットが新たな変異ウィルス「オミクロン株」に対応可能であることを確認しています【国内の第三者機関にて精度確認試験で精度検証済み】”. PR TIMES. 2023年7月16日閲覧。
- ^ Fujikon corporation株式会社 (2022年1月11日). “オミクロン株対応の検査キットがバイク便で当日届く!法人様のまとめ買いや大口注文にも対応!”. PR TIMES. 2023年7月16日閲覧。
- ^ Fujikon corporation株式会社 (2022年1月28日). “【緊急的に200施設へ寄付】検査キット不足が深刻化!重症化しやすいとされる高齢者介護施設向けに、抗原検査キット(研究用)を2,000個を寄付致します。”. PR TIMES. 2023年7月16日閲覧。
- ^ Fujikon corporation株式会社 (2022年5月23日). “企業・団体向けに厚労省認可の「医療用抗原検査キット(体外診断医薬品)」の紹介サービスを提供開始”. PR TIMES. 2023年7月16日閲覧。
- ^ “テレ朝動画「新春3夜連続ドラマ 破天荒フェニックス」”. テレビ朝日 (2020年1月1日). 2023年7月16日閲覧。
- ^ “劇団TEAM-ODACが小説「破天荒フェニックス」を舞台化、主演は伊崎央登”. ステージナタリー(ナターシャ). 2022年5月31日閲覧。
- ^ “破天荒フェニックスが舞台化!経営者も起業を目指す人もベンチャーもサラリーマンも見てほしい内容”. フジコンホールディングス (2022年12月14日). 2023年6月3日閲覧。
- ^ “小説「破天荒フェニックス」が舞台化!私役・藤田徳之も実名で出演しますので、乞うご期待!”. フジコンホールディングス (2022年12月7日). 2023年7月17日閲覧。
外部リンク
- 藤田徳之 - LinkedIn
- 藤田徳之 (noriyuki.fujita.71) - Facebook
- フジコンホールディングス
- オンデーズ (OWNDAYS)