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新潟市タクシー運転手強盗殺人事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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新潟市タクシー運転手強盗殺人事件[注 1]
場所 日本の旗 日本新潟県新潟市東区
日付 2009年11月1日
午前1時30分ごろ
原因 不明
攻撃手段 殺人
攻撃側人数 不明
武器 刃物
負傷者 0名
損害 売上盗難
犯人 男性
容疑 殺人
動機 金銭目的か
対処 2024年で発生から15年となるものの、法律によりこの殺人事件時効成立を取りやめ、長期捜査を続けている。
管轄 新潟県警察新潟東警察署捜査本部
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新潟市タクシー運転手強盗殺人事件(にいがたしタクシーうんてんしゅごうとうさつじんじけん)は、2009年11月1日に、新潟市東区タクシー運転手が何者かに刃物殺害された未解決事件である。

「新潟タクシー事件」とも呼ばれる。

事件発生から2024年で15年の節目を迎えるが、時効成立を取りやめ長期捜査は続けられているものの、いまだに被疑者は不明のままである。

また、警察庁による捜査特別報奨金対象事件でもある。

事件現場の状況

2009年11月1日午前1時30分頃、新潟県新潟市東区空港西一丁目の路上に停車中のタクシーが発見され、タクシー内からは運転席シートにもたれ掛かるような状態で倒れ、上半身からを流しているタクシーの男性運転手(当時63歳)の遺体を発見した。遺体は刃物などを刺されており、タクシー内にあった売上金はなくなっていた。

捜査本部がある新潟東警察署(現・新潟警察署)の調べによると、車内の料金メーターの状況などから、運転手の男性は料金精算の際に襲われたとみられるという[1]。さらにタクシーの車内から男性の血で車の下にも血痕が広がるなど、運転手男性が大量の出血をしていたことから、犯人は返り血を浴びている可能性もある[1]

事件の経過

容疑者の特徴

新潟県警は、被害者のタクシーに乗車した最後の犯人と推測。JR新潟駅前の監視中の防犯カメラに録画されていた動画を一般に公開した。 また、時効のない事件として、被疑者検挙と、事件解決に繋がる、情報提供を呼びかけている。

2015年5月には、別の角度から男を捉えた新たな映像も公開された[3]

脚注

注釈

  1. ^ なお、新潟県警の正式呼称は、『新潟市東区空港西一丁目におけるタクシー運転手被害強盗殺人事件』。

出典

  1. ^ a b 『タクシー強盗殺人事件、最後の乗客の行方を追う 新潟』 MSN産経ニュース 2009年11月4日 2010年12月21日閲覧[リンク切れ]
  2. ^ a b 刺され出血性ショック死 新潟タクシー運転手殺害」『47NEWS』2009年11月2日。2010年12月21日閲覧。オリジナルの2014年1月8日時点におけるアーカイブ。
  3. ^ 新潟市東区空港西一丁目におけるタクシー運転手被害強盗殺人事件

関連項目

外部リンク