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RIZIN.42

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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RIZIN.42
イベント詳細
シリーズ RIZIN
主催 RIZIN FF事務局
開催年月日 2023年5月6日
開催地 日本の旗 日本
東京都の旗東京都江東区
会場 有明アリーナ
開始時刻 午後2時
試合数 全13試合[注 1]
放送局 スカパー!
ABEMA
U-NEXT
RIZIN 100 CLUB
RIZIN LIVE
三重テレビ放送
入場者数 14,930人(主催者発表)
イベント時系列
RIZIN LANDMARK 5 RIZIN.42 RIZIN.43

RIZIN.42(ライジン・フォーティートゥー)は、日本総合格闘技団体「RIZIN」の大会の一つ。

2023年5月6日東京都江東区有明アリーナで開催された。本大会は同会場で行われた初の総合格闘技大会でもある。

概要

RIZIN LANDMARK 5からわずか一週間後に行われた今大会は、第4代RIZINバンタム級王者・堀口恭司が2023年3月6日付での自身のフライ級転向に伴うバンタム級王座返上を受け、7月30日の超RIZIN.2で行われる第5代バンタム級王座決定戦進出を賭けたバンタム級マッチ2試合がダブルメインとして行われ、RIZIN.33以来約1年半ぶりの参戦となる朝倉海が復帰戦として元谷友貴と、井上直樹RIZIN.40の『RIZIN×BELLATOR 全面対抗戦』の次鋒戦でキム・スーチョルに判定勝ちを収めたフアン・アーチュレッタとそれぞれ対戦し、アーチュレッタが判定勝ち、朝倉が3RKO勝ちを収め、両者によるバンタム級王座決定戦が決定した。

キックボクシングのYA-MAN三浦孝太とMMA特別ルールで対戦したほか、K-1を離脱した安保瑠輝也城戸康裕、そしてK-1 WORLD MAX 2004・2006王者のムエタイ世界王者ブアカーオ・バンチャメーク[注 2]といったK-1出場経験を持つ3人がキックボクシングルールで参戦し、ブアカーオが安保と、城戸が木村"ケルベロス"颯太とそれぞれ対戦し、城戸が木村に判定負け、ブアカーオと安保は互角の攻防を繰り広げ判定0-0のドローとなった。ブアカーオ vs. 安保戦ではブアカーオと2度対戦した元キックボクサーの魔裟斗がPPV生中継のゲスト解説を担当した。

地上波では三重テレビ放送で5月30日夜8時から115分枠で放送[1]

対戦カード

第1試合 キックボクシングルール 69.0kg契約ワンマッチ 3分3R
× 日本の旗 城戸康裕 vs. 日本の旗 木村"ケルベロス"颯太 ○
3R終了 判定0-3
第2試合 MMAルール 57.5kg契約ワンマッチ 5分3R
ウズベキスタンの旗 ラマザン・テミロフ vs. 日本の旗 浜本"キャット"雄大 ×
1R 4:06 TKO(グラウンドパンチ
第3試合 MMAルール 66.0kg契約ワンマッチ 5分3R
× 日本の旗 山本琢也 vs. 日本の旗 横山武司
1R 1:24 アームバー
※山本が前日計量で規定体重を1.6kgオーバーしたため、横山が勝利した場合のみ公式記録となり、山本にレッドカード提示によるペナルティ(50%減点)が与えられた状態から試合が行われた。
第4試合 MMAルール 57.0kg契約ワンマッチ 5分3R
× 日本の旗 伊藤裕樹 vs. 日本の旗 山本アーセン
3R終了 判定0-3
第5試合 MMAルール 71.0kg契約ワンマッチ 5分3R
× 日本の旗 岸本篤史 vs. ロシアの旗 ビクター・コレスニック
2R 2:57 TKO(スタンドでのキック)
第6試合 MMAルール 66.0kg契約ワンマッチ 5分3R
日本の旗 佐々木憂流迦 vs. 南アフリカ共和国の旗 ボイド・アレン ×
3R終了 判定3-0
第7試合 MMAルール 66.0kg契約ワンマッチ 5分3R
× 日本の旗 芦田崇宏 vs. 日本の旗 摩嶋一整
1R 4:43 ヴォンフルー・チョーク
第8試合 MMAルール 57.0kg契約ワンマッチ 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ジョン・ドッドソン vs. 日本の旗 竿本樹生 ×
3R終了 判定3-0
第9試合 MMA特別ルール 66.0kg契約ワンマッチ 5分2R
× 日本の旗 三浦孝太 vs. 日本の旗 YA-MAN
1R 3:13 TKO(グラウンドパンチ)
第10試合 キックボクシングルール 70.0kg契約ワンマッチ 3分3R
タイ王国の旗 ブアカーオ・バンチャメーク vs. 日本の旗 安保瑠輝也
3R終了 判定0-0(ドロー)
第11試合 MMAルール 71.0kg契約ワンマッチ 5分3R
ブラジルの旗 ホベルト・サトシ・ソウザ vs. アメリカ合衆国の旗 スパイク・カーライル ×
3R終了 判定3-0
第12試合 MMAルール 61.0kg契約ワンマッチ 5分3R
× 日本の旗 井上直樹 vs. アメリカ合衆国の旗 フアン・アーチュレッタ
3R終了 判定0-3
※アーチュレッタがバンタム級王座決定戦進出。
第13試合 MMAルール 61.0kg契約ワンマッチ 5分3R
日本の旗 朝倉海 vs. 日本の旗 元谷友貴 ×
3R 2:25 KO(ボディへの膝蹴り)
※朝倉がバンタム級王座決定戦進出。

カード変更

負傷などによるカード変更は以下の通り。

  • 征矢貴 vs. ラマザン・テミロフ → 征矢が練習中に右膝の右内側側副靭帯部分断裂で全治10週間と診断された為、浜本“キャット”雄大が代役出場[3]

脚注

注釈

  1. ^ 当初は全14試合を予定していたが、伊澤星花 vs. 山本美憂戦が山本の右膝前十字靭帯断裂でRIZIN.45に延期となったため全13試合となった。
  2. ^ ブアカーオはこれまで所属ジムにちなんだ『ブアカーオ・ポー.プラムック』のリングネームを名乗っていたが、本大会より改名。また、ブアカーオは同年4月1日に公式Twitterで投稿されたエイプリルフール企画として榊原信行CEOと共に登場している。

出典

  1. ^ FEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI & RIZIN.42の完全版が三重テレビにて放送決定! RIZIN公式サイト (2023年5月16日) 2023年5月27日閲覧
  2. ^ 山本美憂、怪我によりRIZIN.42欠場が決定。引退試合は大晦日に延期へ RIZIN FIGHTING FEDERATION オフィシャルサイト 2023年4月3日
  3. ^ RIZIN.42 対戦カード RIZIN FIGHTING FEDERATION オフィシャルサイト 2023年4月13日

外部リンク