とう

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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同音の漢字(音読み)はWiktionary:漢字索引 音訓 ‎と#トウ参照

とお も参照。

日本語

動詞

とう【う、う】(歴史的仮名遣い:とふふ、ふ】)

  1. 答え情報を教えてもらうために話す質問する。訊く。
    「清掃人夫を求めているのは、こちらでしょうか」と、問うた。(佐藤垢石『泡盛物語』)
  2. 責任犯罪容疑追求する。
    罪に問う。
  3. (多く「問われる」の形で)能力価値が試される。
    真価が問われる。
  4. (「問わない」「問わず」などの形で)条件制約がない。あらゆる場合を含む。
    東西を問わず
  5. 訪れる」、「訪う」の古風な言い方。
    我学友はあるいは台湾に往き、あるいは欧羅巴に遊ぶ途次、わざわざ門司から舟を下りて訪うてくれる。(森鴎外『鴎外漁史とは誰ぞ』)
ワ行五段活用
と-う

発音

と↘う

類義語

(語義1に対して)

(語義2に対して)

派生語

名詞1

とうう、う】

  1. (「とうの」「とうに」「とうから」の形で)期待されるより以前。
    昨夜などはあんなに遲く私の寢るまでもあか/\點いてゐた河向ひの徳次の家の灯も夙うに見えない。(若山牧水『姉妹』)〔1907年〕
    先程から鳴聲一つ立てないのは、疾う死んしまつてゐたからである。(中島敦『盈虚』)〔1942年〕
  2. (古語)はやく

語源

形容詞しの連用形「とく」から。

発音(?)

東京アクセント
と↘ー

類義語

派生語

名詞2

とう

  1. アブラナフキなどの花軸花茎

派生語

縮約形

とう(歴史的仮名遣い:とふ

  1. 〜と言う。〜と呼ぶ。〜と呼ばれる。
    そのあむあきづはやぐひ かくのごと なにおはむと そらみつ やまとくにあきづしまとふ古事記雄略天皇

語源

格助詞+動詞言うから。