Windows、Mac、Linux の各パソコンで動作する Chrome ブラウザの管理者を対象としています。
企業や学校の IT 管理者は、Microsoft Windows、Apple Mac、Linux の各パソコンに Chrome ブラウザをインストールできます。インストール後は、ユーザーによる Chrome ブラウザの使用に適用される 200 以上のポリシー(アプリと拡張機能、データ セキュリティとプライバシー、ブラウジング環境などに関するポリシー)を管理できます。
使ってみる
組織のパソコンに Chrome ブラウザをインストールするための基本的な手順をご覧ください。
ポリシーを管理するプラットフォーム: クラウド Windows Mac Linux
クラウドから Chrome のポリシーと拡張機能を管理する
Google 管理コンソールを使用して、次のことを行えます。
- 組織内のすべての Windows、Mac、Linux パソコンで動作する Chrome ブラウザを管理する
- パソコンレベルの 100 以上のポリシーを適用する(ユーザーが管理対象アカウントにログインしているかどうかに関係なく適用される)
- Chrome アプリと拡張機能を簡単にインストールしてブロックする
- ブラウザのバージョン、インストールされているアプリと拡張機能、適用されているポリシーが一覧表示されたレポートを表示する
- ユーザーレベルのポリシーを適用する(使用するデバイスに関係なく、ユーザーが管理対象の Google アカウントにログインすると適用される)
申し込んで利用を開始する: Chrome ブラウザ クラウド管理を設定する
オンプレミス ツールを使用してポリシーを管理する
MSI(Windows)とポリシー テンプレートをインストールする
Chrome Enterprise には、組織のデバイス(Windows、Mac、Linux)に Chrome ブラウザをインストールして管理するために必要なすべてのファイルが含まれています。
- Microsoft インストーラ(MSI): 管理対象の Windows パソコンに Chrome ブラウザをインストールする際に使用します。
- 管理用テンプレート: 管理対象のパソコン(Windows、Mac、Linux)に組織のポリシーを設定する際に使用します。
ファイルを取得する: Chrome Enterprise バンドル | バンドルの内容
オンプレミスでポリシーを適用する
Chrome ブラウザをユーザーのパソコンにインストールした後、任意のオンプレミス ツールを使用して、ユーザーによる Chrome ブラウザの使用を管理するポリシーを適用します。ユーザーが Chrome ブラウザを使用しているかどうか、またはアカウントにログインしているかどうかに関係なく、ポリシーを適用できます。管理者はポリシー(ユーザーが変更できない)を適用することも、デフォルトの設定(ユーザーが変更できる)を適用することもできます。
- Windows グループ ポリシー、または Mac の設定ファイルや JSON ファイルに適した任意のツールを使用して、ポリシーを適用します。
管理対象パソコンに Chrome ブラウザのポリシーを設定するをご覧ください。
- または、Windows レジストリを更新してポリシーを適用します。
- initial_preferences ファイルを使用してデフォルトのユーザー設定を展開します。
注: Chrome ブラウザ 91 以降では、master_preferences ファイルが initial_preferences に置き換えられます。サービスの中断を最小限に抑えるために、Chrome では引き続き両方のファイル名がサポートされます。さらなる変更を実施する場合は Chrome Enterprise リリースノートで改めてお知らせいたします。
従来のブラウザのアプリをサポートする
組織は Chrome ブラウザを活用する一方で、Internet Explorer などの代替ブラウザを必要とする古いウェブサイトやアプリにも引き続き簡単にアクセスできます。これを実現するには、従来のブラウザのサポート(LBS)を展開するだけです。ユーザーが Chrome ブラウザでリンクをクリックすると、従来のブラウザを必要とする URL は自動的に従来のブラウザで開きます。
従来のブラウザのサポートを設定する: Windows | Mac
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