ユーザーによるアプリのインストールを承認したら、追加の権限リクエストを含むアプリのアップデートを管理する方法を選択できます。たとえば、アップデートでアプリ内購入や ID 情報へのアクセスがリクエストされる場合があります。
デフォルトでは、追加権限をリクエストするアプリはすべて、承認済みリストから削除され、追加権限を承認するまで、ユーザーによるダウンロードは許可されません。ただし、アプリの自動再承認をセットアップすることを選択した場合は、リクエストされた新しい権限の内容に関係なく、そのアプリは自動的に再承認されます。
承認済みのアプリが新しい権限をリクエストしたら知らせるメール通知をセットアップすることもできます。
注: EMM プロバイダによっては、EMM コンソールから直接、アプリの権限を管理することもできます。詳しくは、ご利用の EMM プロバイダにお問い合わせください。
自動再承認をセットアップする自動再承認は、承認済みのどのアプリにもセットアップできます。入力した設定は、選択したアプリにのみ適用されます。
注: 承認済みリストにアプリを追加すると、プロセスの一環として承認の設定をセットアップするかどうかを求めるメッセージが表示されます。なお、これらの設定は必要に応じて後で変更できます。
- managed Google Play にログインします。
- [アプリ] メニューから [管理対象のアプリ] をクリックします。
- 目的のアプリをクリックして、アプリの詳細ページを開きます。
- [承認の設定] をクリックします。
- 自動再承認を有効にするには、[このアプリから新しい権限をリクエストされたときにアプリの承認を維持します] を選択します。リクエストされた新しい権限の内容に関係なく、アプリは自動的に再承認されます。
- 再承認するまでストアからアプリを削除するには、[このアプリから新しい権限をリクエストされたときにアプリの承認を取り消します] を選択します。この設定では、追加または削除対象の権限は新しい権限と見なされるため、手動の審査と承認が必要となります。
- [保存] をクリックします。
メール通知の設定はグローバルな設定です。一回設定するだけで、すべての承認済みアプリに適用されます。
- managed Google Play にログインします。
- [アプリ] メニューから [管理対象のアプリ] をクリックします。
- いずれかのアプリをクリックして、アプリの詳細ページを開きます。
- [承認の設定] をクリックします。
- [通知] タブをクリックします。
- 通知を受け取るメールアドレスを([登録メールアドレスを追加] に)入力し、[追加] をクリックします。登録メールアドレスは、何件でも追加できます。
- [保存] をクリックします。設定した各登録メールアドレスに、メールアドレスの確認を求めるメールが届きます。
- 次の操作を行う必要があることを登録メールアドレスのユーザーに伝えます。
- 受信したメールの [確認] ボタンをクリックします。
- [メール通知の配信登録] ページで、[登録] をクリックします。
- managed Google Play にログインします。
- [アプリ] メニューから [アップデート] をクリックします。
- [新しい権限が必要] セクションで、承認するアプリの横にある [同意] をクリックします。
管理者が新しい権限リクエストを承認すると、ユーザーはアップデートをダウンロードできるようになります。
EMM コンソール内からアプリの権限を設定する
EMM プロバイダが managed Google Play iframe を使用している場合は、EMM コンソールから直接、managed Google Play ストア内のアプリを検索し、承認することができます。
設定手順は上記の手順とほぼ同じです。ただし、iframe は managed Google Play ストアを自動的に開き、検索ボックスを使って、設定対象のアプリを検索できるため、ログイン情報を入力する必要はありません。