共に前進する

Nikeのコミットメント

Nikeは、2020年から2025年までの期間において、29の意欲的な企業目標を設定して<a href="/en/newsroom/releases/fy23-nike-inc-impact-report" rel="noopener noreferrer">目的に向けた取り組みを推進</a>し、4つの分野に注力しています。

NIKE, Inc.は、より公平でインクルーシブな慣習を築くことで現在の8万人の従業員を支え、未来の働き手を生み出しています。

多様性、公平性、インクルージョン

NIKEの野望は、女性たちの最大の擁護者になること。私たちはピッチやコートで、そしてNIKEの社内でも、女性たちに公平な機会をもたらすことに、これまで以上に力を注いでいます。2023年度の目標：グローバル全体の従業員のうち女性が占める割合を50％に、リーダー的な職位を女性が占める割合を45％に達成状況：女性が占める割合は従業員の51％、リーダーでは44％

ジェンダーエクイティの推進

NIKEは、インクルーシブなリーダーシップには、人種やジェンダーにとらわれない従業員構成が必要であることを理解しており、この領域での成長を可能にするプログラムを導入しています。2023年度の目標：ディレクターレベル以上の職位について、米国内で人種的および民族的マイノリティが占める割合が30％達成状況：上記の割合は34％

リーダーシップの機会の拡大

NIKEは、多様性こそが創造性を育んでイノベーションを加速させ、その実現によってのみ私たちは成長し、進化できると確信しています。2023年度の目標：米国の従業員に占める人種的、民族的マイノリティの割合を35％に達成状況：上記の割合は41％

未来に向けた人材育成

従業員の多様性の拡大

才能は平等に与えられていますが、機会はそうではありません。 だからこそNIKEは、歴史的に排除されてきたコミュニティの人々を向上させるための学術機関に投資しているのです。2023年度の目標：歴史的黒人大学（HBCU）やヒスパニック系教育機関（HSI）に、1,000万ドルを投資達成状況：470万ドルを投資

次世代への投資

Nike従業員の半数以上が販売店、配送センター、Air MIの店舗で働いていることを考慮すると、Firstlineの従業員にキャリアを伸ばす機会を提供することはきわめて重要です。2023年度の目標：FirstlineのAthleteがコーポレート部門の職に就けるよう、空きのある職種に応募する機会を増やす達成状況：定性目標 - 詳しくは2023年度インパクトレポートを参照

チームの構築とチームへの投資

成長機会の提供

NIKEは毎年、すべての従業員のレベルにおいて、賃金の平等を100％維持しています。2023年度の目標：すべての従業員のレベルにおいて、賃金の平等を年間ベースで100％維持達成状況：賃金の平等を100％維持

賃金の平等の実現

NIKEは、インクルーシブな待遇やプログラムを豊富に提供し、チームメイトやその家族が身体的、精神的、経済的に健全かつ幸福でいられるようサポートします。 2023年度の目標：他社に劣らない正当な待遇を全従業員に提供する達成状況：定性目標 - 詳しくは2023年度インパクトレポートを参照

待遇の向上

私たちは、従業員エンゲージメントとインクルージョンを構築するうえで重要な役割を果たすNIKEの従業員リソースグループへの投資を継続し、焦点を当てています。2023年度の目標：エンゲージメントとインクルージョンの両方において、ベンチマーク企業の上位4分の1にランクインする達成状況：エンゲージメントは80％、インクルージョンは78％

関わる、包含する、帰属する

体ひとつあれば、誰もがアスリート -- 私たちの使命は、世界中のすべてのアスリートにインスピレーションとイノベーションをもたらすことです。 障がいのあるアスリートも例外ではありません。2023年度の目標：あらゆる能力のアスリート*に向けて、私たちのブランド、私たちの体験、私たちの製品、私たちの施設、そして私たちの会社へのアクセスを改善することに、引き続き力を注いでいきます。達成状況：定性目標 - 詳しくは2023年度インパクトレポートを参照

アクセシビリティの推進

Nikeのリーダーには、帰属意識を育むインクルーシブなリーダーになるための学習を含め、職能開発や自己の成長を促す機会が提供されます。2023年度の目標：インクルーシブリーダー研修を修了したヴァイスプレジデントの割合を100％にする達成状況：41％がリーダーの資格を取得

インクルーシブなリーダーの育成

多様性に富むチームのキャリアの目標を後押しし、チームメイトがNIKEで持てる力を最大限に発揮できるようサポートします。2023年度の目標：米国の人種的、民族的マイノリティと世界中の女性を対象とする職能開発に主眼を置く投資を2倍にする達成状況：10.5倍（80万ドル）を投資

キャリアアップの促進

あらゆる意味での多様性が、私たちをチームとして強くします。 NIKEがダイバースサプライヤーとの協業を優先しているのはそのためです。2023年度の目標：ダイバースサプライヤーへの支出累計10億ドル達成状況：14億ドルを支出

サプライヤーの拡大

ビジネスにおけるインクルージョンの推進

世界規模のサプライチェーンで、Nikeはより良い慣行の導入や透明性の向上を促し、一人ひとりが優れた力を発揮できる体制を実現しようとしています。

責任ある調達体制の構築

健康で安全な職場環境は絶対不可欠です。 この目標達成に向け、Nikeは戦略的サプライヤーと協力します。2023年度の目標：戦略的サプライヤーの健康で安全な職場の構築割合100％達成状況：健康で安全な職場の構築割合76％を達成

サプライチェーンで働く人々の健康と安全をサポートするために

健康と安全を優先する

ジェンダーエクイティに注力しているサプライヤーと協力し、その目標達成に向けた取り組みを支援することが私たちの目標です。2023年度の目標：職場でのジェンダーエクイティを実現する戦略的サプライヤーを100％に達成状況：23％が職場でのジェンダーエクイティを実現

サプライチェーンにおけるジェンダーエクイティの目標

ジェンダーエクイティを推進するサプライヤーの支援

業界全体で健康とウェルビーイングを維持するためには、この価値観を共有するサプライヤーとの協力が不可欠です。2023年度の目標：100％の戦略的サプライヤーが従業員エンゲージメントの調査、改善を実施達成状況：52％が調査、改善を実施

従業員のエンゲージメントと心身の健康を最優先

ポジティブな企業文化の推進

労働、健康、安全、環境に関する基準に交渉の余地はありません。 Nike, Inc.は、共に厳しい課題に取り組むサプライヤーと連携しています。2023年度の目標：広範なサプライチェーンにおける100％の施設で、労働、健康、安全、環境に関するNIKEの基本的な基準を達成達成状況：施設の70％がNIKEの基準を達成

NIKEの行動規範：サプライヤー向け

期待される基本的な水準の向上

豊かなコミュニティを築くには、すべての子どもが遊び、スポーツに取り組める環境が欠かせません。 Nikeが、特に女性や女の子のために、世界中のパートナーとともに変化を起こしている理由はここにあります。

若者のスポーツの未来をサポート

次世代のためにスポーツを発展させるには、支援の届きにくいコミュニティの女の子や子どもたちに焦点を当て、スポーツに参加しやすくする必要があることを、私たちは認識しています。2023年度の目標：サステナブルなコミュニティインパクトを促進するために、主要都市で子どもたちの運動をサポートし、本拠地では50％の女の子の参加に向けてリソースを提供達成状況：Nikeは110万人以上の子どもの運動を直接サポート – そのうち48％が女の子

Nikeはすべての子どもたちのために遊びやスポーツに投資しています。アクティブに活動する次世代を育むことは、より健康的で公平な未来の実現につながるからです。

子どもたちをアクティブに

スポーツを通して未来のアスリートたちを後押し

私たちはひとつのチームとして成功を収めるのです。 構造的な偏見に向き合い、フィールド外で包括性を促進していけば、フィールド内での参加の公平性を向上でき、誰もが勝利の機会を得られるはずです。2023年度の目標：公平な機会の構築と人種間の不平等への対処に取り組む組織を支援するために1億2,500万ドルを投資達成状況：1億1,100万ドルを投資

Nikeは、出身地、肌の色、能力、また誰を愛するかにかかわらず、すべての人々が活躍できる未来を構築するために力を尽くしています。

コミュニティへの恩返し

インクルーシブなコミュニティの構築

Nikeが地域社会に貢献する際に中心的な役割を担うのは、Nikeの従業員です。 Nike従業員は、私たちが生活し、働き、活動している都市のサポーターであり、ボランティアであり、コーチです。 Nikeは従業員に、目的を実現する方法を見つけることを奨励しています。2023年度の目標：自身の地域社会に貢献する従業員数を増やし、全従業員に占める割合を35％以上に達成状況：従業員の30％が地域社会に貢献

Nikeが地域社会に貢献する際に中心的な役割を担うのは、Nikeの従業員です。 Nikeは、私たちが生活し、働き、活動している都市で、寄付をしたり、ボランティアやコーチとして活動したりするNike従業員を後押しします。

従業員の取り組みに見合う貢献

貢献のカルチャーを育成

私たちは、目的達成につながる活動を推進するコミュニティ・パートナーを支援し、彼らや彼らが奉仕するコミュニティが最も必要とする場でインパクトを生み出すための力を与えることに重点を置いています。2023年度の目標：地域社会への貢献促進のために前年度税引前利益の2％を投資達成状況：2.10％を投資

Nikeは、より良い世界の実現に向けた取り組みの一環として、アクティブでインクルーシブなコミュニティに投資しています。その起点となるのは、私たちが実際に暮らし、働き、活動する都市です。

Nike Community Impact Fundの取り組み

より大きな目的の達成に向けて戦略的な投資を推進

スポーツの未来を守るため、私たちは二酸化炭素排出量、廃棄物、水、化学物質に対する画期的なイノベーションを拡大しようと粘り強く取り組んでいます。

地球を守るために

温室効果ガス排出量の削減は、責任ある事業運営を行ううえで極めて重要な要素です。 私たちが所有、運営するすべての施設においてその進展を続けています。2023年度の目標：再生可能電力への転換や車両のEV化を100％達成し、所有、運営する施設における温室効果ガス（GHG）排出の絶対量を70％削減する達成状況：再生可能電力への転換や車両のEV化を96％達成し、温室効果ガス（GHG）排出量を69％削減

二酸化炭素排出量削減に向けて

温室効果ガスの大幅削減の達成

製造と輸送は当社における温室効果ガス排出の2大要因であり、それらの排出量を現状より増やさないことを目標としています。2023年度の目標：製造および輸送における排出量変化0％達成状況：排出量が19％減少

ベストプラクティスの維持

NIKE, Inc.が排出量削減を推進する効果的な手段の1つとして、環境に配慮した素材の選択肢を模索します。2023年度の目標：環境配慮型素材（EPM）を50％使用し、排出量を50万トン削減する達成状況：環境配慮型素材（EPM）を45％使用し、排出量を86万1千トン削減

排出量削減の新手法の創出

持続可能性を重視した未来にとって不可欠なのは、廃棄物の最小化です。 私たちは、製造、物流センター、本社の施設全体で大幅な削減を目指しています。2023年度の目標：製造、物流センター（DC）、本社（HQ）において、1ユニットあたり10％の廃棄物削減達成状況：廃棄物を8％削減

無駄をなくす

真摯に廃棄物を削減する

廃棄物の転換は、自然資産の保護における重要な要素です。 NIKE, Inc.は、各施設全体で転換水準を高め続けています。2023年度の目標：廃棄物転換率100％、製造、梱包、各物流センター、各本社でのリサイクル率80％達成状況：廃棄物転換率98％、リサイクル率75％を達成

創意工夫による廃棄物の削減

循環型経済への移行に向け、NIKE, Incは材料再利用のための新たな方法を引き続き模索します。2023年度の目標：これまでの10倍の製品廃棄物（FPW）を再生、リサイクル、寄付する達成状況：再生、リサイクル、寄付された廃棄物が14倍に

循環性の追求

将来の世代がきれいな水を利用できるようにするために、NIKE, Inc.は、テキスタイルの加工でサステナビリティを向上できるよう、引き続きサプライヤーを支援していきます。2023年度の目標：テキスタイルの染色と仕上げにおいて、使用する真水の量を1キログラムあたり25％削減達成状況：真水の使用量を10％削減

Nikeの節水への取り組み

きれいな水の保全

Nike, Inc.は資源の保護とサプライチェーンのレジリエンスを重視し、 環境への負荷を減らすべく、水の再生に懸命に取り組んでいます。2023年度の目標：綿花に関連する広範なサプライチェーンにおいて130億リットルの水を再生達成状況：52億リットルの水を再生

水の再生を推進

サプライチェーン全体で優先度の高い化学物質10種を環境に優しい化学物質に変更することは、環境保護の一助になります。2023年度の目標：サプライチェーン全体で優先度の高い化学物質10種を環境に優しい化学物質に変更達成状況：2種をより環境に優しい物質に変更

有害化学物質の排除に向けて

化学物質の使用を改善

Nikeは、すべてのアスリートのために、インクルーシブかつ公平で多様性のあるサステナブルな世界を実現したいと考えており、科学的根拠に基づく目標によって私たちはそのビジョンの責任を負っています。 2023年度 NIKE, Inc.インパクトレポートで詳細をご確認ください。

コミュニティの力を通して、NIKE, Inc. はすべての人にとってより良い世界の実現に向けて前進

注力分野

私たちの目的は、いくつかの主要な優先事項によって実現します。つまり、多様性のある公平でインクルーシブなチームを構築し、透明性と責任あるサプライチェーンを推進することで、人々が活躍できるのです。 また、子どもたちやコミュニティがその能力を発揮できるよう、さまざまなリソースにアクセスできる機会を提供しています。 さらに地球を守るため、より持続可能なソリューションを取り入れ、その規模を広げています。

目標

主要なイニシアチブ

私たちの目的は、いくつかの主要な優先事項によって実現します。つまり、多様性のある公平でインクルーシブなチームを構築し、透明性と責任あるサプライチェーンを推進することで、人々が活躍できるのです。 また、子どもたちやコミュニティがその能力を発揮できるよう、さまざまなリソースにアクセスできる機会を提供しています。 さらに地球を守るため、より持続可能なソリューションを取り入れ、その規模を広げています。&nbsp;

Nikeの取り組みは、科学に基づく目標、女性と女の子のためにより良い未来を創造するという決意、そして完璧さよりも進歩を追求する考え方を指針としています。 2022年度Nikeインパクトレポートの詳細

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共に前進する共に前進する

2023年度 NIKE, Inc.インパクトレポート