5月13日、日銀の黒田東彦総裁は、参院デフレ脱却・財政再建調査会で、昨年4月の消費税率引き上げの景気への影響について「予想を超えた大きさだった」と語った。都内で2月撮影(2015年 ロイター/Toru Hanai) [東京 13日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は13日、参院デフレ脱却・財政再建調査会で、昨年4月の消費税率引き上げの景気への影響について「予想を超えた大きさだった」と語った。2013年4月の量的・質的金融緩和(QQE)の導入から2年余りが経過したが、総裁は「経済・物価情勢が大きく改善した」と評価し、為替相場についてもかつての過度な円高水準は修正されたとの認識を示した。