コーヒーチェーン大手のスターバックスコーヒージャパン(東京都渋谷区)は28日、店舗で販売しているドリンク商品の一部の価格を改定し、ドリップコーヒーなどで、売れ筋の「ショート(最小サイズ)」商品を2月15日から10~20円値上げすると発表した。 一方、「グランデ」、「ベンティ」といった容量の大きいサイズは10~20円値下げする。 コーヒー豆を中心とした各種原材料の高騰を踏まえ、「より適切な価格体系を検討した結果」(同社)としている。昨年夏以降にコーヒー豆の国際相場が値上がりして以来、大手コーヒーチェーンで価格改定を表明したのは初めて。 今回の価格改定により、ドリップコーヒーのショートサイズは現行の290円から300円に、「スターバックスラテ」の同サイズは320円から340円に値上げされる。