あとは野となれ山となれ

たいせつなものは目に見えないんだよ

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

デカいデカいと・・・

録画しておいた『ブラタモリ』を観た。今回は「八王子はなぜデカい?」だそうだ。 なぜ「デカい」なのか。そして今回はまた皮肉にも、案内役が女性の方だった。なのに、その方もいちいち「デカいんです」「デカいんです」と「デカい」を連発なさる。おそらく…

ありがた迷惑

ドアチャイムでお世話になった電器屋さんから請求書をいただいたので、朝一番で近くのATМに振り込みに出かけた。無事振込手続きを終えて家に戻り、改めて明細を見ると、「一日の支払限度額を超えています」と印字され、振込は終了していなかった。 たった4…

疎外と受容を思う『ガラスの海を渡る舟』寺地はるな著

コロナ禍中の2021年の序章から始まり、2011年の第1章から2021年の終章まで、10年間の兄妹の物語が、兄と妹交互の視点で語られる。 兄妹の父は他の女性のもとに去り、母親は料理の仕事で売れっ子になり不在がち。そんな中、二人はガラス工芸家の祖父の手で育…

はかなきもの

下校時の小学生の見守り当番を一緒にやっていた方が亡くなった。数日前に救急車で運ばれたとは聞いていたが、とても元気な方なので、すぐに戻ってみえるものと簡単に考えていた私は信じがたい思いだった。突然伴侶を失った奥様は、さぞかし戸惑ってみえるこ…

5月のある日

昨日電器屋さんが来て、玄関チャイムのスイッチを正規の物に交換してくれた。これでチャイム問題はスッキリ解決。請求書がまだなので費用はわからない。 今日は皐月の爽やかな青空が広がっている。 いろいろ嬉しい写真を記録のために並べる。 去年は南アフリ…

電器屋さんとのお付き合い

2か月ほど前に玄関チャイムが鳴らない時があることがわかり、どうやらスイッチボタンの不具合らしいことまでは突き止めたものの、自分で直すことはできそうもなかった。鳴らないことの方が少なかったので、まあいいかとそのままにしていたのだけれど、とう…

やっと出番が来た服と睡魔との闘い

この2年、コロナでめっきり外出の機会が減ったため、買ったきりなかなか出番がなかった綿レースのアンサンブルに、やっと着る機会がやってきた。民生委員・児童委員協議会の総会が、3年ぶりに開催されたのだ。 近くのスーパーの駐車場に集合して、3台の車…

明日死ぬと思って生きたい

ただ黙って債務を清算するのはあまりに悔しかったため、恥を忍んで書いた前回のエントリーに、思いのほか肯定的なコメントをたくさんいただいて、大いに慰められた。改めて優しい読者の方々に心から感謝するばかりだ。 長年抵抗してきたこの一件に、急にきち…

3年ぶりの中学校訪問と不本意な支払い

地域の青少年健全育成会の総会に出席した。一昨年から様々な行事がコロナによって中止となり、卒業式も一昨年は式自体がなし、昨年は生徒と教師のみで来賓なしだった。今年はごくごく一部の来賓の招待ということで、地域の中学校に行くのは3年ぶりだ。 今日…

お節介ながら『十七歳の帝国』再放送のお知らせ

先日ご紹介したNHKのドラマ『十七歳の帝国』。好評なのか(であれば嬉しい)、再放送されるようです。 21日(土)0:25 第一話 (金曜日の深夜) 1:15 第二話 その日の夜10:00に本放送の第三話の放送があります。 hikikomoriobaba.hatenadiary.c…

縮んだ話、悲しいことに・・・

中学生の時の弁論大会で、「大きくなりたい」というテーマで話したほど、ずっとチビだった私は、背が高くなりたいという願いを長いこと持っていた。 その弁論では、身長だけでなく、心のほうも大きな人間になりたいということを言ったのだけれど、結局どちら…

5月も半ばのどんより空模様と『十七歳の帝国』

5月も半ばを過ぎ、インテリアもすっかり夏仕様になったけれども、冷え性の私は、いまだ足首の冷えを感じないで過ごす日はいくらもない。今日もまたどんよりと雲がたちこめ、足首ばかりか膝までいくぶん冷えを覚える。 今年の皐月も、こんなはっきりしない天…

想像を絶するものとの壮大な物語『空の中』有川浩著

久々の有川さんの作品。けれどもこれは、著者のデビュー作で電撃ゲーム小説大賞を受賞した『塩の街』の次の作品で初期のものだ。よって、著者名は有川浩(現在は有川ひろ)。 近未来が舞台で、年号は200X年と記されている。今となっては過去の年号になってし…

13日の金曜日で思い出す

今日は5月13日金曜日。でもホラーの話ではない。そもそも、怪我や痛みの話に弱い私は、ホラーが苦手だ。 13日の金曜日は別に珍しくもなく、計算上では1年に1.7回ほどになり、年に1、2回で何年かに1度は3回という年もあるそうだ。ちなみに今年はこの5…

雨のお出かけ

このところ結構雨が多いように思うが、やはりのんきな365連休暮らしのお陰か、傘をさして出かける日はなかったようだ。 今日は木曜日で、日本語教室の日。支度をし、雨も降りそうだからと折り畳みの傘をバッグに入れて外に出ると、すでに霧のような細かな雨…

『ねこ物件』解約

初回を見たとき妙に期待してしまったが、2回目、3回目と見るにつれ肩透かしをくらうようで、ついに離脱することにした。 自分には合わないというだけで、楽しめる方もいるのだから、ドラマにしろ本にしろ、マイナスの評価はなるべくしないようにしているけ…

まだまだ続く歯科治療

2月の定期検診後に始まった左下一番奥の歯の治療も、本日5回目。前回作った土台を、今日はセラミックのかぶせ物に合わせて削る工程だった。 予約の時点で「次回は少し時間がかかります」と言われてはいたが、確かに、診察室滞在時間50分ほど、途中一度椅子…

良い物語と美味しいもの、原田ひ香著『古本食堂』は最強だ

またしても素晴らしい本に出合ってしまった。これだから読書はやめられない!と感じさせてくれた。著者はこんなに印象的な名前で、2007年にすばる文学賞を受賞後すでに著作も随分出ているようなのに、全く知らなかった。本作は今年の3月に出版(初出は昨年…

また山に登りたくなる『春を背負って』笹本稜平著

この著者のことを、警察官や探偵が主人公のミステリーを得意とする作家だと思っていたが、結構スケールの大きな冒険ものも書いているようで、本作品は、冒険まではいかないが、その範疇に入る作品だ。2014年に松山ケンイチ主演で映画化もされているらしい。 …

ピンクマーガレットほか

2月の下旬頃から咲き始めたピンクマーガレット、大変大きな株に成長し、長いこと楽しませてくれたが、いよいよその花も終わりを迎えたようだ。三分の一ほどに刈り込み、中にはまだ咲いたばかりでしばらく楽しめそうなものがあるので、そうした花だけを部屋…

青いカーネーション【追記あり】

少し早いがお花が届いた。 「青い」カーネーションだそうだ。 画像だとちゃんと青になっているが、肉眼ではどう見ても紫だ。でも、とてもシックで大人っぽい雰囲気。 カーネーションに青の色素はないから、ビオラやペチュニアの青の色素を作る遺伝子を組み込…

 五月らしい陽気になるかな?

今朝の天気予報では、今日の名古屋の最高気温は25度ということでちょっとやれやれという気分だが、このところ寒い日が続いた。 一昨日、久々に近所の割烹料理店に行くときなど、夜遅くなるであろうことも考慮して、初冬ならコート代わりになるフード付きのロ…

夢のような折り紙

木曜日の日本語教室の時、スタッフの一人が、友人の折り紙作品を持ってきて披露してくれた。 端午の節句にちなんだものが並んでいる。 パタパタとたたむと・・・、 こんなサイコロ状に。一辺が5センチほど。 柏餅と鯉のぼりと桃太郎の桃と「日本一」の旗と兜。…

退職生活10年目に・・・

世の中は大型連休とか。でも、なんとか有休を取得できる恵まれた人でやっと10連休というこのささやかな連休を、「大型」連休とか「ゴールデン」ウイークとか呼ぶのは、恥ずかしくないのだろうか。 社会では、想像もしなかったほど革新が進んだ分野もあるが、…