ハロー。とか言ってくるのがアップル製品である。
アメリカ西海岸のカラッとした陽気に、
ひんやりとしたガラスの画面と
リンゴのマークがきらりと光る。
こんばんは、黙劇です。
この記事は個人的な反省文みたいなものなので、
アップル製品へのdisというわけでなく、
アップル製品を選んで使ってきた私の経緯と思ったことを綴ったものです。
就職して数年経ったそのときの私は、
アップル製品で身をかためようと思った。
すこしお金はあるし、当時絵を描く環境でアドビのフォトショップを使いたい
（かっこよく言うと勉強したい）と思っていたからだった。
そしてなんとなくじぶんの可能性を広げてくれるのでは？
という淡いワクワク感もあった。
それまでアンドロイドのスマホを使っていた私は、
当時のアンドロイドの「もっさり感」がなんとかならんかなと思っていた。
iPhoneSE（初代）を買い、そのタイミングでMacBook Proも買った。
アドビにはフルセットのプランに入った。
ペンタブをバチバチっとつなぎ、
だらだらと絵を買いたり動画を見たりしていた。
iCloudは便利だし、サクサクと動くアプリもよかった。
その後、
・MacBook Proは画面が小さいなと思い、
中古のmac（デスクトップ）を買う。
・iPhoneSE（初代）の電池がダメになり、
iPhone13miniを買う。
という経過をたどる中、素直に思ったのは、
・アドビ、恐ろしくPCが重くなるし、高いし、なんなのこれ...。
・iPhoneに物理ホームボタンとイヤホンジャックが無くなり、は？と。
世の中の人たちを確認しようとネットサーフィンすると、
やはり「アドビ高すぎ」「iOSの更新が〜」「iPhoneのカメラデカすぎ」
などネガティブなコメントを散見する。
伏線？
でも便利だしこれで満足だしな〜とたかをくくっていたのでした。
ペンタブドライバ問題
ペンタブを新しくしたとき、
あたりまえのように「ドライバ」をPCへいれなきゃ使えない。
ここでmacOSの不適な笑いを見てしまったのだった。
ふつうにワコムさんのドライバのダウンロードページに行くと、
対応OSが書いてあり、もちろんmacも対応していると書いてあった、
がしかし、macOSにはバージョンがあり、
最新のバージョンには対応していないということだった。
えっ...
まあ確かにね〜。
そもそも板タブより液タブだったりタブレットで絵を描くのが一般的になっている現代、板タブをこそこそ使う人は少ないものね〜。
と、中古macである私は古いmacOSのバージョンだったこともあり、
普通に使えた。
しかし、このOSもどれだけ使えるんだ...?という不安がよぎる。
OSのバージョンが古いと、連動してサファリなどの既存アプリも更新できない。
もしなにかがあってPCかタブレットを入れ替えるとき、
次ははたして対応したドライバが存在するのか...？と。
アドビ高すぎ・重すぎ問題
お得なパックみたいな感じで月3,000円払っていたけれど、
実際使っていたのはフォトショがメインだった。
画像編集がメインのソフトなので、それに関連した機能がたっぷり実装されている。
そして私が使うのはペンタブとのサクサク感、最低限の編集機能だけで十分だった。
高くない...?
そして、クリップスタジオの方がよくない？
という検討の結果、月1,000円のクリップスタジオにしたのでした。
ベセルの「穴」許せない問題
USBタイプCとなったiPhone15、いいじゃんと思い実機を見ると、
「ダイナミックアイランドって....なに...」とドン引きした。
広がる画面のなかに、黒い「ふがし」みたいな棒がある。
ベゼル（画面と機器の間の黒いところ）が狭いから画面が大きく見えていいでしょ、
というのが最近の流行りらしく、
Google pixelやギャラクシーなども画面いっぱいに液晶があるものの、
カメラの点が画面のなかにポツンとあったりする。
これ、私は無理なのでした。
画面は画面で四角であってほしいのです。
想像してみてほしいんですけど、
映画館のスクリーンの画面にでっかい蛾がずっとついてたらと。
ちなみにiPhone13miniも全画面は完全な四角でなく、
1番上だけがえぐられている形となっていてなんだかなあと思っていた。
・・・ということで、まとめると、
絵の作業環境優先ということで、
ペンタブドライバ問題（PC）
アドビ高すぎ・重すぎ問題（作業ソフト）
ベセルの「穴」許せない問題（スマホ）
などなどの反省から、
アップル製品を卒業していくプランを立ててゆくのでした。
何を買おうかな...
