【コラボ小説】魔法に殺された家族と俺の復讐劇3
星乃夜月。
俺は選抜試験で、完璧に成功してしまった。
友達の雷人はべた褒めしてくれたし、先生には将来世界一の魔法使いになると期待されてしまった。
「なぁ、放課後さ、魔法教えてくんね?」
教室で、いつものように雷人がぶっきらぼうにつぶやいた。
「いいけど。」
「じゃあさ、丁度オレの父ちゃんが魔法の杖を製造しててさ…って、家族とかの話、しないほうがいいかー?」
「いいよ、別に。」
俺は家族が殺されてから本当に気が重くなってきた。もう、自分の心なんてどうでもいい。
「それはさてお