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好きの度合いは自分で決めていい


「手帳好き」と一言で言っても、どんな風に好きかって人それぞれですよね。

手帳デコが好きな人、カスタマイズが好きな人、色んな種類の手帳を集めるのが好きって人もいる。

私も「手帳が好き」と言っているけれど、何が好きなんだろう?ってはっきり言えなくて、「好きだと自分では思ってるけど、これ好きって言っていいのかな?」となんとなくずっともやっとしていました。

デコもそんなにするわけじゃないし、複数持ちしてるけど2〜3冊くらいだし……でも毎日手帳開いて何かしら記録したり感情を書き殴ったりメモしてるし、なんか自分と向き合う時間になるから手帳が好きなのかな?とか好きな「理由」をつけようとしてた。
はっきりと、「手帳のこんなところが好きです!」って言えないと、手帳好きと名乗ってはいけない気がして。

でも、SHEのコミュニティ内で「手帳が好きで、複数持ちしてる」「振り返りは簡単なものなら毎日、あとは1週間ごとと月末にする」と話した時、サポ隊メンバーに「それは手帳ガチ勢」と言われて、そこで初めて「あ、私でも手帳好きだって名乗っていいんだ」って気付いたわけです。


なんで自分からはっきり好きです!って言えなかったのかと考えてみたら、「手帳好きな他の人と比べたらそこまで使いこなしてるわけじゃないし……」って他の人と比べてたからなのかなと思いました。

私は手帳が好きなので、SNSでも手帳や文具好きな方の投稿をよく見てるんですよね。
すると、中には手帳6冊とか使い分けてる方々がいるわけですよ。これは日々の記録、お店の記録、体調ログ、デコメイン……などなど。


そういう情報を普段見ているから、「いや、複数持ってるって言っても2〜3冊くらいなんで、そんなガチってほどでは……」って気持ちだったんです。上には上がいるし、みたいな。

でも、手帳はそんなに使わないよって人やスケジュール管理がメインだよって人から見れば、「そこまで使ってるって好きだからでしょ」という感想になるわけで。

自分で勝手に「好きって言っていいレベルなんだろうか?」って、好きの度合いを他の人と比べてたんだなって気づいたんです。
 

ずっと他人軸で生きてきた私。
自分の「好き」すら他人軸になってしまっていたのかとさすがに少し悲しくなりました。

これは恐らくなんですけど、私は学生時代ハマっていた漫画やゲームがあって、旧Twitterでも趣味のアカウントの中でその話をよくしていました。
規模が大きいジャンルになってくると、時々「その程度で好きとか言わないでほしい」「ファンならグッズもCDも買うでしょ」みたいな過激派意見が出てくるんですよね。

その様子をよく見ていたので「過激派ファン怖い……あんまり言及しないでおこ」と身を潜めて(?)オタク活動家をしていました。
もちろん、穏やかなファンの方が圧倒的に多いけれど、過激な意見は目につきやすいんですよね。

そんな経験から「好きにもレベルがあって、ある程度のレベルに到達しないと好きだなんて言えない」といつの間にか無意識に考えるようになっていたのかもしれません。

「この人、◯◯好きとか言ってるけど、全然詳しくないじゃん」とか言われるんじゃないかと怖かったのかもしれない。

でも、自分が好きと感じているのなら、周りと比べる必要なんてないんだ。
もし、強い言葉を投げられたとしても、そんな言葉に振り回されるのももったいない。


私が感じた「好き」って気持ちをもっと大切にしていこうと思います。

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