いぬおさんの「行った(口コミ)」お店一覧 [食べログ]

クラブハリエ八日市の杜

八日市、新八日市/バームクーヘン、チョコレート、カフェ

3.54

150人

夜￥1,000～￥1,999

昼￥1,000～￥1,999

定休日: -サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数：5.0

先回は、彦根美濠カフェで味をしめたいぬおは、今度はおやつを目の前で作ってくれるシェフズカウンターに犬口さん、犬里、犬穂と一緒にやって来ました。お店は小さな森に囲まれた静かな雰囲気です。入り口前に立つと左側のガラス越しにホームページで見た椅子がありました。店内は右側がクッキーやお饅頭、左側にケーキのショウケースがあります。予約の10分前になったので、申し出て、席に座りました。椅子は、身長３ｍぐらいの人が座るとちょうどよいぐらいの大きさで（いぬおの感覚であって、ホントは普通のサイズの人に設計されいて、ステップもついていますので安心してください。）、振り返ると背もたれで後ろは見えませんし、犬でなく馬がきても周囲のことが気にならないように頭の付近に目隠しがついています。（目隠しはありますが、そんなわけありません。いぬおの勘違いだと思います。）椅子に横から滑り込めるよう、ひじ掛けが左右のいずれかについています。　　メニューは季節の果物とりんごのおやつが選択できました。メニューの選択は電話予約の際、事前に伝えておく必要があります。いぬおは、りんごで、他の3人は季節の果物のおやつです。　いぬおたち4人と、他の方2名がそろい、調理が始まりました。　　ホームページ上ではわかりませんが、ちょっとしたコース料理になっていて、食前おやつ→メインおやつ→食後おやつとなっています。調理は、男性一人と女性一人が行いました。男性のパティシエのひとが、果物をナイフでサクサク刻んでゆきます。女性のパティシエのひとは、りんごを炒め始めました。その所作はふつうの女の子といった感じで、鼻歌が聞こえそうなぐらい楽しげに作業をしていました。（途中からきづいたのですが、この方が中嶋シェフでした。）当然、調理の過程が見えますので、素材も味が変わらなければ、少々の傷などがあても良いというわけではありませんので、ならんでいる果物たちは曇りがなく、ピカピカです。特に柿は、ガラス細工と見間違えるほどでした。すべてのおやつについて言えることですが、香りが際立っています。来店時間に合わせて、材料をそろえるため、低分子の香り成分がなくならないうちに、提供されるためだと思います。説明を受けたのですが、何からできているかわからないメインのリンゴのおやつにかかっていた白いソースが、とても美味しく、犬であれば本来、お皿をぺろぺろなめて（おうちだとたまにします。）、美味しさをお伝えすべきところでしたが、中嶋シェフにドン引きされるといけないとおもい、ナイフで集めスプーンですくって食べるだけにしておきました。同じように隣の戌口さんも、ソースをかき集め、スプーンですくっていました。その所作とは裏腹に、中嶋シェフたちが作りだしたおやつの衝撃度は、たとえて言いうと、バッターボックスに立って稲村亜美に160㎞の速球を投げ込まれた感じです。　お寿司屋さんのカウンターで会話しながら、お寿司をたべるような、シェフズカウンターは、中嶋シェフが発案したと、若いパティシエの方が言っていました。シェフみずから、調理を行い、妥協のない材料を使い、この料金であることからすると、かねおくんでなくても、いぬおのそろばんからすると、とても、利益の上がるサービスだとおもえません。シェフは人と接することが大好きで、お客さんと作る喜びと食べる喜びを分かち合える空間を作ろうとしたのではないかといぬおは思いました。この「シェフズカウンター」を維持するに多大なるご苦労があると推察しますが、ぜひ続けていただきたいです。お力にはなりませんが、みすぼらしい白い犬も応援しています。

2019/11訪問

1回

手打ちうどんぶれーど・う