マリーア・イザベッラ・ディ・スパーニャ
マリーア・イザベッラ・ディ・スパーニャ (Maria Isabella di Spagna,1789年7月6日 - 1848年9月13日)は、両シチリア王フランチェスコ1世の2度目の妃。スペイン語名はマリーア・イサベル・デ・ボルボン・イ・ボルボン=パルマ(María Isabel de Borbón y Borbón-Parma)。
スペイン王カルロス4世と王妃マリア・ルイーサの四女として、マドリードで生まれた。
1802年7月、バルセロナで従兄に当たるフランチェスコ王太子(最初の妃マリーア・クレメンティーナと前年に死別していた)と結婚、12子をもうけた。
- ルイーザ・カルロッタ(1804年 - 1844年) 叔父にあたるカディス公フランシスコ・デ・パウラと結婚。女王イサベル2世の夫フランシスコ・デ・アシースの母。
- マリア・クリスティーナ(1806年 - 1878年) 伯父にあたるスペイン王フェルナンド7世の4度目の王妃。
- フェルディナンド2世(1810年 - 1859年)
- カルロ・フェルディナンド(1811年 - 1862年) カプア伯。ペネロープ・スミスと貴賤結婚。
- レオポルド(1813年 - 1860年) シラクサ伯。サヴォイア=カリニャーノ公女マリーアと結婚。
- マリーア・アントニエッタ(1814年 - 1898年) トスカーナ大公レオポルド2世妃
- アントニオ(1816年 - 1843年) レッチェ伯
- マリーア・アメリア(1818年 - 1857年) ポルトガル王子・スペイン王子セバスティアン・ガブリエル妃
- マリーア・カロリーナ(1820年 - 1861年) スペイン王位僭称者、モンテモリン伯カルロス妃
- テレーザ・クリスティーナ(1822年 - 1897年) ブラジル皇帝ペドロ2世皇后
- ルイージ(1824年 - 1897年) アクイラ伯。ブラジル皇女ジャヌアリア・マリア(皇帝ペドロ1世の娘)と結婚。
- フランチェスコ(1827年 - 1892年) トラパーニ伯。トスカーナ大公女イザベッラと結婚。
夫が1830年に死去した後は9年間未亡人で通したが、1839年1月にバルツォ伯フランチェスコと再婚した。