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オオニガナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オオニガナ
2007年9月、福島県会津地方 
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
: フクオウソウ属 Prenanthes
: オオニガナ
Prenanthes tanakae
学名
Prenanthes tanakae (Franch. et Sav. ex Y.Tanaka et Ono) Koidz.
和名
オオニガナ(大苦菜)

オオニガナ(大苦菜、学名: Prenanthes tanakae )はキク科フクオウソウ属多年草

特徴

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の高さは60-150cmあり、は有翼の柄をもって茎に互生し、茎を抱く。葉はアザミのように羽状中裂~深裂するがトゲはない。

花期は9-11月。円錐花序に10-20数個の頭花がつき、頭花の径は3.5-4cmで淡黄色。頭花の小花は26-39個つく。

分布と生育環境

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本州の近畿地方から東北地方に分布し、山中の湿原に稀に見られる。

保全状況評価

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2000年までの環境省レッドデータブックでは絶滅危惧II類 (VU)、2007年8月レッドリストでは準絶滅危惧(NT)にランクされたが、2012年8月のレッドリストでは、個体数が多いため、ランク外と判定された。

参考文献

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  • 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他編 『日本の野生植物 草本 III 合弁花類』(1981) 平凡社