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ブルー・マター (ジョン・スコフィールドのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ブルー・マター』
ジョン・スコフィールドスタジオ・アルバム
リリース
録音 1986年9月 ニューヨーク メディア・サウンド[1]
ジャンル ジャズフュージョン
時間
レーベル グラマヴィジョン・レコード
プロデュース スティーヴ・スワロウ
専門評論家によるレビュー
ジョン・スコフィールド アルバム 年表
スティル・ウォーム
(1986年)
ブルー・マター
(1987年)
ピック・ヒッツ・ライヴ
(1987年)
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ブルー・マター』(Blue Matter)は、アメリカ合衆国ジャズギタリストジョン・スコフィールド1986年に録音・1987年に発表したスタジオ・アルバム

背景

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スコフィールドはマイルス・デイヴィス・グループ脱退後に自身のリーダー・バンドを結成し、当初はリッキー・セバスチャンがドラムスを担当していたが、ベーシストのゲイリー・グレインジャーの紹介によりデニス・チェンバースを迎えた[2]。なお、普段チェンバースはバスドラムをツイン・ペダルで演奏していたが、本作のレコーディングではツイン・ペダルを持ってくるのを忘れ、シングル・ペダルを使用した[2]。収録曲のうち3曲では、ハイラム・ブロックリズムギターを担当した[3][4]

収録曲「ヘヴン・ヒル」は、スコフィールドが好んでいたバーボンのブランドに由来している[3]

反響・評価

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ビルボード』のコンテンポラリー・ジャズ・アルバム・チャートでは6位に達した[5]スコット・ヤナウオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「純粋主義のジャズ・ファン向きではなく、そうした人々は少し後にブルーノートからリリースされた諸作を聴くべきだが、ギター・フリークの興味は引きつけられるだろう」と評している[4]

トラック・リスト

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全曲ともジョン・スコフィールド作曲。

#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「ブルー・マター - Blue Matter」  
2.「トリム - Trim」  
3.「ヘヴン・ヒル - Heaven Hill」  
4.「ソー・ユー・セイ - So You Say」  
5.「ナウ・シーズ・ブロンド - Now She's Blonde」  
6.「メイク・ミー - Make Me」  
7.「ザ・ナグ - The Nag」  
8.「タイム・マーチズ・オン - Time Marches On」  

パーソネル

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脚注

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  1. ^ John Scofield - Blue Matter (1987, Vinyl) | Discogs
  2. ^ a b 2014年再発CD (WPCR-28059)ライナーノーツ(熊谷美広、2014年5月)
  3. ^ a b Phillips, Matt (2017年2月16日). “John Scofield: Blue Matter 30 Years On”. movingtheriver.com. 2021年10月10日閲覧。
  4. ^ a b Yanow, Scott. “Blue Matter - John Scofield”. AllMusic. 2021年10月10日閲覧。
  5. ^ John Scofield - Awards”. AllMusic. 2015年5月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月10日閲覧。

外部リンク

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