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伊藤幸弘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

伊藤幸弘(いとう ゆきひろ、1952年- )は神奈川県平塚市出身の教育カウンセラー不登校カウンセラー保護者カウンセラー伊藤幸弘教育研究所所長、一般社団法人自立支援英才塾 顧問、全寮制フリースクールLead顧問、青少年非行防止ネットワーク理事、元愛知県高浜市青少年育成指導員である。

2024年6月25日に伊藤幸弘塾は解体。2024年6月26日からは一般社団法人自立支援英才塾と全寮制フリースクールLeadの顧問となって精力的に活動している。この顧問先の2社は連携し、不登校・ひきこもり・非行・家庭内暴力に悩む青少年向けの全寮制フリースクールで自立支援施設である。24時間365日体制でスタッフが手厚くサポートし、生徒たちは学業復帰・社会復帰すべく自立(自律)を目指し、社会で強く生きていく力を養っている。そして、親子関係も修復させるため、伊藤幸弘と共に親御様に対してのカウンセリングやコーチングも行っている。アットホームさを大切にしつつ、生徒一人一人に寄り添い愛情と熱意を持って生活をサポートしている。生徒達は、毎日、寮から登校したり働きに出たりして、自立(自律)した生活を送りつつ、日々のプログラムや各種イベントでは協力し合い、子どもらしく、元気にのびのびと寮生活を過ごしている。一般社団法人自立支援英才塾は、3カ所に事業所があり、東京都世田谷区太子堂(三軒茶屋)で面談・通学制フリースクール(オンラインも含む)、親御様向けのカウンセリングスペースがあり、神奈川県川崎市高津区(溝の口)では、面談・通学制フリースクール(オンラインも含む)、全寮制フリースクール(女子寮)、親御様向けのカウンセリングスペースがある。神奈川県海老名市では、全寮制フリースクール(男子寮)、通学制フリースクール、親御様向けのカウンセリングスペースがある。全寮制フリースクールLeadは、2カ所に事業所があり、静岡県に全寮制フリースクール(男子寮)と埼玉県に通学制フリースクールがある。

経歴

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1952年神奈川県平塚市生まれ。高校3年生の時、傷害事件を起こし少年院へ。高校中退後、トラック助手や自動車板金加工をするが、20歳で平塚市を拠点とする構成員1万5千人の暴走族「相州連合」の2代目総長になる。道路交通法違反で再び逮捕され、刑務所で1年服役する。出所後、かつて勤めていた自動車修理会社の社長に温かく迎え入れてもらって更生することが出来た。会社に勤めながら、世の中のために生きることを誓い、様々な問題を抱える少年少女とその親たちへのカウンセリングや子供たちとの共同生活を送り更生・改善のボランティア活動を続ける。99年に会社を辞めてからも活動は継続し、5000人を超える不登校の相談者と向き合ってきた。また、自身の活動がNHK他、各局などで、ドキュメントなどが放送され、全国から問い合わせが殺到し、注目を浴びた。99年4月、国会からも青少年問題特別委員会の参考人として招かれた。現在も、子育てに悩む家庭や子どもたちのために活動している。2024年6月26日より一般社団法人自立支援英才塾と全寮制フリースクールLeadの顧問となり、日々精力的に活動している。

出演番組

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テレビ

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ほか多数

ラジオ

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出版

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  • 伊藤幸弘『きっと、更生(よみがえ)る。-非行カウンセラーは元・暴走族』(くもん出版 1997年12月)
  • 伊藤幸弘『体当たり子直し‐元暴走族総長の子育て論』(小学館 1998年8月)
  • 伊藤幸弘『マジだぜ!‐元暴走族総長・ホンネ勝負の「子直し論」』(灯台ブックス 1999年7月)
  • 伊藤幸弘『僕たちは入らない人間ですか?‐少年院からの手紙』(扶桑社 2000年10月1日)
  • 伊藤幸弘『子供に悩まされる親 親にダメにされる子供』(扶桑社 2003年5月)
  • 伊藤幸弘『こんなオレでも生きててよかった‐非行、暴走、傷害、薬物・・・チンピラ先生、世直しと更生の軌跡』(扶桑社 2005年7月1日)
  • 伊藤幸弘監修、不登校ひきこもり解決事務局(株式会社イーメディック)『これがわかれば不登校は解決できる:目からうろこ「こうすればよかったのか!』(Kindle版

脚注

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外部リンク

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