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利用者‐会話:Lutheraner futhark

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こんにちは、Lutheraner futharkさん。はじめまして! ウィキペディア日本語版へようこそ!

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Lutheraner futharkさんがウィキペディアにおいて実り多き執筆・活動をなされることを楽しみにしております。--Trgbot 2009年12月21日 (月) 19:12 (UTC)[返信]

プロジェクト・キリスト教への参加のお願い[編集]

こんばんは。キリスト教に関してまとまった加筆をして下さっている編集者様がたにお願いをしてまわっております。プロジェクト‐ノート:キリスト教#プロジェクト再活性化の呼びかけ・どうか御参加下さいに書きましたが、ぜひプロジェクト:キリスト教に御参加頂けませんでしょうか。御参加頂ける場合、プロジェクト:キリスト教#参加者に署名をお願いします。また、出来れば新規に記事を作成された際、Portal:キリスト教/新着にも御報告頂けませんでしょうか。どうかよろしくお願い申し上げます。--Kinno Angel会話2013年1月31日 (木) 12:06 (UTC)[返信]

プロジェクト:キリスト教/キリスト教の記事名ガイドライン案への議論参加のお願い[編集]

プロジェクト:キリスト教に参加されておいでの2013年に活動されていた方々に、プロジェクトにおける大変重要な提案につき、個別にお知らせをさせて頂いております。

プロジェクト‐ノート:キリスト教に予告しておりました通り、プロジェクト:キリスト教/キリスト教の記事名ガイドライン案を作成しました。議論場所はプロジェクト‐ノート:キリスト教/キリスト教の記事名ガイドライン案です。

ガイドライン策定に御参加頂ければ幸甚です。今年も宜しくお願いします。--Kinno Angel会話2014年1月2日 (木) 11:30 (UTC)[返信]

お願い:「ルターシュタット」の校正[編集]

始めまして、HTTHといいます。プロジェクト・ドイツでこの分野で専門でおられる旨拝見し、声をかけさせていもらいました。「ルターシュタット」をドイツ語版から翻訳しましたが、キリスト教の関連の用語などを校正していただけないでしょうか? この分野に暗く、不適切な訳になっているかもしれないためです。もし校正いただけましたら幸いです。なお大議論になっているアイスレーベンのルターシュタット・アイスレーベンへの改名がありますが、これに巻き込むつもりはありません。思わぬことで迷惑をかける結果になっては申し訳ないので、その場合は、本件どうぞ捨て置いてください。よろしくお願いします。--HTTH会話2015年2月22日 (日) 20:33 (UTC)[返信]

翻訳記事における履歴継承のお願い[編集]

こんにちは。聖アンネン教会 (ダーレム)フランツェーズィシュ・ブーフホルツ福音主義教会などをドイツ語版から翻訳で作成されていらっしゃいますが、ドイツ語版からの履歴継承方法に関しましてお願いがあります。Lutheraner futharkさんは要約欄にドイツ語版の記事名を書いていらっしゃいますが、Wikipedia:翻訳のガイドラインによりますと、履歴継承を行う際はただ記事名を書くのではなく、de:Dorfkirche Dahlemのように要約欄から元記事へリンクを飛ばすことが推奨されております。今後、翻訳記事を作成される場合は要約欄からドイツ語版へリンクを飛ばして頂けますよう、お願い申し上げます。--さえぼー会話2016年10月22日 (土) 03:57 (UTC)[返信]

2021年ウィキメディア財団選挙の候補者を紹介します[編集]

こんにちは!

2021年ウィキメディア財団選挙が8月に始まります。今年の理事会選挙は、2021年8月4日から17日まで実施されます。ウィキペディア日本語版の編集者を含むウィキメディア・コミュニティのメンバーは、3年の任期で4人の新しい理事を選出する機会があります。理事会選挙の開始に先立ち選挙運動期間が設けられており、この期間中にコミュニティが候補者と顔を合わせる機会があります。

  • ウィキメディア財団における理事会の役割は何ですか?
理事会の簡単な説明はこちらをご覧ください
  • 候補者紹介
今回の選挙には20名の立候補者がいます。候補者についてはこちらをご覧ください

理事選挙をサポートするファシリテーター チームは、選挙運動期間中にいくつかの活動を用意しています。
7月31日(土)の19:30(JST)から、日本を含むアジア・太平洋地域のユーザーが候補者と交流できるオンラインイベントが開催されます。日本語による同時通訳も提供される予定ですので、どうぞお気軽にご参加ください。

こちらのフォームから事前に参加登録をお願いします。
フォームのプライバシーポリシーをご確認ください。

その他の活動については、メタウィキの理事選挙ページをご覧ください。

ご質問がございましたら、ファシリテーター選挙ボランティアまでお問い合わせください。

選挙ボランティア一同 2021年7月24日 (土) 15:06 (UTC)

このお知らせは2021年ウィキメディア財団理事会選挙ボランティアにより作成され、botにより配信されました。 •フィードバック •購読解除

まもなく終了 理事会選挙へ投票のお願い[編集]

Lutheraner futharkさん

こんばんは。お忙しい時間帯に恐れ入ります。

2021年ウィキメディア財団選挙は最終盤に入っております。これまでご協力いただいた皆様、ご投票いただいた皆様に心より御礼申し上げます。

もしLutheraner futharkさんが投票をお済ませでなければ、ぜひこちらから清き一票をお願いいたします。

ウィキペディア日本語版の運営にも深く関与する理事会の候補者の選出に際し、投票資格をお持ちの数少ないユーザーの一人であるLutheraner futharkさんのご意見を反映することは非常に重要だと考えています。

投票いただくに際し、まず19名の候補者からLutheraner futharkさんが支持する方をお選びください。 支持する候補者を選んだら、支持する順に候補者の名前を選び、投票ボタンを押すだけです。 所要時間は5分未満で、完全な匿名性が保証されます。

投票は、日本時間の9月1日(水)の朝9時に締め切られます。

ウィキメディア財団の運営にウィキペディア日本語版コミュニティの意見を反映させるために、Lutheraner futharkさんのご協力を重ねてお願い申し上げます。

どうぞよろしくお願いいたします。

--選挙ボランティア一同 2021年8月31日 (火) 11:13 (UTC)

このお知らせはウィキメディア財団2021年理事会選挙ボランティアにより作成され、botにより配信されました。 •フィードバック •購読解除

ドイツにおける教会税登録の際の選択肢[編集]

こんにちは。以前は「福音主義教会」と「福音教会」の問題では、大変ご迷惑をおかけしました。

最近改めてその周辺の項目を加筆修正しているのですが、その際、一点気になったことがあり、お伺いいたします。

「ドイツでは教会税申告時に所属教会を登録するが、「ローマ・カトリック教会」か「福音主義教会」かのどちらかを選択することになっている。」

とありますが、それでは、正教会東方諸教会復古カトリック教会などの信徒はどうなるのでしょうか?

もしご存知でしたらご教示いただければ幸いです。--Obendorf会話2021年8月31日 (火) 23:24 (UTC)[返信]

お訊ねした矢先に大変失礼致しますが、de:Kirchensteuer (Deutschland)#Kirchensteuereinzug durch den Staatを見ると、復古カトリック教会は教会税の選択肢に入っていますね。まさに「調べてから質問しろ」という感じで本当に申し訳ありません(汗)。しかし、正教会などはどうなのでしょうね…。--Obendorf会話2021年8月31日 (火) 23:38 (UTC)[返信]

Obendorfさん、教会税に関する鋭い指摘をありがとうございます。
ドイツにおける教会の法的地位はボン基本法140条に規定されています。そこでは、1919年のヴァイマル憲法において定められた教会に関する規定を踏襲するとなっています。従って、ドイツにある教会の法的地位は1919年のヴァイマル憲法時代のままであり、前例踏襲を繰り返しています。ヒトラー全権委任法によって、ヴァイマル憲法を葬ったと言われます。しかし、基本的人権とは異なり、ナチスは教会に関するヴァイマル憲法条文をそのまま踏襲したので、ヴァイマル憲法はキリスト教会を活かすために生き延びていたとも言えます。教会税を考える場合、参照する条項はヴァイマル憲法137条第4項であり、そこには「公法人上の社団たる宗教団体は、ラント法の規定に従って税を徴収する権利を有する」とあります。教会税の徴収はラント法、つまり州法によっておこなわれるとなっています。そのため、復古カトリック教会は、バーデン・ヴュルテンベルク州バイエルン州ヘッセン州ベルリンノルトライン=ヴェストファーレン州ラインラント=プファルツ州シュレスヴィヒ=ホルシュタイン州ザールラント州では教会税を得る権利を有していますが、他の州、特に旧東独地域では権利を持っていません。州の政治状況によって、教会税は左右されます。東方正教会はどの州でも認められていません。政治力の持つユダヤ教は復古カトリック教会と同様に旧西独地域では認められている州が多いようです。
加えて、教会税を徴収するための前提条件になっている宗教団体として公法人上の社団としての法的地位獲得も簡単ではありません。設立から50年から100年ほどの歴史を持たないと、公法人上の社団としての法的地位を獲得できないようです。したがって、出来たばかりの新興宗教団体は公法人上の社団としての法的地位は持つことは出来ません。公法人上の社団としての法的地位を得た後で、さらに州において政治力を持つことによって、はじめて教会税徴収に関する権利を得るというプロセスになっています。
ローマ・カトリック教会と激しい対立を乗り越える形で、復古カトリック教会は法的地位を獲得しました。教会税を得る法的地位を獲得するために必要なのは、人数の多さではなく、州における政治力の強さになります。ローマ・カトリック教会と復古カトリック教会の対立は、哲学者ハイデガーの幼少期に強い影を落としています。ハイデガーに関して、貧しかった実家に関する言及があります。経済的貧困の理由として、彼の実家が当時のバーデンで政治的に強かった復古カトリック教会と対立していたローマ・カトリック教会に属していたことにあります。この事情に関しては高田珠樹『現代思想の冒険者たち08 ハイデガー』講談社、(1996年)に詳しく記述されています。--Lutheraner futhark会話2021年9月1日 (水) 21:35 (UTC)[返信]
Lutheraner futhark様、大変詳しいご教示をありがとうございます。
なるほど、教会税という制度も、それを享受できるか否かも、一筋縄にはいかないものなのですね。
そのような中で、決して大きくも古くもない復古カトリック教会が法的地位を獲得したことは驚嘆です。
個人的に、私は聖公会の信徒であり、しかもいわゆる「ハイ・チャーチ」と呼ばれるカトリック寄りの伝統を重んずる部類に属すると自認する者ですので、フル・コミュニオン関係でもある復古カトリック教会には親近感があるのですが、ハイデガーのエピソードをお伺いして、また少し認識が改まりました。
ドイツのキリスト教会事情に関わる執筆者同士として、今後とも何卒よろしくお願いいたします。--Obendorf会話2021年9月2日 (木) 00:22 (UTC)[返信]

ルター派の祭服について[編集]

ところで、話は逸れますが、ご存知でしたらご教示いただきたいことがあります。

現代のドイツ福音主義教会に含まれるルター派教会牧師の祭服は 、ジュネーヴ・ガウンに白のタイという、いわば改革派的な祭服が主流とお見受けします。一方、北欧・バルト諸国のルター派、または、また早い段階で本国ドイツのルター派から分離独立した米国ルター派の一派であるミズーリ・シノッド英語版ウィスコンシン・シノッド英語版、またメインラインのアメリカ福音ルター派教会、そしてそれらの系列に繋がる日本福音ルーテル教会日本ルーテル教団などでは、白のアルバ典礼色ストラという、カトリックや聖公会に近いスタイルが多いようにお見受けします。

この差異は、いつどこから始まったのでしょう? 19世紀以降のドイツでは改革派との合同教会が多く、その影響を受けてカトリック的なスタイルをやめて改革派的なスタイルになった…ということでしょうか?

ご教示いただければ幸いです。--Obendorf会話2021年9月4日 (土) 19:19 (UTC)[返信]

Obendorfさん、ルター派教会における祭服の差異に関して私自身、関心を持っていました。私自身はルター派教会の信徒ですが、牧師ではないので、以下の記述は信徒としての視点であることをご了承下さい。
私個人は池袋の立教大学院に8年程在籍し、学内チャペル主日礼拝にも出席してこともありました。当時の立教大学チャペルはハイチャーチ的と言われていました。近くにあった杉並の聖公会聖マーガレット教会の礼拝にも出席したこともあり、池袋の学内チャペル礼拝がハイチャーチ的なことがよく理解できました。加えて、立教大学教授・立教学院院長 (聖公会主教)であった八代崇先生の学恩も忘れられません。八代先生のご意向により院生向け学内奨学金も頂き、感謝に堪えません。
ルター派牧師の祭服の差異はカトリック教会との距離から生じたと、私は見ています。使徒継承の下にあると自負している北欧のルター派、およびその流れの下にある米国、日本の教会はドイツのルター派より、カトリック教会に近い存在と言えます。そのため、祭服が白のアルバ典礼色ストラという聖公会、カトリック教会に近いスタイルなのだと思います。ドイツのルター派に見られるジュネーヴ・ガウン風祭服は、裁判官とも共通する高位公職者の制服として定着したようです。
19世紀プロイセン王国におけるルター派と改革派による合同教会の出現は、祭服に関しては復古的影響を与えました。この教会合同により、改革派教会の影響力が減退し、プロイセンのルター派は勢いを取り戻し先祖返りしました。当時のプロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム3世は改革派信徒でしたが、英国国教会のハイチャーチ礼拝を理想と見なし、プロイセン王国の福音主義教会礼拝を以前のミサ様式に戻すことを意図していました。教会合同に際して、フリードリヒ・ヴィルヘルム3世は合同教会礼拝式文を下賜しました。このミサ様式式文はフランス語で礼拝していたユグノー系教会とラインラント地域の改革派を例外として、プロイセン王国の改革派教会にも強制されたため、この式文が浸透することによって改革派教会は勢いを失い、数を減らします。この合同教会礼拝式文はカトリック教会ミサに戻った様式のため、他の面でも復古的傾向が顕著になりました。この前後からプロイセン王国の規模の大きなルター派教会では祝祭日を中心に牧師が聖公会、カトリック教会に近い白い祭服を着用するようになります。ただ、この傾向はプロイセン王国に限られ、ザクセン王国ヴュルテンベルク王国のルター派は従来のガウンで通していました。しかし、プロイセン王国が他の王国を併合していく過程で、ハイチャーチ的礼拝がドイツ各地にルター派に広がっていったと言われています。
現代のドイツ福音主義教会のルター派牧師祭服は基本的には黒ガウンに白タイですが、大規模教会を中心に祝祭日には白の祭服を着用することも珍しくはありません。最近、神学部を卒業した若い女性牧師たちの一部は、白い祭服を好む傾向があり、地方の小教会でもハイチャーチ的礼拝が広がっているようです。
プロイセン王国の伝統が強いルター派教会礼拝映像
〇東ベルリン・マリーエン教会 (牧師は白祭服)
グロリア・パトリ
https://www.youtube.com/watch?v=_9WvA84udZ8
2020年ネット向け礼拝
https://www.youtube.com/watch?v=pfgHMCkEdR4
〇マグデブルク大聖堂聖霊降臨祭 (牧師、アコライトも白祭服)
https://www.youtube.com/watch?v=oKgk4lEB2qw
〇マグデブルク大聖堂・中部ドイツ福音主義教会監督司式イースター礼拝 (白祭服)
https://www.youtube.com/watch?v=dOgEysO7me4
プロイセン王国に併合されたハノーファー地域の教会礼拝
〇ハノーファー福音ルター派教会礼拝 (白祭服に香も焚いています)
https://www.youtube.com/watch?v=n_hF8c8Uv7Q&t=1730s
非プロイセン地域だったルター派教会の礼拝
〇ヴュルテンベルク福音主義州教会ドイツ・ミサ礼拝時の牧師(質素な黒ガウン式服)
https://www.youtube.com/watch?v=D3rwepRGjRM--Lutheraner futhark会話2021年9月6日 (月) 02:02 (UTC)[返信]
Lutheraner futhark様、動画などの実例も含めた大変詳しいご教示をいただき、誠にありがとうございます。
――逸早くルター派と改革派の合同教会を成立させたプロイセンを筆頭として、19世紀に各領邦で改革派との合同が進んだことがルター派に影響して、祭服がジュネーヴ・ガウンのようになるなどの一層の「新教化」が進んだ――のではないかとばかり思っていましたが、逆にプロイセンでは英国国教会のハイ・チャーチを理想として、カトリック的な復古が行われたとは……全く目から鱗でした。
私が実際に渡独経験があるのは、主にミュンヘンニュルンベルクオーストリアなどの南東部、また空港のある関係上フランクフルトマインツ、あるいはJ.S.バッハの「聖地巡礼」としてアイゼナハライプツィヒ等のみでしたので、ルター派教会でアルバに典礼色ストラという祭服形式を見かけたことがありませんでした。
16世紀宗教改革の時点で、既にドイツのルター派はジュネーヴ・ガウンのような祭服が主流になり、一方で英国と同じく「国教会」として改宗した北欧のルター派ではカトリック的なスタイルが残された……ということでしょうか?
であれば、ミズーリ・シノッドやウィスコンシン・シノッドでは一体……?
ミズーリ・シノッドの聖餐式を映したこの動画では、「感謝聖別」(適訳を存じませんので聖公会用語を使わせていただきました)の場面を中心に、基本的に「背面司式」が行われていますね。
「対面司式」はルター派に始まった――という説を耳にしますが、実際はどうなのでしょう?
また、ルター派の教会堂内での「聖像」についても疑問に思っております。私の管見では、ニュルンベルクなどの南部のルター派教会では、リーメンシュナイダーファイト・シュトースなどの作による彫刻や絵画として、キリスト像・マリア像や聖人像が比較的良く残されているのを見かけた――という印象がありますが、実際はどうなのでしょう?--Obendorf会話2021年9月6日 (月) 06:05 (UTC)[返信]
Obendorfさんのルター派教会に関するご指摘を読んで、あらためて自分の所属している教会を見つめ直すことになりました。ありがとうございます。私自身は信徒ですので、牧師の職務をすべて理解しているわけではないことを了承下さい。

欧州のルター派の教会堂内で目立つ「聖像」の存在は、ルター派の信仰や教会理解を示しています。マルティン・ルター宗教改革は新たな教会を建設するのではなく、あくまでも神の福音に従うことにありました。神の福音が語られる教会を目指していただけであり、別組織を作り上げようとする意図は、ルターにありませんでした。結果として、カトリック教会から離れた福音主義教会が形成されましたが、ルターは「ルター派」という名称をつけることを否定し、福音を語ることにこだわりました。そのため、カトリック教会と同様にミサ様式の礼拝は継続され、会堂にある聖堂もそのまま置かれ続けました。礼拝の中心である聖餐に関するルターの共在説は、改革派教会象徴説、霊的臨在説に比較するとカトリック教会の「化体説」に近いと言えます。このような聖餐理解からも、ルター派福音主義教会にイエス・キリストの磔刑像や聖人像が置かれ続けていることが理解できます。
https://www.youtube.com/watch?v=6guIxygD_ms&t=162s

ミズーリ・シノッドの牧師による「背面司式」はルター派に残る保守性を示しています。やはり、ルター派では「対面司式」が主流だと思います。けれども、進歩的な教会が多いルター派ですが、保守的なミズーリ・シノッドやドイツの独立福音ルター派教会、福音ルター派自由教会では昔のスタイルを踏襲し、女性の牧師任職も認めていません。ただ、このような傾向はドイツ福音主義教会の一部、ラインラント福音主義教会内のルター派にも残っているようです。ドイツのルター派において、神学的保守主義はルター派州教会よりも、合同教会内ルター派の方が強いようです。

アメリカでは教会史の流れとは別に、アメリカ国内での各教派の社会的地位が祭服に影響を与えているとの話を、アメリカの教会を見てきた牧師や宣教師から聞きました。東海岸地域では米国聖公会に社会的地位の高い信徒が集まっており、アメリカ社会には聖公会の持つ礼拝文化に憧れやステータスを感じる階層が一定程度いるとのことです。そのような階層の者たちを教会員にしている会衆派教会 (United Church of Christ)やメトロポリタン・コミュニティ教会では、牧師の祭服として、白のアルバ典礼色ストラという聖公会スタイルが好まれるようになったと、聞いたことがありました。牧師祭服の通販カタログ (超教派)をアメリカ人宣教師から見せていただいたことがありましたが、白のアルバ典礼色ストラという聖公会スタイルの祭服が他教派からも好まれていることが分かりました。最近の北米では会衆派教会 (United Church of Christ)はもちろん、庶民的なメソジスト教会 (United Methodist Church) でも白い祭服に典礼色ストラというスタイルの牧師たちが目立つようです。この傾向は女性牧師が増加したことにも原因があるように見えます。--Lutheraner futhark会話2021年9月8日 (水) 06:22 (UTC)[返信]
Lutheraner futhark様、詳細なご返答をいただき、ありがとうございます。
大変興味深いお話で、何度も読み返して反芻させていただきました。
米国聖公会はいわゆるWASP層が多く、大統領輩出率も最多とのことですね。なるほど、それが他教派にとっては憧れとなっていると……
ルター派やメソジスト監督教会のみならず、会衆派教会などでもアルバにストラというスタイルが広がっているとは、大変驚きです。
私も、米国聖公会を発祥とする日本聖公会の信徒として、感慨を新たにしました。
改めまして、ご教示ありがとうございます。今後とも何卒よろしくお願いいたします。--Obendorf会話2021年9月12日 (日) 00:14 (UTC)[返信]

Evangelisch-lutherische Landeskirche Hannovers[編集]

Lutheraner futharkさん、こんにちは。ドイツの町記事の翻訳を行っている汲平会話)と申します。最近ハノーファー周辺の都市にチャレンジしているのですが、宗教の項でEvangelisch-lutherische Landeskirche Hannoversという教会組織が出てくるのですが、仮リンクにどのような訳語を当てるのが適切であるかわからず、ルター派に造詣の深いLutheraner futharkさんのお知恵を拝借したく、お邪魔しました。ご教示いただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。--汲平会話) 2022年11月29日 (火) 12:20 (UTC) (誤字修正しました-- 汲平会話2022年11月30日 (水) 00:51 (UTC)[返信]

汲平様、ご質問ありがとうございます。Evangelisch-lutherische Landeskirche Hannoversの訳語は『ハノーファー福音ルター派州教会』が適切と考えられます。その理由は、類似した名称を持つEvangelisch-Lutherische Landeskirche Sachsensを、私は『ザクセン福音ルター派州教会』と訳し、Wikipedia利用者から受け入れられているからです。Landeskircheを領邦教会と訳している歴史書もありますが、ハノーファーを含むドイツの場合、第1次世界大戦後王制が終焉し、領主が退位していますので、領邦教会としての法的性格はその時点で失っています。ヴァイマル憲法、ドイツ基本法において存続を許されている現在の教会は州教会であると言えます。
なお、ルター派州教会であっても、Evangelisch-Lutherische Kirche in BayernはKircheだけを用いて『バイエルン福音ルター派教会』という名称のところもあります。その場合は、単にルター派教会と訳しています。ルター派の名称を用いていない州教会、例えば、Evangelische Landeskirche in Württembergの場合は、『ヴュルテンベルク福音主義州教会』と私は訳しています。この場合もLandeskircheと明記されていますので州教会という訳にしています。
このような翻訳原則を用いるとニーダーザクセン州にあるハノーファー以外のルター派州教会の場合、Evangelisch-lutherische Landeskirche in Braunschweig『ブラウンシュヴァイク福音ルター派州教会』、Evangelisch-Lutherische Kirche in Oldenburg『オルデンブルク福音ルター派教会』になります。ニーダーザクセン州のエムデン周辺で有力な改革派州教会Evangelisch-reformierte Kirche (Landeskirche)は『福音主義改革派教会』という名称が適切と考えられます。
私自身、ドイツの全州教会Wikipedia項目の翻訳を目標にしていますが、まだ達成できていません。今年は、『ブレーメン福音主義教会』と『クーアヘッセン=ヴァルデック福音主義教会』を追加したに終わっています。目下、来春までにハノーファーかブラウンシュヴァイクのルター派州教会項目を訳したいと考えています。今後もよろしくお願いいたします。--Lutheraner futhark会話2022年11月29日 (火) 14:12 (UTC)[返信]
Lutheraner futharkさん、早速丁寧にご教示くださり、ありがとうございます。宗教関係に疎いので、これからもご指導くださいますようお願いいたします。--汲平会話2022年11月30日 (水) 00:51 (UTC)[返信]

利用者ページの保護について[編集]

こんにちは。はじめまして。柏尾菓子と申します。

最近「故意に編集フィルター記録に多量の動作ログを残しログ監視を妨害する荒らし」が流行しており、その一環でLutheraner futharkさんの利用者ページも標的となりました。そのため、2023年6月16日 (金) 04:46(UTC)に半保護されています(Logid/6516927)。詳細な理由は利用者‐会話:えのきだたもつ#利用者ページに対する半保護をご確認いただけると幸いです。不明な点がある場合は、答えられない可能性もありますが、可能な範囲で説明するため、お問い合わせください。あるいは、保護しないでほしい場合もお問い合わせください(確実に気づくために、通知していただけるとありがたいです)。何もない場合はこれはお知らせのため、返信は不要です。よろしくお願いいたします。--柏尾菓子会話2023年6月18日 (日) 07:53 (UTC)[返信]