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国鉄セムフ1形貨車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国鉄セムフ1形貨車
基本情報
車種 石炭緩急車
運用者 鉄道省
運輸通信省
運輸省
日本国有鉄道
所有者 鉄道省
運輸通信省
運輸省
日本国有鉄道
旧形式名 テタフ11700形、テタフ14000形
改造年 1928年昭和3年)
改造数 558両
消滅 1963年(昭和38年)
主要諸元
車体色
専用種別 石炭
軌間 1,067 mm
全長 6,135 mm
全幅 2,565 mm
全高 2,881 mm
荷重 14 t
実容積 17.6 m3
自重 7.3 t - 8.0 t
換算両数 積車 2.2
換算両数 空車 0.8
軸距 3,505 mm
最高速度 65 km/h
備考 *上記寸法は一例である
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国鉄セムフ1形貨車(こくてつセムフ1がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)およびその前身である鉄道省等に在籍した14 t 積の石炭緩急車である。

概要

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1928年(昭和3年)5月の車両称号規程改正によりテタフ11700形 100両(セムフ1 - セムフ100)、テタフ14000形 458両(セムフ101 - セムフ558)の 2形式合計 558両がセムフ1形1形式にまとめられた上で形式名変更された。

1933年(昭和8年)度より1935年(昭和10年)度にかけて全車に空気ブレーキの取り付けを行った。

車体塗色は一色であり、寸法関係は一例として全長は6,135 mm、全幅は2,565 mm、全高は2,881 mm、自重は7.3 t - 8.0 t、換算両数は積車2.2、空車0.8であった。

本形式より後に開発されたセムフ1000形は、車掌室が本形式同様狭く移住性が良くなかったため早期にセフ1形へ改造され1956年(昭和31年)に淘汰された。しかし本形式車掌室は、セムフ1000形よりわずかに小さかったにもかかわらず改造される事なく1963年(昭和38年)度に最後まで在籍した車両が廃車になり同時に形式消滅となった。

脚注

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参考文献

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  • 鉄道史料編集スタッフ『鉄道史料 第38号』(初版)鉄道史資料保存会、1985年5月。 
  • 鉄道史料編集スタッフ『鉄道史料 第39号』(初版)鉄道史資料保存会、1985年8月。 
  • 貨車技術発達史編纂委員会『日本の貨車-技術発達史-』(初版)日本鉄道車輌工業会、2008年3月1日。 

関連項目

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