コンテンツにスキップ

対頂角

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

対頂角(たいちょうかく,Diagonal angles)とは、2直線が交わってできる角のうち、向かいあった角のことである。[1]

図では、∠ a と∠ c、∠ b と∠ d が対頂角である。

対頂角はいつも等しい。[2]

対頂角の図

証明

[編集]

対頂角が等しいことは以下のように示せる。

一直線であるから、∠a+∠b=180°である。また、∠b+∠c=180°である。

だから、∠a+∠b=∠c+∠bが成り立つ。

両辺から∠bを引いて、∠a=∠cとなる。 (証明終わり)[2]

関連項目

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ 5分でわかる、「対頂角・同位角・錯角」の映像授業 | 映像授業のTry IT (トライイット)”. www.try-it.jp. 2023年12月11日閲覧。
  2. ^ a b 【2年4章】対頂角、同位角、錯角の指導について”. 東京書籍. 2023年11月16日閲覧。