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沖村憲樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

沖村 憲樹(おきむら かずき、1940年7月3日 - )は、日本の官僚。元科学審議官。科学技術振興事業団理事長を務めていた期間に第1回アジア科学技術フォーラムの開催、湯川秀樹ノーベル賞受賞論文などの電子アーカイブ化しての公開を始めた。

略歴

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  • 1963年(昭和38年)3月 中央大学法学部法律学科卒業
  • 1965年9月 国家公務員上級甲種試験(行政)を合格[1]
  • 1966年4月 科学技術庁入庁[2]
  • 1966年4月 科学技術庁研究調整局調整課
  • 1980年7月 科学技術庁振興局管理課情報室長
  • 科学技術庁計画局国際科学技術博覧会企画管理官
  • 1986年7月 科学技術庁科学技術政策局調整課長
  • 1989年6月 科学技術庁科学技術振興局企画課長
  • 1990年6月 科学技術庁長官官房総務課長[3]
  • 1991年6月 科学技術庁長官官房審議官(研究開発局担当)
  • 1992年6月 科学技術庁長官官房審議官(原子力局担当)
  • 1993年6月 科学技術庁長官官房審議官(長官官房担当)
  • 1994年7月 科学技術庁研究開発局長
  • 1995年6月 科学技術庁科学技術政策研究所長
  • 1995年12月 科学技術庁科学技術振興局長
  • 1996年6月 科学技術庁長官官房長
  • 1998年6月 科学審議官
  • 1999年7月 科学技術庁退官
  • 1999年 科学技術振興事業団専務理事
  • 2001年 同理事長
  • 2003年 独立行政法人科学技術振興機構理事長
  • 2007年 同理事長退任、顧問
  • 2007年 日本科学未来館運営総館長・運営アドバイザー(2011年退任)
  • 2007年 独立行政法人科学技術振興機構中国総合研究交流センター上席フェロー
  • 2013年 同特別顧問
  • 2014年 同日本・アジア青少年サイエンス交流事業推進室(さくらサイエンスプラン)室長

民間団体歴

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<理事長>

  • 2008年 公益財団法人全国地域研究交流協会(現 全日本科学技術協会)理事長
  • 2012年 一般財団法人材料科学技術振興財団理事長(2015年10月退任)
  • 2012年 公益財団法人科学技術広報財団理事長(2018年8月退任)
  • 2012年 一般財団法人能力開発工学センター理事長(2016年6月退任)
  • 2021年6月 公益社団法人 科学技術国際交流センター理事長

<理事> 公益財団法人立石科学技術振興財団、公益財団法人東京応化科学技術振興財団、公益財団法人日本学術協力財団、公益財団法人徳山科学技術振興財団、一般財団法人養蜂・薬草産業基盤復興促進協議会 等

<評議員> 一般財団法人日本科学技術連盟、公益財団法人岩谷直治記念財団、公益財団法人未来工学研究所、公益財団法人つくば科学万博記念財団、公益財団法人日本海洋科学振興財団 等

<顧問等> NPO法人STSフォーラム監事、一般財団法人先端技術産業戦略推進機構顧問、一般財団法人世界貿易センター東京顧問、高知県産学官連携事業化支援顧問、日本科学新聞社監事、中国科学院科技政策与管理科学研究所特別顧問、中国科学技術部中国科学技術信息研究所(iSTIC)特別研究者、中国北京交通大学 特任教授、中国科学院大学名誉教授、人民日報社国際問題研究センター外国人専門家委員会委員、中国 大連理工大学名誉教授

受賞

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  • 2010年 瑞宝重光章 日本国(内閣府)
  • 2015年 中国国家友誼賞 中華人民共和国
  • 2016年 中国国際科学技術協力賞 中華人民共和国
  • 2018年「改革開放40年間で最も影響力のある外国人専門家」に選出 中華人民共和国
  • 2019年 中華人民共和国建国70周年紀念賞 中華人民共和国

脚注

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先代
石井敏弘
科学技術庁研究開発局長
1994年 - 1995年
次代
加藤康宏
先代
坂内富士男
科学技術庁科学技術政策研究所長
1995年
次代
隆尾藤
先代
工藤尚武
科学技術庁科学技術振興局長
1996年
次代
青江茂
先代
石井敏弘
科学技術庁長官官房長
1996年 - 1998年
次代
興直孝
先代
岡崎俊雄
科学審議官
1998年 - 1999年
次代
加藤康宏
先代
新設
科学技術振興機構理事長
2003年 - 2007年
次代
北澤宏一
先代
吉村晴光
全日本科学技術協会(旧全国地域研究交流協会)理事長
2008年 -
次代
先代
井上義也
科学技術広報財団理事長
2012年 - 2018年
次代
広瀬研吉