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青砥橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東京都道318号標識
青砥橋
青砥橋(2018年7月) 地図
基本情報
日本の旗 日本
所在地 東京都葛飾区
交差物件 中川
建設 1985年昭和60年)1月[1][2]
座標 北緯35度44分44.4秒 東経139度51分34.1秒 / 北緯35.745667度 東経139.859472度 / 35.745667; 139.859472
構造諸元
形式 2及び3径間達続鋼床版箱桁 + 3径間連続鋼I桁 + プレテンションPC桁 [1]
材料 PC
全長 640.8 m[1][2]
23.0 m[1][2]
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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青砥橋 橋名板

青砥橋(あおとばし)は、中川に架かる東京都道318号環状七号線である。

概要

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1985年昭和60年)竣工であり、右岸(北詰)の東京都葛飾区青戸二丁目と左岸(南詰)の高砂一丁目の間を結んでいる[1][2]

歴史

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架橋以前

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現在、青砥橋が架かる中川の両岸の堤上の道は鉄道が発達する明治後期まではともに柴又帝釈天へ至る街道(帝釈天道)として機能していたが渡船はこの位置にはなく、上流の曲金の渡しか下流の諏訪野の渡しが主に利用されていた[3]

1985年の橋

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架橋まで

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架橋開始時。国土地理院 空中写真閲覧サービス CKT794-C7B-2を元に加工。 竣工直前。国土地理院 空中写真閲覧サービス CKT843-C7B-24 を元に加工。
架橋開始時。国土地理院 空中写真閲覧サービス CKT794-C7B-2を元に加工。
竣工直前。国土地理院 空中写真閲覧サービス CKT843-C7B-24 を元に加工。

青砥橋は環状7号線の中で最後に開通した区間(青戸八丁目ー奥戸陸橋)の一部であり、工事は1979年(昭和54年)10月に着手、1985年(昭和60年)1月に橋梁が完成した[1]。橋長:640.8 m、幅員:23.0 m[1][2]、主径間:115 m[4] の鋼連続箱桁橋(一部鋼鈑桁、およびPC桁)である。

周辺

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  • 諏訪野八幡神社
  • 高砂阿弥陀堂
  • 新中川通水記念公園
  • 葛飾区奥戸総合スポーツセンター温水プール、エイトホール、野球場
  • 高砂一丁目児童遊園
  • 葛飾区立諏訪野公園
  • 中原八幡神社
  • 青砥駅 - 徒歩で約7分。

隣の橋

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(上流) - 京成本線中川橋梁 - 高砂橋 - 青砥橋 - 奥戸橋 - 本奥戸橋 - (下流)

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 東京都建設局第五建設事務所 事業概要 付表 pp. 70-71
  2. ^ a b c d e 葛飾区教育委員会 『かつしかの橋 葛飾区橋梁調査報告書』、p. 1989年
  3. ^ 東京府南葛飾郡『東京府南葛飾郡全図』1905年
  4. ^ 橋梁年鑑 青砥橋 詳細データ - 日本橋梁建設協会橋梁年鑑データベース。2018年8月12日閲覧。

参考文献

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  • 葛飾区教育委員会 『かつしかの橋 葛飾区橋梁調査報告書』、1989年

関連項目

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座標: 北緯35度44分44.4秒 東経139度51分34.1秒 / 北緯35.745667度 東経139.859472度 / 35.745667; 139.859472