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Wikipedia:削除依頼/高群逸枝

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(*特)高群逸枝 - ノート

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議論の結果、特定版削除 に決定しました。

本記事初版において、「年譜」と題した節に記載された内容は、鹿野政直・堀場清子 著『高群逸枝』朝日新聞社〈朝日選書 291〉、1985年の333-335ページ（実際には該当するページにはページ番号は附されていませんが、332ページの次のページから始まる3ページ分を指します）に掲載されている「高群逸枝年譜」の記述に酷似しています。著作権侵害のおそれがあるため、初版である2005年7月21日 (木) 00:34(UTC)の版から、2005年9月5日 (月) 10:17(UTC)の版までの特定版削除（後述）を依頼いたします。

両者の相違は、

  1. 橋本憲三に関する記述が書籍のものより簡略になっている箇所がある。
  2. 表の構成が書籍は西暦、年号、各年における高群逸枝の年齢、各年の出来事であるのに対し、本記事初版は年号、西暦、各年の出来事の順であり、また年齢は示していない。
  3. 漢数字と算用数字、助詞の相違といった微細な相違、
    高群勝太郎の号や一九三一年一二月（書籍）→2月（本記事初版）、一九四七年一一月（書籍）→2月（本記事初版）のように、写し間違いと見られる相違が見られる。

といったものに限られており、これらを除く大半の部分で文言が一致していることから、本記事初版の年譜は書籍の年譜を改変したものとみられます。ここで改変元と考えられる書籍掲載の年譜は、高群逸枝の年譜と称しながら、橋本憲三に関する記述が多い、という特徴があります。人物を語るならば両者は不可分であるとはいえ、この年譜の橋本憲三への言及は単なる年譜としては過剰であり、作成者が二人の関係をどう見ているかがうかがえます。本記事初版の年譜は、上記1.の相違を経てもなおこの特徴を維持しており、また他の部分では細かな言い回しに至るまで文言が一致しています。刊行書名を示すのみの記述が続く部分があることを考慮しても、書籍の年譜と本記事初版の年譜に見られる類似は、同一人物について年譜を構成すれば必然的に生じ得る類似の程度を超えていると考えます。

なお、この書籍の旧版である、鹿野政直・堀場清子 著『高群逸枝』朝日新聞社〈朝日評伝選 15〉、1977年の330-332ページ（こちらも、該当するページにはページ番号は附されていません）にも同一の年譜が掲載されていますが、

  1. 1913年の記載。「熊本女学校四年終了」（朝日評伝選）「熊本女学校四年修了」（朝日選書）
  2. 1918年の記載。「娘巡礼記」の連載回数が「一〇四回」（朝日評伝選）「一〇五回」（朝日選書）

（いずれも太字は西村による）といった相違点が朝日選書版と一致するため、本記事初版が依拠しているのは朝日選書版であると思われます。また、高群逸枝 著・橋本憲三 編『高群逸枝全集 第10巻 火の国の女の日記』理論社、1966年の485-491ページに高群逸枝の別の年譜があります。こちらはより詳細な内容となっており、朝日選書の年譜もこちらの年譜を参照している部分があるようですので、可能であればこちらも御参照のうえ御検討ください。

最後に削除範囲について、本記事は初版以降、著作物性のないカテゴリ関係の編集が続いた後、2005年9月24日 (土) 16:37(UTC)の版で全面的に改稿されており、年譜部分もごく簡潔で書籍とは無関係なものに変更されています。初版が削除相当であるという結論となった場合、改稿版は要約欄に「wikify」とあるため少々奇妙な履歴となりますが、初版である2005年7月21日 (木) 00:34(UTC)の版から、全面改稿版の直前である2005年9月5日 (月) 10:17(UTC)の版までの特定版削除で対処可能であると考えます。--西村崇 2009年8月6日 (木) 14:52 (UTC)[返信]

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