2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧
6月23日は沖縄の「慰霊の日」でした。79年前のこの日、第2次世界大戦末期の沖縄戦で、日本軍の守備隊司令官が自決し、組織的戦闘が終結したとされます。沖縄戦の住民の死者は約9万4千人、沖縄出身の軍人軍属2万8千人余りを含めて、県民の約4分の…
その名前を久しぶりに目にしました。黒川弘務・元東京高検検事長です。2020年1月、63歳の定年を目前に、当時の安倍晋三政権が閣議決定で定年延長を決めました。国家公務員法の定年延長規定を「検察官も国家公務員だから」との理由で適用しました。こ…
改正政治資金規正法が6月19日に成立した後の週末に実施された世論調査の結果が3件報じられているのを目にしました。いずれも改正規正法に対する評価を尋ねています。各調査の質問は、それぞれ尋ね方は異なっていますが、肯定的な評価か否定的な評価かを…
鹿児島県警の本田尚志・元生活安全部長が内部資料を漏洩させたとして国家公務員法違反の疑いで逮捕された事件で、鹿児島県警は6月21日午後、野川明輝本部長らが記者会見し、本田元部長に対する捜査の結果や、野川本部長が警察官の犯罪を隠蔽しようとした…
政治資金規正法改正案が6月19日、参議院で可決され、改正法が成立しました。自民党の派閥パーティー券裏金事件を契機に始まった改正論議でしたが、終わってみれば抜け穴はそのままで「ザル法の改正もザルだった」と言わざるを得ない内容です。意外な結果…
鹿児島県警がネット上のニュースサイト「HUNTER(ハンター)」を家宅捜索していたことに対し6月19日、新聞労連が抗議声明を発表しました。日本ペンクラブも非難の声明を出しました。 新聞労連の声明は「情報提供者のメディアへの信頼を守り、正確な…
一つ前の記事の続きです。 在職中に知った秘密を漏洩したとして、国家公務員法違反容疑で鹿児島県警元生活安全部長の元警視正が逮捕された事件について、県警が公に説明している「不正な情報漏洩」とは異なるもう一つの構図が鮮明に浮かんでいます。マスメデ…
不正な情報漏洩か、それとも組織の腐敗を正そうとする告発か-。 鹿児島県警は5月31日、職務上知り得た秘密を退職後に外部に漏らしたとして、3月まで県警本部生活安全部長だった元警視正を逮捕しました。守秘義務に反したとの国家公務員法違反の容疑です…