イードのおくりもの:ファウズィア ギラニ ウィリアムズ (著), プロイティ ロイ (イラスト), 前田 君江 (翻訳)

お題「この前読んだ本」

イードのおくりもの

出版社からの内容紹介(絵本ナビより)

明日はイード。ラマダンの終わりを祝うお祭りです。
イスマトは、イードのために、家族におくりものを用意し、自分にはズボンを買いました。
だけど、ズボンのすそが指4本分長くて…。トルコの民話を元にインドでかかれた楽しい絵本。
読み聞かせにぴったりです!

これは何のための本か?

インドの絵本で、イスラム教のラマダンが題材となった作品。

 

この本を読む理由は何か?

異国のお祭を知るシリーズとして、図書館で借りて読みました。

 

この本が伝える大切なことは何か?

インドの食べ物を紹介する小さなコーナーがとっても魅力的で、この絵本を読んでビリヤニを3回食べました。

ビリヤニ → インドのスパイス入り炊き込みごはん。

総評

ストーリーがほっこりとしていて、おもしろいオチが用意されていて、いいんですよ。

表紙のトリさんとか、おじさん、なんかワクワク感があるでしょう。

 

そしてなにより、絵本で知る外国というものは、実に食べ物が魅力的です。

小さい頃に読んでいた絵本でも、とにかく食べ物が気になって。

大人になった今となっては、

「ほほう、ビリヤニ」

「ほほう、サモサ」

など、ランチのお店にホホイと行ったり、成城石井で買ってしまえるのがすごいです。

 

この絵本にも書いてあり驚いたのが、イスラム教の人口。

インドはといえばヒンドゥー教が有名ですが、イスラム教も15%くらいなのだそうで。

んでもって、インド自体が2022年現在で14億人ということなので、え、ざくっと2億?

インドの人口が非常〜に多いため、イスラム教徒の絶対数も非常〜に多い。

イスラム教は中東がメインというイメージがありますが、実際にはアジアの人数がめちゃ多いんですね。

 

絵本はこういうことが楽しくスッと読めるので、とても良いです。

子どもだけでなく大人も一緒に、あれこれ感想を言い合いながら使える媒体ですよね。

 

↓本のあらすじはコチラでどうぞ

イードのおくりもの