出版社からの内容紹介(絵本ナビより)
明日はイード。ラマダンの終わりを祝うお祭りです。
イスマトは、イードのために、家族におくりものを用意し、自分にはズボンを買いました。
だけど、ズボンのすそが指4本分長くて…。トルコの民話を元にインドでかかれた楽しい絵本。
読み聞かせにぴったりです!
これは何のための本か?
インドの絵本で、イスラム教のラマダンが題材となった作品。
この本を読む理由は何か?
異国のお祭を知るシリーズとして、図書館で借りて読みました。
この本が伝える大切なことは何か?
インドの食べ物を紹介する小さなコーナーがとっても魅力的で、この絵本を読んでビリヤニを3回食べました。
ビリヤニ → インドのスパイス入り炊き込みごはん。
総評
ストーリーがほっこりとしていて、おもしろいオチが用意されていて、いいんですよ。
表紙のトリさんとか、おじさん、なんかワクワク感があるでしょう。
そしてなにより、絵本で知る外国というものは、実に食べ物が魅力的です。
小さい頃に読んでいた絵本でも、とにかく食べ物が気になって。
大人になった今となっては、
「ほほう、ビリヤニ」
「ほほう、サモサ」
など、ランチのお店にホホイと行ったり、成城石井で買ってしまえるのがすごいです。
この絵本にも書いてあり驚いたのが、イスラム教の人口。
インドはといえばヒンドゥー教が有名ですが、イスラム教も15%くらいなのだそうで。
んでもって、インド自体が2022年現在で14億人ということなので、え、ざくっと2億?
インドの人口が非常〜に多いため、イスラム教徒の絶対数も非常〜に多い。
イスラム教は中東がメインというイメージがありますが、実際にはアジアの人数がめちゃ多いんですね。
絵本はこういうことが楽しくスッと読めるので、とても良いです。
子どもだけでなく大人も一緒に、あれこれ感想を言い合いながら使える媒体ですよね。
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